ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2012年1月30日  養老山(岐阜県養老町 859m)

2012年01月30日 | Weblog
この冬初めて雪山に登る。昨晩寝る前にアイゼン、ピッケル、カンジキのチェックをする。平日の山行は通勤通学のラッシュに会うのが疲れる。現役の時は電車内で遊び人を見て羨ましいと思ったもんだ。今も自分を見て誰かそう思っているかもしれない。
9:10養老鉄道養老駅を出発。月曜で休園の養老ランド前を通り、養老公園の滝谷を養老の滝に向かって歩く。予想に反してここら辺に雪は全くない。滝に近づくに従って徐々に雪道となり、所々踏み固めたところが氷っててよく滑る。慎重に坂を登る。9:50養老の滝。汗をかいたので小休止。迂回して滝の上に上がると雪が深くなったので、アイゼンをつける。昨日は日曜で登山者が多かったのか、道はよく踏まれているのでカンジキはいらない。尾根に出ると、木々の間から広大な濃尾平野と木曽三川が見えて素晴らしい。12:00養老山山頂。朝からいい天気であったが、雲が出てきた。伊吹山の方から大きな灰色の雲がどんどん湧き上がってくる。雪山は晴れている分には温かいが、かげると急に寒くなる。まだ風がない分助かる。山頂で30分で昼飯をすませ、12:30下山開始。登りは苦労したが、下りはほっといても足が動く。調子に乗ってたらアイゼンを足にひっかけて転んでしまった。用心、用心。シジュウカラがすぐ近くまで来て歌ってくれた。14:00養老の滝に到着。滝の下の道はまだ氷ってたのでゆっくり慎重に歩く。養老公園のベンチで一休み。地酒で乾杯。歩行時間4.5時間。

2012年1月24日  舟伏山(ふなぶせやま 岐阜県岐阜市 262m)

2012年01月24日 | Weblog
一昨日に登ったばっかりなので、今日は家でおとなしくと思っていたが、目が覚めたら素晴らしい天気だったので爺さんは山へ出かけることにした。朝に思い立ったときはお定まりの金華山である。今日はリバーサイドコースから金華山に登ってみる。JR岐阜駅前から10:55発32系岩井山かさ神行のバスに乗る。岐阜駅前のバスロータリーは乗り場が沢山あって迷っていたら親切な岐阜バスの女性のガイドさんに詳しく教えてもらった。有難うございました。11:30岐阜市古津バス停を出発。千鳥橋で長良川を渡る。川下にこれから登る舟伏山、金華山が見える。アップダウンがきつそうだ。鬱蒼とした竹林を歩き、中電の標識から山に取りつく。よく手入れされた竹林だ。枯葉が積もったクヌギ、コナラの林を歩く。葉がすっかり落ちた林は木漏れ日が当たって明るく、視界がきいて楽しく歩ける。
落ち葉を踏んで歩く音も耳に心地よい響きがある。12:30舟伏山山頂(262m)。昼飯時だけど見晴がよくないので先へ進む。長良川に沿った尾根歩きであるが完全に山が連なっているわけではない。舟伏山から一旦下界に降りなければならない。12:40~13:05中腹の見晴の良い鉄塔下で昼飯にする。学校も昼休み時間かすぐ下にある小学校から元気な子供達の歓声が聞こえてくる。いったん下界まで降りて再び金華山に向けて尾根を登る。ずーっと右側に長良川が見える。対岸には百々ヶ峰が連なっている。14:50金華山山頂に到着。平日のこの時間だとほとんど観光客もいなくて静かなもんだ。山頂売店の人も暇そうだ。15:05下山開始。馬の背コースで一気に下る。15:40岐阜公園に着。休憩室で岐阜の地酒「菊川」ワンカップで乾杯。歩行時間4.0時間

2012年1月22日  牛乗山(うしのりやま 愛知県岡崎市 174.3m)

2012年01月22日 | Weblog
愛知H会1月例会で岡崎の牛乗山に登る。昨晩遅くまで激しく雨が降っていたので今日の天気を心配していたが、朝起きて空模様を見たら曇ってはいるが雨の心配はなさそうだ。
10:30名鉄藤川駅を出発。国道1号線を地下道でくぐり、しばらく国道に沿って歩く。100Mくらいで裏道に入る。10:50関山神社。全員でトイレを借りたあと安全登山のお参りをする。神社右手の登山口から山道に入る。サカキ、コナラなどの原始林が鬱蒼と茂った薄暗い道である。粘土質の坂道なので滑って歩きにくい。急がずゆっくりと登る。これが逆に下りだったら滑りそうで怖い。11:10奥宮。本殿前に亀石と御神木あり。なんとなく亀に見える巨石の背中にヒノキの大木が聳えている。休憩後一畑山薬師寺に向かう。11:20一畑山薬師寺。こないだ来たのは平日だったので、人もいず静かだったが今日は日曜とあって混雑している。駐車場もいっぱいになっている。門松を撤去していた氏子さんに聞くと来週は節分会でもっと混雑するらしい。来週も来るように言われた。ここでもお参りをする。広い駐車場をつっきり登山道を進む。11:45牛乗山山頂。薄日が射して暖かくなった。眺めの良い平たい岩場を探し昼飯にする。南に五井山、宮路山、北に本宮山がよく見える。こんなにいい天気になるとは思わなかった。さすが晴れ男なり。
12:30下山開始。落ち葉を踏みしめて木漏れ日のコナラ林を歩く。眼下に藤川の町並が見える道に出たら数十メートル間隔で石仏が祭られている。それぞれの石仏の表情がみな違っていて面白い。13:00徳性寺。山号は大山(だいがんざん)となっている。ここでも国道を地下道でくぐる。川と踏切を渡り、東海道藤川宿に入る。昔ながらの家は少ない。数少ない旧家の前に「ご自由に中をご覧ください」と張り紙があり、見せていただく。中にいた地元のお爺さんにいろいろ説明してもらった。丁寧に二階まで案内してもらった。
13:50名鉄藤川駅に帰着。

2012年1月16日  八幡山(滋賀県近江八幡市 283.3m)

2012年01月16日 | Weblog
昨日大阪S会新年例会を終えて、名古屋へ帰る途中近江八幡で下車して琵琶湖を望む八幡山に登る。登山口公園の説明版によると八幡山城は豊臣秀次が築き、八幡山は鶴が翼を広げた形をしているので別名「鶴翼山(かくよくさん)」とも呼ばれているそうだ。10:35JR近江八幡駅を出発。駅前から大通りを前方に横たわる八幡山目指して歩く。この大通りは「ブーメラン通り」と表示あり。多分推測であるが、駅から八幡山に向かってくの字に曲がっているからだと思う。違ってたら近江八幡の皆様ごめんなさい。向かい風が強くて冷たい。これが琵琶湖を渡ってくる比良おろしか。11:15八幡公園に着。地図を持ってないので登山口が解らない。感を頼りに左の階段を上がる。道はやがて古い石垣の間を登りこのまま山頂へ行くかと思いきや石垣の上で道がつる草と竹林で遮断されてしまつた。仕方なくもとにもどる。やっと八幡山縦走コースの標識を探し出して安心。ロープウェイの下をくぐって登る。道に沿ってどんどん登ったら八幡不動明王の祠で行き止まりとなった。せっかく来たので靴を脱いでお堂に上がり般若心経を唱えてお参りする。しばらく戻ったら山頂へ続く道をうっかり見落としていた。12:10ロープウェイ山頂駅。12:20八幡山山頂北の丸跡に到着。琵琶湖の向こうに雪の比良山系を見ながら昼飯にする。風が冷たくて手がかじかんでくる。12:30昼飯も早々に下山する。縦走路途中から八幡神社の標識に従って下る。13:00日牟禮八幡に着。昨日の春日大社に続いて初詣する。八幡堀の河原に降りて散策し写真に撮る。13:30JR近江八幡駅。

2012年1月15日  奈良若草山(奈良市 342m )

2012年01月16日 | Weblog
大阪S会今年度新年例会で奈良の若草山に登る。近鉄奈良駅に9:30集合であるが、今回ヨシ坊がリーダーとなったので30分早めに行く。本日のメンバーは13名。9:30近鉄奈良駅を出発する。興福寺から一の鳥居をくぐり表参道を歩く。クロモジの大木の途中から竹が生えてる珍しい木があった。春日大社で全員安全登山の初詣をする。参拝後、鬱蒼と茂った大禰宜道を通り滝坂道に出る。滝坂道は奈良と柳生を結ぶ昔の幹線道路で江戸時代に敷かれた石畳が今でもそのまま残っている。寝仏、夕日観音、朝日観音など石仏が多い。11:40首切地蔵で休憩。先週の下見時より1時間オーバーしている。やはり10人以上のグループになるとスイスイと言うわけにはいかない。予定ではここから地獄谷コースであったが遅れているので峠茶屋への最短コースをとる。12:10峠茶屋に到着。茶屋前の小屋を借りて昼飯にする。小屋を借りることは先週茶店のご主人に話すみ。何人かで分けて持ってきた高槻のNさん特製の粕汁をガスで温める。じっとしていると寒いぐらいに冷えるので熱々の粕汁は何よりのご馳走である。茶店のご主人にも一杯召し上がってもらう。小屋の借り賃として草餅10個と甘酒4杯を購入する。13:00若草山山頂に向けて出発。ここからは延々と幅広の砂利道が続く。単調な道なので飯食ったあとでもあり眠くなってくる。14:20若草山山頂。予想通り風が強くて景色は抜群であるが長居は無用。記念写真を撮ってすぐ下山する。風のない日だまりの原始林コースの入口にてコーヒータイムにする。
Kさん特製の丹波黒豆の煮豆が出る。軟くて甘くて美味しい。16:00近鉄奈良駅に帰着。
駅前商店街にある和食処「八寶」にて反省会。今年も楽しく歩いて楽しく飲みましょう。

2012年1月14日 稲荷山(京都市伏見区 233m)

2012年01月16日 | Weblog
明日の大阪S会を控えて大阪へ向かう。今日は京都に泊まる。午前中用事があって午後から出かけたので、京都駅着が午後3時になってしまった。これから夕方暗くなるまで3時間ほどしかない。手近なところで京都駅から鴨川を渡り、泉涌寺から伏見稲荷に抜ける山道歩きコースをとる。15:15京都駅出発。京都駅前から塩小路通りを東へ歩く。京都の冬は足元から冷え込んでくる感じで大変寒い。鴨川に架かる塩小路橋を渡る。名古屋から新幹線で京都へ入るとき右側に見える鴨川の一番手前の橋である。堤防には桜の木が多い。三十三間堂を過ぎて東大路通りを下り、泉涌寺道交差点から泉涌寺へ上がる。16:05泉涌寺。久しぶりに泉涌寺境内を歩きたかったが16:00で入門時間が終わり。残念。京都一周トレイルの標識に従って伏見稲荷へ向かう。16:30伏見稲荷四つ辻。林の中の道からいきなり見晴の良い場所へ出た。もうこの時間だと誰もいないかと思ってたが、結構賑わっている。ここからは下界に向かってひたすら下るだけ。赤い鳥居の道をモクモクと下る。17:00伏見稲荷本殿。家内安全、安全登山の祈願をする。

2012年1月8日  若草山(奈良県奈良市  342m)

2012年01月08日 | Weblog
来週の大阪S会1月例会の下見で奈良若草山に登る。朝から快晴で気持ち良い。来週もこんな天気だといいけどなぁ。9:30近鉄奈良駅を出発。奈良公園に向かって県庁前の坂道を登る。早くも鹿せんべい屋さんが等間隔に並んで営業している。鹿もわきまえたもので、せんべい屋さんのまわりにたむろしている。春日大社の大鳥居をくぐり表参道を進む。
10:00春日大社に参詣。まだ初詣の人々で境内は賑わっている。参詣後、鬱蒼とした上禰宜道を通り滝坂道へ出る。10:10滝坂道入口。ここから柳生へ通じる石畳道が始まる。何年も踏まれて苔むした石畳を歩きながら、かつて昔に荒木又衛門や柳生十兵衛も通ったんだと思った。10:50首切地蔵で休憩。なるほどお地蔵様の首には横にヒビが入っている。説明版によると荒木又衛門が刀の試し切りをしたとある。多分、刀はボロボロになって使い物にならなかったことだろう。一休みして地獄谷の方に進む。ここまでは割と歩きやすい石畳道であったが、急に道が狭くなり登り下りが激しくなった。地獄谷の名前由来が理解できた。11:30峠茶屋にようやく着。茶屋前の休憩所を来週の例会で昼飯用に貸して欲しい旨を茶屋の主人に依頼する。何か買ってもらえればということで、草餅を人数分頼むことで話がついた。ところで今日の草餅はもう売り切れたとのこと。楽しみにしてたのに残念。茶屋を後に若草山山頂へ向かう。12:40意外と長い道だった。人の記憶とはいい加減なものでこんなに長く歩いた記憶がない。あんなにいい天気だったのに、山頂についたころはすっかり雲に覆われて寒くなった。まだ風がそんなに吹かないだけ助かったが、
じっとしてると寒くて凍えそうだ。急いで弁当を食べる。周りに鹿が欲しそうに寄ってくる。13:20下山開始。原始林登山道を下る。14:20近鉄奈良駅に到着。歩行時間は約4.5時間。

2012年1月3日  金華山東峰(岐阜県岐阜市)

2012年01月03日 | Weblog
新しい年が始まった。今年は災害のない平穏な年であって欲しい。そしてどんな山との出会いが待っているだろう。新しい山との出会いのためにも健康に気をつけたい。
今年の登り初めとして、金華山の東に連なる尾根を歩く。9:10JR岐阜駅発の美濃太田行普通に乗る。9:15次の駅の長森で下車。のんびりしたローカル線なので、このままゆっくり乗っていたかった。小さなホームだけの駅を出ると目の前田んぼの向こうにこれから歩く東尾根が横たわっている。標高はさほどないが、結構アップダウンがあってきつそう。
9:50白山神社。古い由緒ありそうな神社である。ゆっくり神妙にお参りしたかったが、地元の氏子さん達が大勢出て旗や正月飾りの片付け中で忙しなかった。神社裏からいよいよ登りに入る。登るほどに濃尾平野の見晴が広がる。10:20権現山(190.2m)山頂。目の前に岐阜、愛知の広い濃尾平野が広がる。振り向くと御嶽山が真っ白に輝いている。西にはこれから登る洞山、鷹巣山、金華山が連なっている。穏やかな天気で正月らしい山歩きである。クロガネモチ、サルトリイバラの赤い実が正月気分を盛り上げてくれる。それにしてもクロガネモチの木がこんなに多いとは思わなかった。10:50洞山(208m)山頂。11:40鷹巣山(232m)山頂。最初は山頂で昼飯の予定であったが、狭い岩場はグループに占領されていたので少し下った岩場で昼飯にする。すぐ下に東海北陸道が真直ぐ伸びている。12:20下山開始。一気に急坂を下ったら岩戸コース、達目洞コースの分岐に出た。金華山登山道の途中から唐釜コースに入る。12:50金華山七曲りコースに合流。13:20稲荷山山頂。ここまで来たら本日の山歩きもほぼ終了なので、コーヒータイムにして休憩する。権現山から連なる東峰を眺めながら熱いコーヒーで寛ぐ。