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水島保男外伝版ブログ

UFOと宇宙の探求、そしてジョージ・アダムスキーとバシル・バンデンバーグの偉大な功績を辿って・・

火星人に会った天文学者 1

2015-05-08 16:47:00 | 日記

英国王立天文学会、国際月面学会のボスであった故パトリック・ムーア氏

故パトリック・ムーア氏は、世界で最も謎に満ちた人生を送ることになった偉大な天文家である。
詳細な月面図をウィルキンス博士と共に、目視観測による月面スケッチを元に完成させたことでも有名である。
Sky at Nightという英国BBC放送による天文番組のMCとして50年に及ぶ活動を続け、観測の伴わない理論天文学者とは一線を引く偉大な天文家である。

英国王立天文学会の会長を務め、特に月理学における真のエキスパートとして世界中の天文家の信頼を得ていた。日本においては、月理学での第一人者京都大学名誉教授の故宮本正太郎教授と親交があり、世界の天文学の発展に功績を残し続けた人物である。

故パトリック・ムーア氏の著書に「月 形態と観察」という月面観測のバイブルともいえる専門書がある。
この月の専門書の翻訳を故宮本正太郎先生が翻訳し、日本の天文家にも多くの影響を与えた。
そう言う私も、故ムーア氏と故宮本正太郎先生の月面観測にかける情熱と功績に強く影響をうけた一人でもある。

私が以前、旧書名「新第三の選択」を出版後まもなく、ある出版社の雑誌対談企画で故宮本先生と対談する企画が持ち上がった。
故宮本先生から出版社に次のような返答が返ってきた。
「月面観測におけるUFO現象等の対談企画ということですが、天文学者の私には勝ち目がありません。恐縮ですがご遠慮いたします」
ということで、この企画は実現しなかったが、その意味するところは大きかった。
日本を代表する月理学の第一人者と評価される天文学者の立場をご理解ください、ということである。
また、この返答の奥には、故ムーア氏と親交を持ち彼の専門書を翻訳することで知った「月や惑星の秘密」を良く知っていたのかもしれない。それと故ムーア氏の天文学者としてのUFOに関する立ち振る舞いを見習ったのかもしれない。


本を読む故パトリック・ムーア氏 その題名に全ての謎の本質が隠されている


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