New Vinyls!ニュー・ヴァイナルズ

「アートなジャケット」記事と超個人的主観による「アートなジャケット」年度表彰を行うブログです。長期休暇より復活!

Everything but the girl/ eden

2015-09-20 | アートなジャケット(CD&Vinyl)読み物
●僕の中の「謎ジャケ」のひとつでもあるEBTGの初期代表作「EDEN」ですが、これは彼らのインタビューの中で語られているように、トレーシー・ソーンの元いたバンド「マリーンガールズ」のメンバーであるジェーン・フォックスの手による作品だそうで、手書きによるアート作品に手で破った切り絵を貼り付けた3Dアートだそうです。まぁ、そんな技法はどうでもよくて、僕は「この絵が何を表しているのか?」が非常に気になります。なんとなく干からびたグレープフルーツにも見えますし、よく分かりません。また、そういった部分に疑問を感じつつ聞くEBTGも良いのかも知れません(ちなみにですが、作者のジェーンはその後ヒット曲を英国で1曲放っています・・・)

 よくこのアルバムは「ネオアコの走りだ」とかいろんなジャンルや括りで解析されますが、バックアップメンバーや交流を見る限り、あのシャーデーのプロジェクトと同時進行で作成されたアルバムで、かたやメジャーでこちらはチェリーレッドというマイナーレーベルでの作業。そういう意味では自由度の高い中でのこのジャケット採用ですから非常にやり易かったのかも知れませんね。シャーデーと同時期に同じような人脈で作られた作品という意味では個人的には非常に興味深いですね。むしろジャンルは後でくっつけられた印象です。しかし、それにしてもこの作品、いつまで経っても色褪せない。正にEVER GREENの輝き!名盤です。

Uriah Heep / Look At Yourself

2015-09-16 | アートなジャケット(CD&Vinyl)読み物
 ※この原文は当局により削除させられました(笑)

中略~こと防衛のことになると「自分の家族がひどい目にあったら、そういう人こそ、防衛だ攻撃だと血眼になって叫ぶ」という意見を持つ方もおられるだろう。そのための防衛なのだと。だがこうした意見も実は自己中心的なのだ。よく考えると紛争地で自衛隊が逆に相手国の民間人を殺してしまう可能性だってあるのだ。そうすると相手国の国民は上記のように狂ったように日本を憎むだろう・・・。これが最も恐れるべき事態であり、最も論議されなければならない重要事項なのだ。~後略

 そんな訳で、タイトルも「Look At Yourself 」(己を見よ!)をお薦めしたい。1971年ユーライアヒープの名盤はジャケットが余りにも有名!ジャケット中央部に銀紙が貼ってあり、鏡のようになっている。これで「自分自身を見よ」と言いたいのだ。アルバムの中身や音については他のブログをご参考いただきたい(流石名盤!すごい量の記事がありますので)LPジャケットならではの発想だがアイデアは素晴らしい。
政治家も今一度自分自身を振り返って、わが国政治史上に汚点を残さないようにしてもらいたいものだ。「Look At Yourself 」※そのまんま自分自身に返します・・・。