New Vinyls!ニュー・ヴァイナルズ

「アートなジャケット」読み物コーナーも充実。輸入LPの最新リリース情報をお伝えするブログです。祝「アナログ盤完全復活!」

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※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

〇休眠のお知らせ

2020-11-18 | ご連絡
〇ながらくご愛顧いただきましたBLOG「ニュー・ヴァイナルズ」ですが、しばらくの間お休みさせていただきます。

 幸いなことに先日も全米でアナログ盤がCD生産数を上回ったとのニュースが流れてきました。(アナログの伸長
よりCDの減速具合が大きかっただけなのですが・・・)書き始めた当初はアナログ盤の復興を願ってのブログでし
たが、最近ではアナログ盤の良さも再認識され、更に年齢層の広がりも見せており、ライフスタイルとして定着して
きた感があります。当初目的もある一定の成果が出て来たと自画自賛する毎日ですが、これを機に一旦お休みを頂戴
して、また新たな記事作りに意欲が出た段階で復活したいと考えております。
何卒よろしくお願い申し上げます。
 
△しかしながら「新譜などのリリース情報はどうなる?」というご意見もあると思われますので、今後につきまして
は姉妹サイトの「輸入盤 最新新譜情報 BUYER'S EYES」の方にアナログ盤情報も記載させていただくことになり
ましたので、そちらのサイトをご参考にしていただき新譜リリース情報をチェックしていただければ幸いです。
ぜひお気に入りサイトにご登録のほど、よろしくお願い申し上げます↓。

□「輸入盤 最新新譜情報 BUYER'S EYES」:https://blog.goo.ne.jp/jptmusic

☆改めて2014年からの記事を見返してみますと、アートとしてのアナログ盤談義や年間のジャケット表彰式など
自画自賛ではありますが面白い記事が書けたと思っております。gooブログには中古レコードを中心とした面白い
サイトが他にも沢山御座いますので、今後はそちらをご参照いただき、お楽しみいただければと存じます!
願わくば、数年後、新譜のアナログ盤価格もどんどん下がり、コロナ禍が収まった段階でまた外国の方々が日本に
中古レコードを探しに来ていただける日が戻ってくることを期待して止みません。その時には、デザイナーも
ジャケットを通してアートな作品を残していけるような日常になっていることを願っております!
(しばらく過去記事はそのままにさせていただきますが、ある段階で記事を削除させていただくことになりますが
、悪しからずご了承願います)たいへん有難う御座いました。



●最後に恒例の「第5回 ニュー・ヴァイナルズ アートなジャケット大賞2020」を発表させていただきます!
1位:Tame Impala / The Slow Rush


2位:VARIOUS ARTISTS / ANGELHEADED HIPSTER: THE SONGS OF MARC BOLAN & T.REX [2LP VINYL]


3位:THUNDER / ALL THE RIGHT NOISES




「またお会いしましょう。」(店主)


John Lennon / GIMME SOME TRUTH. [2LP]

2020-08-29 | ROCK
<発売日> 2020/10/9

<JAN(規格番号)> 0602435001869

<内 容>
ジョン・レノン生誕80周年を記念したニュー・ベスト・アルバム。
ヨーコ・オノがエクゼクティヴ・プロデューサー、ショーン・レノンがプロデュース。
曲はオリジナルのマルチ・トラックから新しくトランスファーをしてリミックス
ポール・ヒックスがリミックスを担当。

【輸入盤】【限定盤】
★同内容のLP4枚組
ヴィニール盤はアビイ・ロード・スタジオでマスタリング・エンジニアのアレックス・ウォートンがカット。
●全36曲収録
●8ページのブックレット付
●バンパー・ステッカー、ポスター、ポストカード付

LP1 – SIDE A
1. インスタント・カーマ Instant Karma! (We All Shine On)
2. コールド・ターキー (冷たい七面鳥)  Cold Turkey
3. 孤独 Isolation
4. パワー・トゥ・ザ・ピープル Power To The People

LP1 – SIDE B
5. イマジン Imagine
6. ジェラス・ガイ Jealous Guy
7. 真実が欲しい Gimme Some Truth
8. カム・トゥゲザー(ライヴ) Come Together (live)
9. 夢の夢 #9 Dream

LP2 – SIDE A
10. マインド・ゲームス Mind Games
11. 真夜中を突っ走れ Whatever Gets You Thru The Night (w Elton John)
12. スタンド・バイ・ミー Stand By Me
13. スターティング・オーヴァー (Just Like) Starting Over
14. ビューティフル・ボーイ Beautiful Boy (Darling Boy) (with slightly shorter ocean outro)

LP2 – SIDE B
15. ウォッチング・ザ・ホイールズ Watching the Wheels
16. ウーマン Woman
17. グロウ・オールド・ウィズ・ミー Grow Old with Me
18. ハッピー・クリスマス(戦争は終った) Happy Xmas (War Is Over)
19. 平和を我等に Give Peace a Chance

VENOM / SONS OF SATAN [2LP VINYL]

2020-08-29 | HARD & HEAVY METAL
<発売日> 2020/8/28予定

<JAN(規格番号)> 4050538411232

<内 容>
罪深き邪悪なるものの誕生の瞬間が、今白日の下に晒される…! とにかく轟音にまみれた驚異的なラウドさとそのサタニックな世界観で、その後のスラッシュ・メタル、デス・メタル、ブラック・メタルといった全てのエクストリーム・メタルの始祖として、後続達に多大なる影響を与え続ける「邪悪なるもの」=ヴェノム。1979年から1983年の間に記録されていた彼らの貴重な初期デモ音源ばかりを収録した作品『SONS OF SATAN』が、2枚組アナログ盤でも登場!!

「我が軍隊達よ! 俺達の伝説的ともいえる初期のデモ音源を収録したアルバム、『SONS OF SATAN』を発表することとなった。1979年から1983年の間のデモ音源15曲を収録したこの作品は、限定盤ボックス・セット『IN NOMINE SATANAS』でしか聴くことができなかったアルバムだ」 ─ ヴェノム

◆1978年、英国はニューキャッスルで、その後のエクストリーム・メタルに多大なる影響を与えるバンドが出現した。それが、悪魔的なイメージを強く打ち出し、轟音の如く塊となって襲ってくるラウドなサウンドとひたすらがなりたて続けるヴォーカルで、当時隆盛を極めていたNWOBHMシーンの中でも異色な存在感を放っていたクロノス、マンタス、アバドンからなる3人組、ヴェノムだ。

◆ヴェノムが81年に発表した衝撃のデビュー作『WELCOME TO HELL』と、翌82年に発表したセカンド・アルバム『BLACK METAL』は、その後ヘヴィ・メタルのサブジャンルから確固たる一つのジャンルへと成長していったスラッシュ・メタルやデス・メタル、さらにはブラック・メタルといった全てのエクストリーム・メタル・サウンドの源流として崇められ、後続達へと多大なる影響を与える作品となった。この彼らのセカンド・アルバムがあったからこそ、後の”ブラック・メタル”というジャンル名/言葉が生まれた、とされるほどの大きな影響力を持つ、まさに総ての邪悪なるサウンドの始祖として君臨する、偉大なるバンドなのだ。

◆偉大なバンドでありながらメインストリームに躍り出ることもせず、ひたすらアンダーグラウンドでコアなファンを増殖させていった彼らだからこそ、「知る人ぞ知る」源流として崇めたてられる存在となったと言えるだろう。現在もクロノスを中心に活動を続ける彼らは、昨年その40年にも及ぶその邪悪なる活動を祝し、シーンに絶大な影響を与えることとなった彼らの初期音源/荒々しく燃えさかる悪魔の炎を封じ込めた40周年記念作品『IN NOMINE SATANAS』を発表したのだが、その限定デラックス・アナログ・ボックスに収録されていた初期のデモ音源が、単独作品となってここに登場する!

◆この『SONS OF SATAN』に収録されている楽曲は、1979年のチャーチ・ホールでのリハーサル音源や、50ポンドで製作されたデモ・レコーディング・セッション時の音源、そして1980年から1983年までにインパルス・スタジオで行われたデモ・セッション時の音源など、エクストリーム・メタルの始祖としてその名を馳せるヴェノムというバンドがまさに生れ落ちる瞬間をとらえた、生々しい音源ばかりをたっぷり15曲収録した作品だ。ブックレットには、クロノスとマンタス、そしてアバドンという初期メンバーによる最新インタビュー・テキストや、初期のバンドの姿をとらえた貴重な写真が掲載されている。




YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCI5DYBrj1c97OTgM8UIQLwA/videos



BRAD MEHLDAU / SUITE: APRIL 2020 [VINYL]

2020-08-29 | JAZZ
<発売日> 2020/9/18予定

<JAN(規格番号)> 0075597919448

<内 容>
現在のジャズ・シーンでのNO.1ピアニスト、ブラッド・メルドーが捉えたコロナ禍の世界。 2020年4月、世界中の誰もが経験したであろうことを描いた音楽的スナップショット『SUITE: APRIL2020』の通常盤アナログがリリース!

■ 現在のジャズ・シーンでのNO.1ピアニスト、ブラッド・メルドー。新型コロナウイルスのパンデミック下、ロックダウンに伴いオランダで家族とともに自粛生活を送っていた彼は、自分が今体験していることをもとに12の楽曲を作りあげた。それらの楽曲と、彼個人にとって重要な意味を持つ3つの曲を、メルドーはアムステルダムのスタジオでレコーディングしたのであった。そうして完成したアルバム『SUITE: APRIL 2020』 。6月12日に配信と1,000枚限定のチャリティ・アナログとしてリリースされたメルドーの最新スタジオ作品が、CDと通常盤アナログとして発売となる。

■ ツアーしている時以外は、オランダのアムステルダムとニューヨークを行き来する生活を送っているというメルドー、しかしコロナウイルスのパンデミック以降、彼はニューヨークに戻れなくなっているという。離れた土地で、コロナウイルスそしてBlack Lives Matter運動で揺れるアメリカ社会を見つめ、そして想いを巡らす彼の姿が本作に表れている。

■ メルドーのコメントを読めば、彼がこのアルバムで描きたかったこと、伝えたかったことが見えてくるだろう。
「『SUITE:APRIL 2020』は、先月世界中の誰もが経験したであろうことを捉えた、音楽的スナップショットだ。多くの人々が共通して、また新たに体験し、感じたことをピアノで描こうとした。例えば“Keeping Distance”という曲では、左手と右手を通してソーシャル・ディスタンシングを実践する二人の人物の経験を辿っている――二人がいかに不自然な形で引き離されているか、そしてそんな状態でも何か説明のできない、啓蒙的な方法で繋がっているかを描いている。また、新型コロナウイルスによってもたらされた困難と同じぐらい、新たに明らかになった事実もある。“Stopping, Listening, Hearing”はそうした発見についての曲だ。

この一か月の間、特に強く感じたこともいくつか取り上げている。“Remembering Before All This”は、ほんの数か月前はこうだったのに、今はそれも遠い昔のことに思えると考えた時に突然襲ってくる、ほろ苦い、直感的な痛みを表現している。”Uncertainly”は、そう考えた後の感情――不透明な将来に対しての虚ろな不安“を取り上げたものだ。

また同時に、あり余るほどの時間と、より近くなった距離によって、今までにないぐらい家族との絆を深めることができたという歓迎すべき面もあった。最後の3曲は、その絆についての曲だ――一緒に食事を作ったり、ただふざけあったりしている時に、互いから生まれるハーモニーをね。“Lullaby”は、今不眠にさいなまれている人たちへの曲だ。

ニール・ヤングの”Don’t Let It Bring You Down”の歌詞は常に、自分に助言を与えてくれるものだったが、特に彼がこう説く時、今ほどそれを強く思うときは無い:”気落ちしてはダメだ/ただ城が燃え落ちているだけじゃないか/変えていこうとする人を見つけるんだ/そうすればきっと、道が開けるから“。それからビリー・ジョエルの”New York State Of Mind”は、9歳の頃からずっと大好きな曲だ。何年にもわたって故郷と呼んでいる街へのラヴ・レターであり、その故郷から今は遠く離れている。友人知人も数多く住んでいるし、会えないのは寂しい、そしてあの大都市が今大きな打撃を受けていることも分かっている。また同時に、道が開けていくとも」

■ ブラッド・メルドーが捉えたコロナ禍の世界。彼の真摯なまなざしが伝わってくる作品だ。
参考映像:アルバムについて語るメルドー&「remebering before all this」:https://youtu.be/-IVx8noOzuA

PRINCE / SIGN O' THE TIMES (SUPER DELUXE EDITION) [13LP VINYL+DVD]

2020-08-29 | R&B/SOUL/RE-ISSUES-BM
<発売日> 2020/9/18予定

<JAN(規格番号)> 0603497847099

<内 容>
時代を象徴する最高傑作、それは天才が創り上げた時代を超えて輝き続ける至高の宝物。 圧倒的なカリスマ性とジャンルを飛び越えた独自の音楽性でシーンに多大なる影響を与え続ける永遠の貴公子、プリンス。彼が1987年に発表した、最高傑作との呼び声も高い2枚組アルバム『SIGN O' TIMES』が、今再びその眩い輝きで世界を照らし始める…。こちらは最新リマスター音源のアルバムに、63曲もの未発表音源を含むボーナス・ディスクや未発表ライヴ映像を収録したDVDをコンパイルした、13LP+DVD仕様となるスーパー・デラックス・エディション!

「僕たちは今、何かの瀬戸際にいるような気がする。完全で、ワイルド、かつ見事なものにはるはずさ」 ─ プリンス、1986年

◆あふれ出る音楽的アイディアと、時事的な歌詞は、1987年のリリース当時と同様に、現代にも関連性があるように感じられる。時代を超えた普遍的な作品としてプリンスが1987年に発表した2枚組アルバム『SIGN O' THE TIMES』は、圧倒的カリスマ性を持つアーティストが新たなスタート台に立った作品であり、プリンスの最高傑作としても呼び声が高い名作だ。自身のバンド、ザ・レボリューションを解体し、自らのレコーディング・スタジオ、ペイズリー・パークを設立、まさに彼のマルチ・アーティストとしての才能と魅力を見事に羽ばたかせることとなった、音楽史に燦然とその名を刻む、時代を象徴する作品なのだ。

◆プリンス財団はワーナー・レコーズと共同で、彼の多才ぶりをいかんなく発揮した傑作『SIGN O' THE TIMES』に初めてリマスターを施し、9月25日の複数形態のフォーマットでリイシューすることとなった 時を超えた魅力を放つこの傑作が初めてリマスター音源となって甦り、さらに、当時のBサイド曲やエディット・ヴァージョンに加え、プリンスの伝説とも言うべき保管庫から発掘された、当時のプリンスのクリエイティヴィティの高さを証明するかのような実に63曲にも及ぶ数々の貴重な未発表音源も追加されることとなるのだ。

◆2017年の『PURPLE RAIN』のデラックス・リイシュー、そして2019年の『1999』のデラックス・リイシューに続き2020年に発表されるこの『SIGN O' THE TIMES』のデラックス・リイシューも、前回同様複数フォーマットでリリースされる。今回リリースされるものは、以下の通り。
○スーパー・デラックス・エディション (8CD+DVD / 13LP+DVD)
○デラックス・エディション (3CD / 4LP)
○リマスタード・アルバム (2CD / 2LP)

◆8CD+DVDという合計9枚組となるこのスーパー・デラックス・エディションは、プリンスが1987年にオフィシャルでリリースした全音源を網羅しているばかりでなく、63曲もの未発表音源もたっぷりと収録されている。そのうち45曲が1975年5月から、1987年7月までにレコーディングされていたスタジオ音源となっており、また。1987年6月20日にオランダのユトレヒトで開催されたSIGN O' THE TIMESツアーの模様を収録した未発表ライヴ音源も収録。さらに、DVDには1987年12月31日にペイズリー・パークで行われたSIGN O' THE TIMESツアーの最終日の模様を収録した未発表ライヴ映像を収録、ここにはジャズの巨人、マイルス・デイヴィスとのステージ上での唯一の共演となった非常に貴重な映像が収められているのだ。なお、初めてオリジナル・アルバム音源に施された初のリマスターは、名手バーニー・グランドマンの手によるもの。

◆また、このスーパー・デラックス・エディションには、120ページにも及ぶハードカヴァー・ブックレットを封入。ここには、プリンスの手書きの歌詞や、ジェフ・カッツによる貴重な未公開写真、そしてアナログ・テープ・リールやスタジオでのトラッキング・シートといったアーカイヴといった貴重な資料ともいえる画像が多数掲載されている。その他、デイヴ・シャペル(俳優・コメディアン)、レニー・クラヴィッツ、スーザン・ロジャース(レコーディング・エンジニア)、ダフネ・ブルックス(イェール大学教授)、アンドレア・スウェンソン(ミネアポリスの音楽評論家)、デュエイン・チューダール(プリンス研究者)の英文ライナーノーツも掲載。


同時発売情報
●上記アルバムの4LP VINYL盤も同時発売(0603497846559)
●上記アルバムの2LP VINYL盤も同時発売(0603497846528)

RODDY RICCH / PLEASE EXCUSE ME FOR BEING ANTISOCIAL [2LP VINYL]

2020-08-29 | HIP-HOP
<発売日> 2020/07/24予定

<JAN(規格番号)> 0075678649035

<内 容>
フッドを描くストリートのイラストレーターはHIPHOPの未来を担う若きストーリーテラー。 2020年代HIPHOPシーンの“ゲーム・チェンジャー”筆頭候補、ロディ・リッチ。全米No.1シングル「The Box」をフィーチャーした全米No.1アルバム『PLEASE EXCUSE ME FOR BEING ANTISOCIAL』、遂にLPでも登場!!

■ 2020年代HIPHOPシーンの“ゲーム・チェンジャー”筆頭候補、ロディ・リッチ。その彼のデビュー・アルバム『PLEASE EXCUSE ME FOR BEING ANTISOCIAL』がCDに続きアナログLPでも発売!

■ 2017年にリリースしたミックステープ『FEED THA STREETS』で、ミーク・ミルやニプシー・ハッスルといった先輩MC/ラッパーたちの注目を集めた彼は、翌年の『FEED THA STREETS II』に収録された「Die Young」で全米チャート・インを果たし、また同年ミーク・ミルの「Splash Warning」にもフィーチャー・アーティストの一人としてピックアップされたり、ニプシー・ハッスルやミーク・ミルのパワーハウス・コンサートへゲスト出演を果たしたり、マシュメロとコラボしたシングル「Project Dreams」がヒットするなど、徐々にその存在をシーンに印象付けていった。

■ そんな彼の待望のデビュー・アルバム『PLEASE EXCUSE ME FOR BEING ANTISOCIAL』。配信で先行してリリースされた本作は、米ビルボード200アルバム・チャートで初登場1位を獲得。ちなみに、ラップ・アルバムが全米アルバム・チャートで初登場1位を飾ったのは、2005年のザ・ゲームの『ザ・ドキュメンタリー』以来15年振りとなる。またアルバムからのシングル「The Box」で、彼は自身初となる米ビルボードHOT100シングルチャート(2/15付で5週連続1位)、及び同誌のR&B/HIPHOP SONGSチャート、HOT RAP SONGSチャートでも1位を獲得。また全米アルバム・チャートとシングル・チャートの両方で同時に1位となる快挙も達成!21歳で一躍2020年代のHIPHOPシーンをリードする存在へと躍り出た。

■ さらにロディ・リッチは2019 BET HIPHOP AWARDSでは""Best New Artist""と""Best Mixtape""にノミネートされたほか、先日授賞式が行われた2020年第62回グラミー賞では、フィーチャリング・アーティストとして”Best Rap/Sung Performance”(Ballin' / Mustard feat. Roddy Rich)、”Best Rap Performance”、”Best Rap Song""(Racks In The Middle - Nipsey Hussle feat. Roddy Rich and Hit-Boy)の3部門にノミネート、”Best Rap Performance”を受賞している。

■ 『PLEASE EXCUSE ME FOR BEING ANTISOCIAL』には彼が影響を受け、また早くからサポートしてきたミーク・ミルをはじめ、タイ・ダラー・サイン、エイ・ブギー・ウィット・ダ・フーディ、マスタードやリル・ダークなどをフィーチャー。大ヒット・シングル「The Box」の他にも、「High Fashion (feat. Mustard)」、「Start wit Me (feat. Gunna)」、「Tip Toe (feat. A Boogie wit da Hoodie)」などポテンシャルの高い楽曲がずらりと並んでいる。アルバム全体を通して聴けば、タフなリアル・ライフとストリートで鍛えられた技を研ぎ澄まし、リアルな真実を映像的なリリックとキャッチーなフックで暴いていく、年に似合わない賢さを見せるロサンゼルスはコンプトン出身の若きラッパーの姿が浮かび上がってくるだろう。

■ 自ら”ストリートのイラストレーター”だと語る、ロディ・リッチ。アメリカの”フッド”で見かける路上に刻まれたフレーズや壁を彩るグラフィティが、警鐘や墓碑銘、ストリートへのトリビュートを表現しているように、彼のリリックもまた、同じような”重さ”と”意味”を持ち、痛みや苦しみを詞へと昇華させている。「自分の持っているものを分かち合っているだけさ」彼はそう語る。「”フッド”のみんなに何かを返したい、モチベーションを与えたいと思っている。それと同時に、世界に向けて、人生はすべて選択と決断、結果だってことを見せたいんだ。俺は、あらゆる面からストーリーを語りたいのさ」 

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UChQdA1rid5kKZh6oIc6DLNg



FLEETWOOD MAC / THEN PLAY ON (EXPANDED) [2LP VINYL]

2020-08-29 | ROCK(RE-ISSUES&CLASSICAL ROCK)
<発売日> 2020/09/18予定

<JAN(規格番号)> 4050538600520

<内 容>
最も成功を収めたロック・バンドとして、音楽史に多大なる影響を与え続ける最重要ロック・バンド、フリートウッド・マック。彼らがブルース・ロック・バンドから世界的な成功を収めるロック・バンドへと進化していくまでの過程を辿るうえで外せない転換期の作品『THEN PLAY ON』が、エクスパンデッド・エディション2LPアナログ盤となってBMGより登場!

◆1968年のデビュー以降17枚のスタジオ・アルバムや数々のコンピレーション・アルバム、ライヴ・アルバムなど数多くの大ヒット作品を生み出し、ロック史にその名を刻む重要アクト、フリートウッド・マック。現在までに実に1億枚を超える累計アルバム・セールスを記録し、世界で最も売れたバンドとしてその名を歴史に刻む彼らは、「音楽に多大なる貢献を果たしたバンド」としてBrit Awardで称えられ、またロックの殿堂入りを果たすまさに「伝説」のロック・バンドだ。

◆45年以上にも及ぶ長いキャリアの中で、彼らは幾度のメンバー・チェンジや音楽的ターニング・ポイントを乗り越えてきたのだが、その中でも最大の転換期ともいえる、ブルーズ・ロックからよりポピュラーな方向性を持ったロック・バンドへと変わりゆく彼らの遍歴を辿るうえで外せない1969年発表の名作、『THEN PLAY ON』が、メディアブック仕様のセレブレーション・エディションとなってリイシューされることとなった。

◆このエクスパンデッド・エディションは、オリジナル英国版のトラックリストにボーナス・トラックを4曲追加した2013年発表のデラックス盤をベースにしたものとなっており、メディアブック仕様のCDと、ブックパックが付随した2LPの2形態でのリリースとなる。ブックレットには、フリートウッド・マックのバイオグラファーでもあるアンソニー・ボザによる新規ライナーノーツと、ミック・フリートウッド自身の序文が掲載されている。また、2LPヴァージョンは、180グラム重量盤アナログ仕様となっており、ダイナミック・レンジのためハーフ・スピードでマスターされた音源を収録している。

◆このセレブレーション・エディションは、今年後半に予定されている「The Mick Fleetwood And Friends Celebrate The Music Of Peter Green concert film」の世界的なリリースの前哨戦的作品として再発売されることとなる。

★★★『THEN PLAY ON』★★★
1969年9月19日にリリースされたこの『THEN PLAY ON』は、フリートウッド・マックにとって3作目となるオリジナル・アルバムで、ダニー・カーワンが参加した最初のアルバムであると同時に、ピーター・グリーンが在籍した最後のアルバムとしてリリースされた。シェイクスピアの「十二夜」(Shakespeare’s Twelfth Night)のオープニング・ライン(""If music be the food of love, play on"")という一節からタイトルが取られたこのアルバムは、グループの最初の2枚のアルバムにフィーチャーされていたクラシック・ブルースよりも幅広いスタイルの楽曲を収録、世界的なロック・バンドとして進化していく最初の転換期ともいえるアルバムだ。

「The Green Manalishi (With The Two Prong Crown)」、「Searching For Madge」、「Oh Well – Pt. 1&2」など、初期のフリートウッド・マックの姿を具現化した最も注目すべき曲をフィーチャーしたこのアルバムは、ジャンルを押し広げるアルバムとして、膨大なフリートウッド・マック・レパートリーの要の作品として崇拝されている。『THEN PLAY ON』は全英チャートで6位を記録、バンドの4枚目のトップ20ヒット・アルバム(2枚のスタジオ・アルバムと、1969年にリリースされた編集盤『THE PIOS BIRD OF GOOD OMEN』、そしてこの『THEN PLAY ON』)となり、彼らの3枚目のオリジナル・アルバムとしてトップ10入りを記録した。


PALAYE ROYALE / THE BASTARDS [TRANSPARENT RED VINYL]

2020-08-29 | HARD & HEAVY METAL
<発売日> 2020/07/10予定

<JAN(規格番号)> 0810016762393

<内 容>
ロックンロール・ファンタジーが作り出す混沌としたエクスタシー。 デカダンでグラマラスな”ファッション・インディーロック”バンド、PALAYE ROYALE(パレイ・ロイヤル)。ダークでメロディアス、そしてパンキッシュなロックンロールがこの閉塞感に包まれた世界に大きな風穴を開ける!アナログも同時発売!

■ カナダ出身、ラスベガスを経て今はロサンゼルスを拠点に活動する、デカダンでグラマラスな”ファッション・インディーロック”バンド、PALAYE ROYALE(パレイ・ロイヤル)。Remington Leith (Vo)、Sebastian Danzig (G/Organ)、そしてEmerson Barrett (Dr) からなる3人組。それぞれ""The Vampire (吸血鬼)”、”The Pirate(海賊)""、そして”The Gentleman(紳士)”のキャラクター属性を持つ彼らは、そのグラマラスな出で立ちと、70年代のニューヨーク・パンクにUKのグラム・ロック、そしてバッドボーイズ・ロックンロールの遺伝子を受け継ぐスタイルで、デビュー以来から着々とファンと注目を増やし続けている存在だ。

■ 2012年のデビュー・シングル「Morning Light」はたちまちYouTubeで2000万回の再生数を突破し、2014年には米MTVの「Musical March Madness」コンテストで、ファンの投票で選ばれた契約が無いアーティストとして初めて、優勝を果たす。同年彼らの「Get Higher」がSamsungのGalaxy NoteのCMに起用されたのをきっかけにヒットとなる。そしてアニマルズのエリック・バードンの娘、アレックス・バートンの紹介でSumerian Recordsと契約を交わした彼らは、2016年にファースト・アルバム『BOOM BOOM (SIDE A)』をリリースし、2019年にその続編となる『BOOM BOOM (SIDE B)』をリリースした。

■ マリリン・マンソンのアメリカ公演にサポート・アクトで出演し、さらに昨年9月には初来日公演を行った彼らが、待望のニュー・アルバムをリリースする。通算3作目のスタジオ・アルバムとなる『THE BASTARDS』の情報を昨年末からネットなどで楽曲などをリークし続けている彼ら。アルバムからのリード・トラックは「Little Bastards」。『THE BASTARDS』の方向性を、3分半に凝縮したアグレッシヴでグラマラスな曲のミュージック・ビデオは、ドラマーのEmerson BarrettがXO Billieとともに制作したグラフィック・ノベルをもとにしているという。

■ またこの新作は、実際の自分たちの人生や経験を反映させながらも、1888年頃の架空の黒曜石の島を舞台としたダーク・ファンタジー的世界観で描かれている。ファンタジーや暗喩を取り混ぜながら、彼らがテーマとして取り上げるのは、精神的苦悩や銃の暴力、つらい現実からの逃避の手段としての薬物乱用など、今日の若者たちが直面している様々な問題。日々の生活に息苦しさを感じている人々に、“20分だけでも、ありのままでいられる時間が必要なんだ”とPALAYE ROYALEは自らのロックンロール・ファンタジーに幾分かの率直さと幾分かの真実を織り交ぜているのだ。

■ 70年代のニューヨーク・パンク・ファンから、ザ・リバティーンズやザ・ストラッツ、グレタ・ヴァン・フリートのファンにまで幅広くアピールに違いない、PALAYE ROYALE。ダークでメロディアス、そしてパンキッシュなロックンロールは、この閉塞感に包まれた世界でも高らかに響き続けるのだ。



NEEDTOBREATHE / OUT OF BODY [VINYL]

2020-08-29 | ROCK
<発売日> 2020/08/28予定

<JAN(規格番号)> 0075678648069

<内 容>
今こそ聴きたい、心のロック・アンセム。 グラミー賞にもノミネートされた経験を持つ、サウス・カロライナ出身のロック・バンド、NEEDTOBREATHE。メロディアスで心温まるソウルフルなロック・サウンドと等身大の歌詞で、全米で圧倒的人気を集める彼らの通算7作目にして最新作『OUT OF BODY』リリース!アナログLPも同時発売!

■ グラミー賞にもノミネートされた経験を持つ、サウス・カロライナ出身のロック・バンド、NEEDTOBREATHE。2000年に結成された彼らは、2011年リリースの4thアルバム『THE RECKONING』が全米アルバム・チャートの6位、そして2014年の『RIVERS IN THE WASTELAND』と2016年の『HARD LOVE』がそれぞれ全米アルバム・チャートの2位に輝くなど、アメリカで安定した人気を誇っている。

■ その彼らにとって通算7作目となるスタジオ・アルバム『OUT OF BODY』がリリースとなる。サウス・カロライナのチャールストンにあるビーチ・ハウスで一週間ほどかけて曲やアルバムのアイディアをまとめた後、ナッシュヴィルへ向かった彼らは、そこでCarson CooleyとJeremy Lutitoをプロデューサーに迎え、アルバムの制作に取り掛かった。バンドとして20年間活動を続けてきた経験と、一人の青年からパートナーを得て、父親となった彼らの人間としての成長をもとに、人生や家族、そして友人といったテーマを若々しい視点で描いた楽曲は、これまでのメロディアスで心温まるサウンドはそのままにソウルフルなロック・サウンドと等身大の歌詞でリスナーの心に響くだろう。

■ アルバムからは、先行シングルとして4月に「Hang On」がリリースされている。American Songwriter誌が「この夏みんなが一緒に口ずさむ曲になるだろう」と評したこの曲は、また「今、時代が求めているアンセムだろう」ともE! Newsによって絶賛されている。ちなみにアメリカでは「アメリカン・アイドル」の最新シーズンのフィナーレでもフィーチャーされている。この他アルバムには、バラード・ナンバーの「Seasons」や、ナッシュヴィルのシンガーソングライター、Drew & Ellie Holcombをフィーチャーしたエモーショナルなロック・ナンバー、「Survival」が収録されている。「Drew & Ellie Holcombにはもう何年も昔にコロラドのフォックス・シアターのバックステージで出会ったんだ。彼らにほれ込んでしまってね・・・彼らとは他のどのアーティストよりも一緒にツアーしているよ」フィーチャーされている二人について、バンドはそう語り、さらに続ける。「もし一緒にコラボレーションをするなら、絶対“Survival”だと思ったんだ」

■ かつて「俺たちは、聴いている人の人生――彼らの愛し方、働き方、見る夢や生き方に影響を与えるようなアルバムを作りたい」、そう語っていたNEEDTOBREATHE。その真摯な姿勢とまっすぐなロックサウンドは、最新作『OUT OF BODY』でも少しも変ってはいない。

YouTube
www.youtube.com/user/NEEDTOBREATHEVIDEOS

TOOTS & THE MAYTALS / GOT TO BE TOUGH [VINYL]

2020-08-29 | REGGAE/ska
<発売日> 2020/09/04予定

<JAN(規格番号)> 4050538600643

<内 容>
ジャマイカン・レジェンド、復活!トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ、約10年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム『GOT TO BE TOUGH』をレゲエの名門レーベル、TROJAN からリリース!1960年代から自身の音楽を通じ、社会的、政治的なメッセージを常に伝えてきた彼の音楽に耳を傾けよ。 アナログでも同時発売!

■ 半世紀以上にもわたるキャリアを誇る、ジャマイカン・レジェンド、フレデリック“トゥーツ”ヒバート。彼が率いるトゥーツ・アンド・ザ・メイタルズは、約10年ぶりとなる新作スタジオ・アルバムをレゲエの名門レーベル、TROJAN からリリースすることを発表した。

■ 1968年に放ったヒット・シングル「Do The Reggay」から「レゲエ」という名称が生まれたと言われるように、一つのサウンドとジャンルを確立したトゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ。その後もメンバー・チェンジを幾度か行いながら、ジャマイカのレゲエ/スカ/ロックステディ・シーンで確固たる存在感を示してきた。その彼らの新作『GOT TO BE TOUGH』では、ブルースやソウル、R&Bにファンク、ジャズ、レゲエ、そして西アフリカのグリオ(歴史などの口頭伝承の伝承者)など、トゥーツ・ヒバートの中に流れるクリエイティヴなルーツを反映させながら、現在様々な試練を抱える地球でどう生き抜き、成長していくべきかを説いた作品である。

■ 1960年代から自身の音楽を通じ、社会的、政治的なメッセージを常に伝えてきたトゥーツ。そのスピリットと姿勢は、21世紀の今でも少しも揺らいではいない。オフビートなレゲエ・リズムと切迫したスタッカートのコードが響くアルバムのタイトル・トラック「Got To Be Tough」は、そのトゥーツが長年抱いている社会的正義への関心を表現した曲である。若者が直面している悲惨な状況を歌いながらも、込められたメッセージは決して悲観的なものではない。“状況は困難なものかもしれない、ひどく辛いものかもしれない、しかしそれを乗り越えなければならない”――そう彼は、その独特なスモーキーで表現豊かな声で訴えるのだ。

■ アルバムではトゥーツ本人が、ホーンとプロデュースを手掛けているほか、ドラムスには同じくジャマイカン・レジェンドのスライ・ダンバー、ギターにはザック・スターキー、パーカッションにはシリル・ネヴィルが参加。またボブ・マーリーの「Three Little Birds」のカヴァーでは、ジギー・マーリーとのコラボレーションを披露している。

■ 世界が”新たな生活様式“を模索し、各地で”Black Lives Matter”のムーヴメントが大きくなっている今、リリースされるトゥーツ・アンド・ザ・メイタルズの約10年ぶりのニュー・アルバム。その音楽とメッセージに耳を傾けよ。

VARIOUS ARTISTS / ANGELHEADED HIPSTER: THE SONGS OF MARC BOLAN & T.REX [2LP VINYL]

2020-08-29 | Gooddesign album cover!
<発売日> 2020/09/04予定

<JAN(規格番号)> 4050538605860

<内 容>
70年代の英国グラムロック・シーンで一際眩く輝いていたロック・スターの一人、マーク・ボラン。世界中のロック・ファンを熱狂させ、今も尚、ロック・シーンに大きな影響を与えているT・レックス。U2&エルトン・ジョン、ケシャ、ピーチズ、トッド・ラングレン、ジョーン・ジェット、ニック・ケイヴ等々、ジャンルやスタイルを超えた豪華アーティストによる、ユニークなトリビュート・アルバムが登場!アナログLPも2枚組で登場!

■ 70年代の英国グラムロック・シーンで一際眩く輝いていたロック・スターの一人、マーク・ボラン。彼率いるT・レックスは、マークのファッションとカリスマ性、そして“T・レクスタシー”とも呼ばれたポップなブギー・サウンドで世界中のロック・ファンを熱狂させ、今も尚、ロック・シーンに大きな影響を与えている。2020年の今年、ロックの殿堂入りを果たしたT・レックス。そのトリビュート・アルバムがリリースとなる。

■ 『ANGELHEADED HIPSTER: THE SONGS OF MARC BOLAN AND T.REX』は、1968年から1977年にかけて、マーク・ボランがティラノザウルス・レックス、及びT・レックスとして発表した作品の中から26曲をフィーチャーしたアルバムである。アルバムのプロデュースを手掛けたのは、ルー・リードやマリアンヌ・フェイスフルといったアーティストのアルバムや、ジャンルを超えた顔ぶれを集めたトリビュート・アルバム、また音楽番組『Saturday Night Live』の監修などの仕事で知られる、ハル・ウィルナー。今年4月、新型コロナウイルスの合併症により残念ながらこの世を去ってしまった彼だが、本作ではその手腕をいかんなく発揮し、ジャンルやスタイルを超えた豪華アーティストによる、ユニークなトリビュート・アルバムを完成させている。

■ 参加アーティストが、それぞれ好きなT・レックスの楽曲をカヴァーする形で制作された本作だが、その結果、マーク・ボランが持つ様々な面――グラム・ロックのメタル・グールー、眩く輝くポップ・スター、ファッション・アイコン、卓越したギタリスト、そして詩人――が、多面的に浮かび上がらせることに成功している。U2とエルトン・ジョンによる「Bang A Gong(Get It On)」や、ケシャによる「Children Of The Revolution」、ジョーン・ジェットによる「Jeepster」、ネーナによる「メタル・グルー」やピーチズによる「Solid Gold, Easy Action」など、T・レックスのヒット曲、代表曲はもちろん、フォーク・ロック・グループとして人気を集めたティラノザウルス・レックス時代の「Pilgrim’s Tale」(ヴィクトリア・ウィリアムズ&ジュリアン・レノン)、「She was Born To Be My Unicorn」(「Ride A White Swan」とのメドレー/マリア・マッキー)、「Scenescof」(デヴェンドラ・バンハート)や、マークの遺作となったT・レックス最後のアルバム『DANDY IN THE UNDERWORLD』からの「I Love To Boogie」(King Khan)までマーク・ブランとT・レックスのキャリアを網羅した選曲となっている。
また、マーク・ボランと同じ時代に活躍していた今も現役バリバリなトッド・ラングレンやデヴィッド・ヨハンセン、エルトン・ジョンといった顔ぶれや、U2&エルトン・ジョン、ショーン・レノン&シャーロット・ケンプ・ミュール、ヴィクトリア・ウィリアムズ&ジュリアン・レノンといったコラボレーションがフィーチャーされている点も、このアルバムならではの魅力だろう。

■ 数年に亘り、ニューヨーク、ロサンゼルス、ニューオーリンズにロンドン、パリ、そしてベルリンの各都市でレコーディングを行い、ドナルド・フェイゲンやマイク・ガーソン、ビル・フリゼール、ウェイン・クレイマー、ヴァンダイク・パークスにマーク・リーボウといったアーティストをスペシャル・ゲストに迎えて出来上がった『ANGELHEADED HIPSTER: THE SONGS OF MARC BOLAN AND T.REX』。素晴らしいプロデューサーの手腕により実現した究極のグラムロック・スターの豪華トリビュート・アルバムの登場である。

【LP1】
《SIDE A》
01. Children of the Revolution - Kesha
02. Cosmic Dancer - Nick Cave [https://youtu.be/wc7mDChiiNU]
03. Jeepster - Joan Jett
04. Scenescof - Devendra Banhart [https://youtu.be/YT7mVcUlcBA]
05. Life's a Gas - Lucinda Williams
06. Solid Gold, Easy Action - Peaches
07. Dawn Storm - BØRNS
《SIDE B》
01. Hippy Gumbo - Beth Orton
02. I Love to Boogie - King Khan
03. Beltane Walk - Gaby Moreno
04. Bang a Gong (Get It On) (feat. Elton John) - U2
05. Diamond Meadows - John Cameron Mitchell
06. Ballrooms of Mars - Emily Haines

【LP1】
《SIDE A》
01. Main Man - Father John Misty
02. Rock On - Perry Farrell
03. The Street and Babe Shadow - Elysian Fields
04. The Leopards - Gavin Friday
05. Metal Guru - Nena
06. Teenage Dream - Marc Almond
《SIDE B》
01. Organ Blues - Helga Davis
02. Planet Queen - Todd Rundgren
03. Great Horse - Jesse Harris
04. Mambo Sun - Sean Lennon & Charlotte Kemp Muhl
05. Pilgrim's Tale - Victoria Williams & Julian Lennon
06. Bang a Gong (Get It On) (Reprise) - David Johansen
07. She Was Born to Be My Unicorn / Ride a White Swan - Maria McKee & Gavin Friday

関連リンク

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCxROqRV3N0zgO-Pmq24ZWaA

POPPY / I DISAGREE [CLEAR WITH RED SPLATTER VINYL]

2020-08-29 | HARD & HEAVY METAL
<発売日> 2020/07/10予定

<JAN(規格番号)> 0810016761501

<内 容>
夢見るガーリー・ポップスとメタルがハイブリッドに融合し、今KAWAII METALという新ジャンルが誕生する! 日本のKAWAII文化への愛情と独自のポップ・センスで大きな注目を集めるハイブリッド・ポップ・アイコン、ポピーが、今新たなサウンドを創り上げる! キュートでありながら獰猛なヘヴィネスが同居する摩訶不思議なバブルガム・メタル・サウンドを打ち出した彼女の最新作『I DISAGREE』が、アナログ盤でも登場!

「始めから終わりまで、私がやりたいことを全部やっちゃった、という意味で、このアルバムは私にとってファースト・アルバムのような気がする。ここで歌ってる物語は、私を壊そうとするもの全部を逆に壊してやるっていう私の姿勢なの」 ─ ポピー

◆人形やアンドロイドを思わせるルックス、そしてひたすら綿菓子を食べ続けたりするシュールな映像、その独自の世界観でカルト的な人気を博し、その後一躍世界中から注目を集める存在となった米ボストン出身のYouTuberにしてハイブリッド・ポップ・アイコン、ポピー。日本のKAWAII文化を愛し、動画だけではなくエレクトロ・ポップな楽曲も発表し、あのディプロと共演したり、同じく日本のカルチャーが大好きなグライムスと共演するなど、攻め攻めなポップ・ワールドを展開してきた彼女が、心機一転の最新作『I DISAGREE』を発表した!(本国では2020年1月にリリース済、今回よりワーナーから流通されることとなる)

◆2017年と2018年にマッド・ディセントよりアルバムを2枚リリース、独自のポップ・センスと良質なエレクトロ・ポップを組み合わせ、そのルックスとサウンドで注目を集めた彼女。2018年にはショーケース公演とPOPSPRING 2018出演のため来日も行っており、そのキュートさととがったセンスで日本のオーディエンスを魅了している。2018年に発表した『AM I A GIRL?』ではディプロとの共演による「Time Is Up」を筆頭に良質なエレクトロ・ポップが展開していたのだが、一方でグライムスとの共演でメタリックなアプローチを見せた「Play Destroy」や、アルバムのクロージングとなる「X」で、新たな方向性を提示してきた彼女が、その新たな路線をより大きく羽ばたかせたのが、この『I DISAGREE』だ。

◆過去2作をリリースしてきたマッド・ディセントを離れ、なんと現メタル・シーンの重要レーベルSUMERIAN RECORDSからのリリースとなったこの最新作。マドンナやエアー、ゲイリー・ニューマン、そしてナイン・インチ・ネイルズやマリリン・マンソン…、彼女に影響を与えてきた全てのスタイルをハイブリッドに融合させ、獰猛なメタル・サウンドとバブルガム・ポップなメロディ・ライン、インダストリアル・ヘヴィネスの無機質なビート、そしてあのキュートな歌声を同居させた、なんとも摩訶不思議ながらたとえようもない魅力的なサウンドがぎっしり詰まった作品を創り上げてくれたのだ。

◆サイレンの音が鳴り響く中、""Bury Me Six Feet In Deep(6フィートの深さに私を埋めて)""という衝撃的なフレーズで幕を開け、その後予想を裏切るかのようにメタルとガーリー・ポップが縦横無尽に展開していく「Concrete」、日本への愛が垣間見える「I Disagree」、マリリン・マンソン的な世界観を見せる「Anything Like Me」、インダストリアルなヘヴィネスとエレクトロ・ポップが渦巻く驚くべきダンス・トラック「Sit / Stay」などなど、めくるめくバブルガム・ポップ・メタルな世界が繰り広げられているこのアルバムは、全米チャート135位にランクイン、米インディ・チャートでは11位、そしてなんと英ロック・チャートで1位を獲得するなど、日本のポップ・カルチャーを愛するファンだけでなく、より広いオーディエンスからも支持を受けているのだ。

◆日本のポップ・カルチャーとメタルの融合、そのムーヴメントが世界的な盛り上がりを見せる中、自分の世界観と今世界的にヒップなカルチャーであるこのムーヴメントを見事に溶け込ませたポピー。先日、あのお騒がせロシア発ポップ・デュオ、t.A.T.uのヒット曲「All The Things She Said」のカヴァーを発表したばかりの彼女だが、これからの動きに、もう目が離せない…!




YouTube
https://www.youtube.com/channel/UC8JE00xTMBOqKs7o0grFTfQ

THE ACACIA STRAIN / SLOW DECAY [VINYL]

2020-08-29 | Gooddesign album cover!
<発売日> 2020/07/17予定

<JAN(規格番号)> 4050538604368

<内 容>
世界に終末が訪れ、狂気に飲み込まれたとしても、アートは絶えることなく存在していく…。 ハードコアに軸足を置いた、まるで悪夢のような病的なまでのヘヴィネスが今、背後より襲いかかる…! マサチューセッツ州が生んだ獰猛かつ凶悪なるサウンドを吐き出すヘヴィ・アクト、ジ・アカシア・ストレインが早くも完成させた最新作『SLOW DECAY』が、アナログ盤でも登場! 恐るべき創造性に満ちた圧巻の音像が、今世界を覆いつくす!

◆現存するバンドの中でも、最もヘヴィなサウンドを鳴らすバンドとして知られる、マサチューセッツ州出身のヘヴィ・アクト、ジ・アカシア・ストレイン。2001年に活動をスタートし、何度かのラインナップ・チェンジを経ながらも、常に獰猛で凶暴なサウンドに磨きをかけながら確固たるファン・ベースを築き上げてきた彼らが、フル・アルバムとしては前作より約3年振りとなる最新作『SLOW DECAY』を完成させた…!

◆骨を砕くかのような重量級のリズム、世紀末的なサウンド・エフェクト、そして獰猛に切り刻むギター・リフ、そして低音と高音を縦横無尽に行き交う咆哮…、ハードコアとデス・メタル、ドゥーム・メタル、さらにはノイズ・メタルまでをも飲み込むその圧巻の音像と、その強靱なるパフォーマンスで全米~世界へとその名を広めてきた彼ら。2002年に『...AND LIFE IS VERY LONG』でデビューを果たし、その後レーベルを変えながらほぼ2年に1枚のペースで作品を発表、2014年の『COMA WITCH』ではアンダーグラウンドな音像ながら全米アルバム・チャート31位を記録、全米ハード・ロック・チャートでは堂々1位を獲得、フル・アルバムとしては前作となる2017年の『GRAVEBLOOM』も全米ハード・ロック・チャート8位に食い込むなど、堂々たる存在感をもってシーンに君臨し続けている。

◆2019年にはコンセプトEPとなる7曲入りの作品『IT COMES IN WAVES』を発表、自らの獰猛なるサウンドをさらに研ぎ澄ませ、漆黒の闇を思わせるダーク・ヘヴィな世界を作り上げてきた彼ら。この作品はメディアやファンから非常に大きな支持を得、あふれ出るその創造性の流れをそのまま受け継ぐべく、同年9月にベーシストのグリフィン・ランダが所有するアイオワ州デモインのスタジオにて、クビライ・カンやレフト・ビハインドなどを手掛けるランディ・ルブーフをプロデューサーに迎え、次なる作品の制作に取り掛かっていく。

◆バンドが持つクリエイティヴィティをすべて吐き出し、何の制限も設定せずに作り上げていくことで、驚愕なまでにダークでヘヴィなサウンドを吐き出していった彼らだが、その獰猛さをアルバムとして一気に吐き出すのではなく、独特なやり方でファンに楽曲を届けていく。その手法は、2月から1か月ごとに、2曲入りのシングルとして新曲をリリースしていく、というものだった。「D」と名付けられた作品まず2020年2月に発表、その後現在までに「E」、「C」、「A」というシングルを連続でリリース、そして6月に5枚目のシングル「Y」をリリースした段階で、彼らはアルバムの詳細を公開、シングルのタイトルをつなげると「DECAY」となり、その言葉をタイトルに関した最新作『SLOW DECAY』を7月に発表する、という、彼らのサウンド同様一筋縄ではいかない手法で、最新作を発表することにしたのだ。

◆今まで発表してきた5枚のシングルの収録曲10曲に加え、このアルバムで初出となる新曲2曲を含む、全12曲を収録したこの『SLOW DECAY』。漆黒の闇から吐き出される獰猛なる罪深きサウンドが鳴り響く、凄まじい音像を持つ作品を、彼らは今シーンに叩きつけるのだ。来年2021年で、バンド結成20周年という節目の時を迎えるこのジ・アカシア・ストレイン。常にその自身のサウンドを突き詰め、研ぎ澄ませてきた彼らの、最初の20年を締めくくる作品となるこの最新作は、強靭なまでの音像が溢れ出す圧巻の作品であり、現代世界を取り巻く陰鬱とした雰囲気を見事にとらえた作品だ、ともいえるだろう。

FACEBOOK
https://www.facebook.com/Theacaciastrain/

ALEX THE ASTRONAUT / THE THEORY OF ABSOLUTELY NOTHING [VINYL]

2020-08-16 | Gooddesign album cover!
<発売日> 2020/08/21予定

<JAN(規格番号)> 0067003122917

<内 容>
オーストラリアの大地が育んだ、オーガニックなシンガー・ソングライター、ALEX THE ASTRONAUT。 誰もが日々生きていく中で感じる悲喜こもごもを、明快なメロディーにノスタルジックなプロダクション、そして深みと温かみのあるアレックスのヴォーカルでローファイなフォーク・ポップ・サウンドへと鮮やかに描き出していく彼女のデビュー・アルバム『THE THEORY OF ABSOLUTELY NOTHING』、アナログLPも同時発売!!

■ オーストラリアのシンガー・ソングライター、アレクサンドラ・リンによるソロ・プロジェクト、ALEX THE ASTRONAUT(アレックス・ジ・アストロノート)。2016年頃からEPをリリースし、オーストラリアのラジオ局triple J、英国紙ザ・ガーディアン、米国の公共ラジオ、NPRなどから注目を集めていた彼女が待望のデビュー・アルバムをリリースする。

■ 自分の、そしていろいろな人々の経験を卓越したセンスで曲に仕立てていく彼女が最初に注目を集めたのは、“億万長者のための大統領”という皮肉なフレーズが印象的な2016年のシングル「Already Home」だった。翌2017年に発表した、自身のセクシュアリティの探求をつづった曲「Not Worth Hiding」は、その当時巻き起こっていた婚姻の平等、同性婚を認めようとする議論の流れにはまり、やがて“婚姻の平等に賛成する”アンセムとしてオーストラリアで広まっていった。

■ ”現在オーストラリアで最も重要なシンガーソングライターの一人“と期待を集める彼女のデビュー・アルバム『THE THEORY OF ABSOLUTELY NOTHING』。そこで彼女は、持ち前のエレクトロ・フォークとの呼べそうなフォーキーなポップ・サウンドで、友情や愛情、喪失や痛み、そして変化など誰もが経験するような感情や人間関係といったテーマを自分自身が成長する中で味わった実体験を物語として歌にしていくのだ。アルバムには、同年代の圧倒的支持を集めそうなアンセム「Happy Song」や、オーストラリアのTriple Jで人気を集めている前向きな高揚感にあふれた「I Think You’re Great」、そして「I Like To Dance」や「Split The Sky」などの楽曲がフィーチャーされている。いずれの曲も、日々生きていく中で感じる悲喜こもごもを、明快なメロディーにギター、ノスタルジックなプロダクション、そして深みと温かみのあるアレックスのヴォーカルによってローファイなポップ・サウンドへと鮮やかに描き出している。

■ 人間とは何か、人生とは何か――そんな哲学的視点さえも感じさせるALEX THE ASTRONAUTのデビュー・アルバム『THE THEORY OF ABSOLUTELY NOTHING』。しかし全編にあふれるポジティヴなヴァイブスこそ、彼女の最大な魅力だろう。ALEX THE ASTRONAUT――オーストラリアからまた楽しみな”生き様“シンガー・ソングライターが登場した。



THE MAGIC GANG / DEATH OF THE PARTY [VINYL]

2020-08-16 | ROCK
<発売日> 2020/08/21予定

<JAN(規格番号)> 0190295269418

<内 容>
ブライトンから飛び出し、パーティで弾けるようになっても――ボクらはポップでブルーでちょっとサエないまま。 ラウドなギターにオープン・コード、4声のハーモニーで3分間の甘酸っぱいポップ・ソングを奏で続けている、ちょっとサエないようで胸キュンなギター・ポップ・バンド、ザ・マジック・ギャング。音楽的な成長を感じさせるセカンド・アルバム『DEATH OF THE PARTY』完成!アナログLPも同時発売!!

■ ラウドなギターにオープン・コード、4声のハーモニーで3分間の甘酸っぱいポップ・ソングを奏で続けている、ちょっとサエないようで胸キュンなギター・ポップ・バンド、ザ・マジック・ギャング。2018年、ブライトンから飛び出した彼らはセルフ・タイトルのデビュー・アルバムをリリース。その年のベスト・デビュー・アルバムの1つとメディアから高い評価を受けた彼らは、NMEやQ Awardにもノミネートされただけではなく、はるばるここ日本でのライヴも実現させ、デビュー当時のWEEZERを思わせる佇まいに世のパワー・ポップ・ファンの心をつかんだのであった。

■ デビュー・アルバムで自分たちの想定をはるかに超えたところにまでたどり着いてしまったザ・マジック・ギャング。そんな彼らの第2章はどんなものになるのだろうか――その始まりは今から2年前、2018年の大晦日にまでさかのぼる。その夜、バンドのメンバーは年越しパーティで楽しい時間を過ごしていたが、中でも特にギタリスト/ヴォ―カリストのジャックは、理想の夜だと感じるほど盛り上がっていた。途中誰かが言い争う声が聞こえても、それが彼の高揚感に水を差すことはなかったという。一方、同じパーティに参加していたバンドのもう一方のギタリスト/ヴォ―カリストであるクリスチャンは、最初は浮かれていたものの、意見の衝突やそれに反撃する声にどんどん自分の気分が下降していくのを感じていた。その翌朝――はしゃぎすぎたパーティの後にありがちな、幾分のうしろめたさと後悔に包まれながらも、二人は、その晩を全く正反対の視点から曲にしたのであった。その2曲がザ・マジック・ギャングのセカンド・アルバム『THE DEATH OF THE PARTY』の核となったのだった。

■ 『THE DEATH OF THE PARTY』に収録されている楽曲の半分は、あの晩をクリスチャンの視点で描いたパワー・ポップ全開のタイトル・トラックに代表される“どこか内省的で自分自身を見つめるような”ナンバーで、残り半分は、クリスチャンが感じたパーティの高揚感をそのまま曲にしたディスコ・テイストな「Make A Sound」のような“遊びに出て、踊ったりして、友人たちと楽しい時間を過ごす”テーマの曲で構成されている。アルバム全体の流れもまた、弾けるようなメロディから始まり、最後はトーンダウンした内省的な曲で締めくくられる構成になっている。

■ デビュー・アルバムで世界へと飛び出したザ・マジック・ギャングだが、セカンド・アルバムではさらに自分たちのサウンドを広げようと、ディア・ハンターやアニマル・コレクティヴ、ナールズ・バークレイなどとの仕事で知られるグラミー賞受賞プロデューサー、ベンHアレンに声をかけた。そして彼らは故郷から遠く離れたアメリカはアトランタにあるベンのスタジオで、アルバムの制作に取り掛かった。オルタナティヴ・ロックからポップスまで幅広く、また実験的なスタイルも積極的に取り入れているベンの手腕により、彼らは「Take Back The Track」や「Make A Sound」のようなグルーヴィーなディスコ・サウンドを取り入れたポップ・ロック・ナンバーから、「Gonna Bounce Back」のようなポスト・パンク~スラッカー・ロック風の曲、そしてピアノにストリングス、ヴォーカル・ハーモニーから彼らのブライアン・ウィルソン/ビーチ・ボーイズ愛が伺える「I Am Sunshine」などの楽曲を完成させた。そしてアルバムからの1stシングル「Think」は、ノーザン・ソウルやスタイル・カウンシル直系を思わせるホーンやエコーを取り入れたアップビートなナンバーだ。しかし様々な音のスペクトラムを取り入れながらも、ザ・マジック・ギャングのどこかさえない、刹那い胸キュン・ギター・ポップはそのまま。今やブライトンから飛び出し、バンドとしても音楽的にも大きな成長を見せながらも、その根幹が変わらないところも、また彼ららしいのだ。

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCXGgn6IEwsTQdVAS3XZNSXQ