ボチボチと進めているバンブーロッド、3本分の荒削りとバインドが終了しました。
60度出しはスラッシュJIGで三擦り半(ここ参照)、木製プレーニングフォーム(ここ参照)で荒削り、荒削りの仕上げはGrooved Soleプレーン(ここ参照)にて。
バインドは、Max式バンコードバインダーを使用。 接着剤を付けていないのでバンコードが滑ることなく完璧にバインドできます。
バットのバインドはφ3ミリのバンコードを使用・・・
この写真にはバンコードバインダーの秘密の機構が写ってます。 この機構のおかげでティップ先端も錘で曲がることなくバインドできるのです。
ティップのバインドはφ1ミリのバンコードを使用・・・
糸のテンションが強すぎるとバンコードと糸とで引っ張りっこして竹が浮き上がります。 この場合は糸のテンションを緩めて丁度良いように調節します。
バインド後は何もしなくても真っ直ぐなのがこのバインダーの強み
ちょっとした注意: このバインダー、PVパイプの中をくるくる回転するので、巻始めの部分のハーフヒッチを厚く巻くと、壁にこすれて、せっかく巻いた糸が緩んできます。 先端部はバインドとは反対向きの回転力が加わるからです。 これを避けるには端に糸を厚く巻かない、ハーフヒッチの上をマスキングテープでカバーする、緩んだ部分を手で巻きなおす、などが有効です。 (テープは火入れの時には取り除くこと。 燃えるといかんので・・・)
この写真で分かるように、淡竹は、10年近く経ってるというのに、まだエナメルが薄緑色してるのよね。
いよいよ、仕上げ削りにはいれるかな。