Yassie Araiのメッセージ

ときどきの自分のエッセイを載せます

朝日記170820  畏友・安部忠彦論説~メディアの解体的機能喪失について と私の首相官邸への投稿、そして今日の絵 

2017-08-20 12:31:35 | 政治

 朝日記170820  畏友・安部忠彦論説~メディアの解体的機能喪失について と私の首相官邸への投稿、そして今日の絵     

    

きょうは徒然ことを二つおおくりします。

徒然こと1  安部忠彦論説論~メディアの解体的機能喪失について  

徒然こと2  私の首相官邸への投稿~ トランプ報道を通じてのメディアの非公正性について

時間のながれでいえば 2の首相官邸への投稿が先で、これへのコメントとして

わが畏友安部忠彦さんの徒然こと2でありましたが、読むものにとっては、インパクトがあっておもしろいのでこの順序としました。

ちょっとメディア的ですかな?

今日の絵は、(The state-of-the-art)、(そろそろか)と(驟雨来る)の三つです。そういえば、昨日はすごい雷雨で、我が家に雷様が来訪されました。すさまじい音とおもに停電となりました。ブレーカが飛んで無事でしたが、「雷訪」を知りました。

 

徒然こと1  安部忠彦論 ~メディアの解体的機能喪失について      

インターネットは双方向性および情報発信のヒエラルキー破壊という二点において20世紀型のマスメディアの存立危機をもたらしていると思います。
情報を流布する手段が未整備な時代には、テレビ・ラジオ・新聞といった中央で作成されたコンテンツを専用の受信機に送り込むかまたは配達員による頒布が必要でしたが今はスマホ・タブレット・パソコンが発信と受信を行うようになりました。
 
マスメディアにとっては間違いなく存立の危機と言えます。
 
情報を収集し加工し配布することを生業とする人たちにとっては生計を維持するという観点から困ったことだと思います。
 
しかし、情報流通のパラダイムシフトが起きてしまいました。
 
人々は自分が知りたいと思うテーマに沿ってインターネットで情報を収集し自分で再構築しさえすれば容易に、しかも深くテーマを理解することができるようになっています。
外国語の壁も、翻訳サイトを利用することによりかなり解消されるようになりました。
 
広告収入モデルで成り立っている民放や新聞はスポンサー離れが著しいです。ネット広告の有効性にスポンサーが気が付いたからです。受信料収入モデルのNHKは受信機設置者との契約を結ぶことに苦慮しています。設置者と放送者は対等の関係であり、契約をしないというと法的な議論が存在するのかもしれませんが、放送者が一方的に決めた契約条件を受け入れねばならないという議論は成り立ちません。それに多くの人々が気が付いてしまったからやはり存立の危機ということです。

ヒステリックに敵を作り出してはフェイクニュースで攻撃するのも、以前なら敵を倒してマスメディアの力を見せつけることができたはずなのですが今は状況が違います。マスメディアの断末魔の叫びが聞こえるような気がします。
 
例えば、私が自費で尖閣諸島にWebカメラを何台が設置し、「今日の尖閣」というチャンネルを作れば(実際にはクリアすべき諸課題がありますが、費用だけで言えば私費で設置可能です)何万ビューも獲得できるでしょう。

気象庁から気象データを購入すれば私の解説つきで全国の天気予報を流すこともできそうです。
「今日の尖閣諸島は雨のち曇り、日本の領海内に中国の艦船が10艘侵入しています。続いて今日の竹島です。銃口がこちらを向いているため、これ以上接近できませんが今日は晴れ、気温は26度・・・・・」という日本の天気予報をずっと流すことが出来たら相当にアクセスを稼げると思います。

国会内に何十台ものWebカメラを設置すれば自分が投票した議員が国会でどのような行動をとっているのかも見られるわけです。
 
今はそうなっていません。
しかし10年後はそうなっていると思います。
その過程では、そうなってほしくない勢力が大いに抵抗すると思います。しかし、ラジオ・テレビ・新聞が情報伝達のすべてであった時代に戻ることはないはずです。

どういう経路をたどって20世紀型のマスメディアが死ぬのか、ここ10年の動向が見ものだと思っています。

個人的な予想としては、新聞は宅配制度が崩壊しコンビニや駅で競馬新聞、囲碁将棋新聞、スポーツ新聞などに特化したものが販売されるだけになると思います。
テレビ・ラジオは事実を淡々と伝えるほかは、世界の車窓からのような風光明媚な場所の紹介、美味しいものや風情のある商店街の紹介のように、小さな団体や個人がYouTubeで動画を流しているもののクオリティの高いものを流す一媒体になると思います。
スポーツ観戦はテレビの主たる楽しみ方になると思います。
芸能人(というテレビ業界の人)の不倫ネタや、自分で情報収集しないコメンテーターが「・・・・でしょうね、・・・・・と思います」と相槌をうつワイドショーがどのように変わっていくのかは予想ができないのですが、今のままで10年後も存続しているとは思えません。
 
楽しみな時代に突入しましたね。

 
( (私の投稿コメント)It's a quite sharp, intuitive and persuasive comment you have presented here,Abe san. I am enjoying your discourse, more. people here is naturally so. Thanks.)
 

 

徒然こと2  私の首相官邸への投稿~ トランプ報道を通じてのメディアの非公正性について

首相官邸への投稿として以下をfacebookを通じて行いました。
~~~~
荒井 康全 私は、メディアの報道の公正性について、とくにトランプ政権についての報道がNHKを含めてきわめて疑問であることをアメリカSNSであるAmerican Breaking Newsをレビューしました。(ここの欄で本メッセージを送ります。)
以下英語原文と和訳文を掲載します。
CNN支配のバイアスのかかった報道に是非ご注意いただきたく掲載します。...
アメリカの与論の反応もやはりおどろをもったものが寄せられています。
(原文)
Ii is legitimate opinon I think. Say here in Tokyo, almost every TV news including NHK which is public broadcast is perfectly following CNN lines. The media are simply loud in a way that the Trump administration is in a trap. It is quite strange.I support Mr.Trump. During his election campagne, he had more than a dozen difficult situation,though, he toughly won them. He is an person of hero which has very rarely emerged in the world history. He will be a savior of his country and the world.Because he has standing on own idea,belief and intention why people of America voted for him.
I carefully watching him, and have confidence to achieve his successful goals.

(和文)
日本のメディア、これは公共放送であるNHKを含めて、CNNの機械的な受け売り、垂れ流しニューズになっています。この構造は、大統領選のときとまったく変わっていません。民主党系からまた、一部共和党系からみるとニュースとしてうそではないでしょう。しかし、一方の立場にバイアスがかかったままです。米国のメディアがみずからの政治的立場をもっていますから彼らなりに一貫しているともいえますが、受ける日本側にそのバイアスを判断する能力がないということはおそろしいことです。真偽が判断できない状態のときは、支持と不支持の双方を報道するのが公正です。

以上

 (The state-of-the-art)

(そろそろか)

(驟雨来る)

 


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 朝日記170819 徒然こと二題... | トップ | 朝日記170828 横浜銀行つくし... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
畏友安部忠彦さんのコメント (あらいやすまさ)
2017-08-31 10:32:16
荒井画伯が私のメディア解体論についてご自身のブログで語ってくれました。
合計140歳のジジィ放談というところでしょうか。
荒井さんに対して知的な好奇心を提示することはとても楽しいです。
同様に、私の写真と荒井さんの絵を組み合わせて、脳裏にうかぶよしなしごとを散詩語録に書くのも楽しいです。
返信する

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事