閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

冬のダイヤモンド富士

2017-01-13 10:09:31 | 自然、風景

ダイヤモンド富士撮影失敗談

昨年暮れに、ある国分寺在住の人のブログで、ダイヤモンド富士を撮りそこなったと云う記事を見て、国分寺でもダイヤモンド富士が見られることを知った。

正月3日の日に友人から偶然にも光町の「もみじ公園」からダイヤモンド富士が見えると云う電話を貰った。

夕方4時20分ころに見られると云う事で、4日の夕方出掛けた。

カメラはオリンパスペンFに28~300ミリズーム付きを持参。

夕方のダイヤモンド富士の撮影は初めてで、どう撮ったら良いのか手探り状態だった。

富士山を出来るだけ大きく撮りたいと300ミリ望遠にセット。

富士がシルエットにならないようにと絞りはF5.6フォーカスはオートにセットした。

これが失敗の元だった。

まともに太陽を正面から見るためにまぶしくて正確に太陽の位置を知ることが出来ない上に、ピント合わせが不安定でピントが合わない。

あわててマニュアルフォーカスに切り替えたが太陽の光が強く富士山が霞んではっきり見えない。

あせってあたふたしているうちに日が沈んでしまった。

何とか写っていた写真は、日が殆ど沈みかかっている状態だった。

この写真には、このレンズのコーティングの関係か、レンズ構成の関係か円形のフレアーが出ている。

レンズの性能にも問題があるのかも知れない。

この公園から見る富士は電線が邪魔になり面白くない。

正月6日

「モミジ公園」でダイヤモンド富士が見られるならば我が家近くでも見られるのではないかと、知人のマンションの4階からの撮影許可を貰って夕方行って見た。

確りとダイヤモンド富士を見る事が出来た。

翌6日撮影に行く。

今回はフォーカスをマニュアルにし、絞りはF11とF22の2通りを使う事にした。

太陽が富士山頂近くに達する頃はまぶしくて肉眼でフジの位置を確かめる事が出来ない事には困った。

山頂に懸かった太陽。

あまりの明るさに富士山は薄ぼんやりとして山容が良く分からない。

オリンパスの24~300みりズームレンズはフレアーが出る。

山頂のやや下に半円形のフレアーが出ている。

この写真も山容がはっきりしない。

焦点距離を150ミリ位にして、絞りをF22にして撮ったのがこの写真。

小絞り独特の光芒が出ている。

太陽が隠れる寸前にはこのような光芒が現れるようだ。

完全に日は隠れてしまった。

シルエットながら富士山ははっきりと写っている。

この場所も高圧線の電線が邪魔をして絵作りとしては面白くない。

かくして初めてのダイヤモンド富士の撮影は失敗のうちに終わった。

次回はこの経験を生かして、確りとしたダイヤモンド富士を写したいものだ。

コメント
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