私、水廼舎學人です

久保憲一のプライベートな世界。なんでもありです。

皆様に謹んで申し上げます

2008年09月09日 | 世界平和、諸宗教和合と敵味方鎮魂
謹んで申し上げます。

突然の書面にてご無礼をお許しください。

すでに、お聞きおよびの方も御座いましょうが、久保家が以前から懇意
にさせていただいております名張の吉住家のご尊父、上島英義先生が慰霊
のため長年奈良県曽爾村のご自宅にてお守りをされていた観音様を縁あっ
て久保家でお預かりすることになりました。

上島英義先生は先の大戦に軍医として応召され、玉砕の地パラオの、三
重県たった一人の生き残り兵でした。晩年は慰霊のため朝夕、観音経を唱
みえたと聞いております。その上島先生も一昨年、九一才で他界されま
した。

先年、久保憲一は、戦没者慰霊と世界平和のため、また妹宮崎和子は
遺骨収集を目的にパラオを訪れました
。あまりに悲惨な過去に直面し、二
度と戦争を繰り返さないためにもこの事実を決して忘れてはならないと強
く思いました。

そのような経緯からご遺族のお申し出を受け、先生のご遺志を受け継ぎ、
久保家で観音様をお預かりする決心をいたしました。総代の方々のご意見
を拝聴いたしましたが、水屋神社隣接の久保家所有の土地に、お迎えする
決意はやはり変わりません。九月九日より工事を再開させていただきたい
と存じます。今後、久保家と有志の方々で心を込めてお守りさせていた
だきたく存じます。

氏子の皆様には、御報告大変遅くなり、お怒りやら、色々ご心配等凌
をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
ご事情をご賢察いただき、何卒ご了解の程、伏してお願い申し上げます。

氏子の皆様

平成二十年九月八日




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