11連敗から始まるファイターズ応援blog

日本ハムファイターズを応援しながら、野球ファンであることを考察する日記。日々の雑感も少々。

対イーグルス5回戦 完投勝利を許したけれど&プロは技術

2009-04-30 13:49:46 | ファイターズ試合雑感2009
対イーグルス5回戦は、1-2で負け。
イーグルス先発の田中マー君に4連続完投勝利を許し、野村監督に1500勝利(偉業おめでとうございます)を達成させてしまいました。

最後のバッター・坪井選手が内野ゴロを打ってアウトになった瞬間、悔しくてテレビのリモコンを切ってしまったけれど、いい試合でした。
負けた試合なのに、今季観ていて、いちばんというくらい面白いゲーム。ここまでのところは、ですが。

ここまで負けなしの田中マー君、野村監督の記録がかかっている試合。
何よりイーグルスの主催試合ということで、スカイAの中継は完全イーグルス寄り。
話の内容はマー君のピッチング中心で、もちろんそれだけのすばらしい投球だったのですが、Fsの先発・勝さんもすばらしかった。
9回被安打4三振11のマー君、7回途中被安打8の勝さん、四球はひとつずつ。

Fsのバッターが追い込まれる前に打ったことも理由とはいえ、中盤まで球数が少なく、さくさくアウトを取るマー君。
ボール先行になっても四球は出さない勝さん。
解説の新谷さんが「武田勝は、0-2になっても変化球でストライクが取れますからね」と話していました。
6回、セギのタイムリーで2点目を取られ、2アウト満塁で左に強い中島選手の打席。
前の2打席ヒットを打たれている中島選手を変化球(チェンジアップ?)、変化球で攻めて、三振。
落ち着いたマウンドさばきもかっこよかった。
相手が絶好調のマー君ということで勝たせてあげられなかったけれど、次回は勝てますように。打線の援護も期待しています。

マー君は、すごかった。140km後半のストレートが次々決まる上、落差のあるフォーク。
いい球が思ったところに決まる、というのはこういうことなのかな、と感じました。
1回に糸井選手が、6回に賢介がバントを決められず。
賢介は、ファウルの後、ボール球を空振り。2ストライク後ヒッティングに変え、フォークに三振。
バントは成功させなければならないけれど、バントを決めることのむずかしさを改めて感じました。ベンチに戻った賢介、険しい表情でした。

好投手が投げ合い、僅差で勝敗が決まるゲームはやっぱりいい…もちろん勝てれば最高だったのですが。
でも、シーズンは長い。これから先の試合、シーズンを左右する試合でマー君から白星を奪えればいい、と思います。

初回にマー君から打ったけれど、このところヒットが出ず、不調だった賢介。
前ヘッドコーチの白井さんのブログでも賢介について触れていました。野球のこと 4/29

「メンタル面での問題ではないと思っています。
現在は技術的な問題のほうが大きいのではないでしょうか。
開幕前に腰を痛めたこともあり、痛い状態の中でスイング調整したことで、腰に負担のかからないようにスイングしていた反動が現在出ていると思います」

先日新聞報道で賢介も、腰痛は大分良くなった、後は技術の問題、というようなことをいっていました。

体が万全でないとき、それに応じたバッティングをする技術。
股関節痛とつきあいながら試合に出続け、今季高い打率を残している金子選手。
稲葉選手も臀部痛が全快、ではなく潜んでいるのでは。
慢性的な痛みを抱えている選手は少なくないのでしょう…
フルスイングが身上のガッツも慢性的な腰痛を抱えていると聞いていました。
痛みとつきあっていくことはスポーツ選手にとって不可避なのかも。

野球に限らず、プロとは技術の集積なのでしょう。
技術をどんな場面でも発揮するためにはメンタルのコントロールや向上が必要だと思いますが、ベースにあるのは技術で、素人にはわからない分野。
好きな選手が不調だと、いろいろ心配してしまうけれど、技術をより蓄積してくれることを信じて応援していこう。
何だかほっとしました。白井さん、ありがとうございます。

ゴールデンウィーク9連戦、がんばれ、ファイターズ!

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