11連敗から始まるファイターズ応援blog

日本ハムファイターズを応援しながら、野球ファンであることを考察する日記。日々の雑感も少々。

見知らぬお兄ちゃんとプロ野球選手

2007-12-22 00:28:24 | ファイターズいろいろ
契約更改も終盤、今日は稲葉選手・信二選手が更改。
稲葉選手の年俸は2億円を超えたそうで、
優勝チームを牽引した大活躍に見合う評価、よかったです。
残るはダルビッシュ。

賢介は一昨日更改し、3000万円のアップ。
北ニッカン スポニチ

「パ・リーグNo・1の二塁手と言ってもらいました」

ゴールデン・グラブ賞、ベストナインのダブル受賞はもちろん、
「数字には表れないところまで見てもらえていました」。
スポニチに楽天イーグルス高須選手より高い年俸と
出ていましたが、他チームのセカンドの年俸も勘案して
金額を決めたのかな、と思ったり。
ナンバー1セカンドと毎年評価してもらえて、
他チームの選手やファンからも
セカンドといえば田中賢介といちばんに
名前があがるようになってほしいなぁ。

(来季は)「出塁率を上げたい」

これは、今シーズンの半ばにもいっていましたね。
打率ではなく出塁率をいうところが
賢介らしい。

「将来は3番を打ちたいという希望を持つ」

うん、私もいつか3番を打つ賢介を見たいなぁ。
梨田新監督は、来季も1番森本・2番田中賢
といっているようですが、
キャンプ、オープン戦での見極め、
シーズンに入ってどんな戦い方をするかで
また変わってくるのかも。
打順にそうこだわっているわけではないけれど、
今の時点では、賢介が最高の2番バッターになってくれて
そしていつかは3番に、というのが理想。
賢介、「来季はスケールの大きいところも見せたい」
といっていたそうで、
よりスケールアップした賢介を見れることを
楽しみにしているね。

先日、地元HBCの情報番組に賢介が出演、
それも街中でのロケと知り、
札幌の姉に録画してもらい、見ることができました。
札幌駅の前でアナウンサーと待ち合わせして
大通り方面に向かい、ドンキホーテへ。
商品をチェックしながら、食生活の話、マイ枕の話、
きれい好きとのことなど、
いろいろ面白い話が聞けて楽しかったけれど、
私服姿の賢介は、26歳の見知らぬお兄ちゃんのようにも
見えてきて。
その後、バッティングセンターに移動し、
マシーンの球を打ったきれいなフォロースルーを見て、
あ、賢介だ!
野球をしているときが、私の知っている賢介なんだなぁ。

若い女の子向けの『プロ野球ai』は、
選手が私服で登場することがほとんどで、
親しみやすさを感じさせるねらいがあるのでしょうが、
私は逆に遠く感じてしまうなぁ、年齢差のせいかな。
あ、『プロ野球ai』の対象年齢だったころに
お気に入りの選手目当てで購入して
私服姿がしっくりこず、しらけた想い出があったっけ。

番組では興味深い話もありました。
「100%外食だけどオーガニック料理のお店に行く」
体に気を使っているんですね。
今シーズン、不振のときに顔が細くなり、やつれていた賢介。
「肉は胃にもたれる」との発言を読んだ記憶も。
胃腸がやられていたんだろうなぁ。
精神面もそうですが、まず食生活から変えていこうという
姿勢、いいですね。
このオフ、坪井選手を見習ってファスティングもしたとのこと。
野球につながる話はやはり興味深いです。

以前、金子選手のラジオ番組「週刊マック」に賢介が出て、
ポケットロージンの話になったのですが、
野手はすべり止めに小型のロージンを使うのに
かつての賢介は、ピッチャー用の大きなロージンバックを
使っていたそう。
それで、走るたびにお尻のポケットから
ロージンの煙が出ていた、と大笑いになっていたけれど、
昔は守備が苦手だったから、エラーが心配で
手にたっぷりロージンをつけていたのかなぁ。
昔の賢介のことは知らないけれど、
2年連続GG賞受賞までの道のりを想像すると
じーんとします。

毎日のようにチェックしていたGG賞の授賞式の
様子がアップされていました。
三井広報委員会 三井ゴールデン・グラブ賞 表彰式・パーティルポ
ひちょり君、グラミー賞ばりに盛り上げたかったのかな。
なかなか似合っています。
賢介は、昨年より落ち着きが感じられるみたい。

そうそう、「見知らぬお兄ちゃん」の賢介は、
結構古風な男性なのかなぁ、と感じました。
ロケの最後にテレビ塔に上り、ライトアップした大通り公園を
見下ろして、アナウンサーに「どうですか?」と聞かれ、
気がなさそうに「きれいですねぇ…」「男だから」
と答えていて。
よく、男性はあまり感情表現をしないように育てられるので、
その分「うわぁ、きれい」とか「きゃあ、かわいい!」と
感情豊かな女性に惹かれるといいますが、
それは昔のことで、最近の20代男子はちょっと違う。
「かわいい」とか「きれい」とか普通にいうし、
カフェめしとかスイーツとかも好きで、
私なんかより(今はもちろん、昔と比べても)
よっぽどきゃぴきゃぴしてる。
で、賢介はひと昔前の男性っぽいなぁ、と感じた
わけなんですが、
スポーツの世界はこういう感じの人が多いのかな。

と、何だかんだと楽しんでしまいました。
こういう企画もいいですね。
年が明けたら、自主トレの映像も見られるかなぁ。
楽しみです。

アジア予選台湾戦  選手たち、お疲れさま!

2007-12-03 23:44:16 | 野球あれこれ
オリンピックアジア予選・台湾戦
勝ちました!
終わってみれば10-2のスコアだったけれど、
途中までは苦しかった~。
初回に1点先制するも、相手投手を打ち崩せない、
いい当たりも風に押し戻される。
先発のダルビッシュは、良くないながらも
バックの好守にも助けられて中盤まで無失点。
でも、そんなにやきもきしなかったのは
シーズン中のFsにもこういう展開、
結構あったからかな。

中継では、「ダルビッシュ、どうしたんでしょう」
といわれていたけれど、
シーズン初めは結構こういうときがあったので、
それも慣れっこ。
ただ、球場の風が強いのは何だかイヤな気持ち。
6回、ツーアウトからヒットを打たれ、
台湾の4番バッターがホームラン…
1-2に。

7回、リードしてもらった台湾の先発投手の
様子が明らかに変化。
死球、ヒット、バントがフィルダースチョイスで
満塁。サブロー選手のスクイズ!で同点。
相手の投手交代をはさみながら連打、連打で
この回6得点。
ヒットはすべてシングルというのもツボでした。

ダルビッシュは7回で降板。
今日は、らしくはなかったけれど、
重圧の中、よく2失点で抑えてくれました。
8回は藤川投手が3者凡退。

9回、青木選手が今日3本目のヒット。
2試合ノーヒットで、WBCの福留選手のように
こういう大会は1人は当たらない選手がいるので、
見ている方としては気にならなかったけれど、
本人はつらかったでしょうね。ヒットが出てよかった。
その青木選手を1塁におき、新井選手がホームラン!
終盤の長打は祝砲という感じでいいなぁ。

新井選手がホームインすると、
井端選手が足をひきずりながら走り寄ってきたのに
胸がきゅん。
最近井端ラブなもので。
賢介、井端選手のような選手になってほしいなぁ。

9回裏は上原投手が登板。
1アウト後、セカンドの西岡選手がエラー。
ショートのムネリンとのやりとり、WBCを思い出しました。
今日は、ツヨシ・ムネリンの連続タイムリーもよかったです。
最後の打者はショートゴロ、ゲッツーで試合終了。
オリンピック出場が決まりました。

代表チームの選手は、これでやっとオフを迎えられますね。
年明けから自主トレだろうから、1か月もないのかぁ。
心からお疲れさまといいたいです。

Fsファンとしてはダルビッシュと稲葉選手、
とくに稲葉選手をねぎらいたい気持ち。
1年間、Fsの3番・打線の核として頑張ってくれ、
ポストシーズンゲーム、このオリンピック予選と
本当に長いシーズンでした。
今日も貴重なヒットを打ち、死球にもめげず一塁へ。
プロ13年目で初のJAPANメンバー、
どんな経験、想いだったのか
稲葉選手自身の言葉で聞いてみたいです。

オリンピックアジア予選韓国戦 はらはら、でも良かった!

2007-12-03 00:52:33 | 野球あれこれ
オリンピックアジア予選、昨日はフィリピンにコールド勝ちし、
今日は韓国戦。
長い試合でしたが、4-3で勝ちました!
稲葉選手のタイムリーが勝利打点に。
さすが、われらの稲葉!です。
なかなか追加点が取れず、やきもきしていた中
貴重な4点目。
昨日のフィリピン戦でのホームラン、
今日はファールフライをフェンスぎりぎりまで追いかけたり、
代表チームでも全力プレー、かっこいいです。

予選が始まるまではあまりピンとこなかった
代表チーム。
ガッツは故障・手術で辞退だし、
松中選手がいないのがつまらない。
日本の4番は松中さんがいいなぁ。
でも、今日の試合を観ているうちに、
いいじゃない、このチームって思えてきました。
中でも阿部選手、当たっていますね~!
初めてかっこよく見えてしまった(笑)
アテネのときは、由伸選手がかっこよく見えたし、
普段はジャイアンツの選手だから、と
バイアスかかっているのでしょうか。
う~ん、我ながら良くないですね。

先発の成瀬投手をリリーフした憲伸、岩瀬投手。
岩瀬投手、再三の三振でのピンチ脱出、
すごかった!
8回、先頭の阿部選手がツーベースで出塁すると
代走に荒木選手、村田選手の代打に井端選手。
昨日足に死球を受けた井端選手、きっちりバントを
決め、足をひきずりながら戻ってきました。
これが稲葉選手のタイムリーにつながって、
星野さん、やっぱりドラゴンズの選手が
使いやすいんだなぁ、と思いました。
そして、上原投手は、ザ・国際試合ですね。

明日の台湾戦は、星野監督が宣言していましたが、
ダルビッシュの先発。
明日負けて2勝ずつで並ぶと面倒みたいなので、
すっきり勝てるといいなぁ。
がんばれ、Japan!

大きな存在だった選手が去っていく

2007-12-01 17:19:14 | ファイターズいろいろ
11月末に公表された保留選手名簿に
セギノールの名前が掲載されず、自由契約に。
昨年も契約の関係でリストから洩れたと思いますが、
今回は、球団が交渉の打ち切りを宣言、
新外国人選手の目途も立っているようなので
退団は決定的なのでしょう。

セギ大好きだったので、すごく淋しいです。
でも、年俸との兼ね合いもあるし、
ヒルマン監督ほどセギの良さを引き出せる
監督はいないのでは、という気もします。
不振のセギを4番で使い続けたヒルマン監督に
批判もあって、「外国人びいき」という声も
聞かれましたが、
不振の時期が長くても、試合に出続けたから
去年も今年も試合を決めるホームランを打ってくれた。
今年、それがもっとたくさん出ていれば、
残留だったのでしょうけれど…。

今年9月千葉マリン4連戦でコバマサから打った3ラン、
CS第5戦で成瀬投手からの3ラン。
昨年の交流戦・神宮でのSw木田投手からの3ラン。
これは現地で観て感動しました。
日本シリーズ第5戦で憲伸からの2ラン…日本一に。
記憶に残るホームランはたくさん。
同時に、チャンスで同じコースの球を何度も三振したり、
併殺打だったり、もろい姿もたくさん見て、
悲しくはなったけれど、きらいにはならなかったなぁ…。

印象深いセギの姿はたくさんあるけれど、
いちばん好きなのは、一昨年、札幌ドームでの試合で
ガッツが初のさよならホームランを打ったとき、
ホームに戻ってきたガッツをセギがいきなり抱え上げたシーン。

ガッツがホームランやタイムリーを打って
ベンチに戻ると、坪井選手や新庄さんが
ヘルメットをなでることが多く、
坪井選手がHPでファンにそのことを訊ねられて、
「あいつ(ガッツ)の頭を叩けるやつはいないからね」
と敬意を込めて答えていました。
なので、ヒーローのガッツを称えると同時に
手荒く迎えられるのから守ってくれたのかな、
セギの繊細な心づかいを感じました。

今年は、賢介と仲が良いシーンがよく見られたのも印象的で。
ガッツがいなくなり、ヒルマン監督が去り、
セギもチームを去る…チームが変わるんだなぁ、
としみじみ思います。

先日の優勝パレードに参加した金村さん。
2005年はローテーションの柱で、
でも、実はこの年の金村さんはそんなに記憶に
ないというか、
そもそも投手陣全体のイメージが、先発陣は打たれてがっくり、
リリーバーは四球連発でハラハラ…。
そんな中、入来の熱投にわくわくし、
ダルビッシュが希望の光を見せてくれたシーズンでした。
そして、そんな投手陣を一年間ひっぱったのが
金村さん。

この年のオフに右肘を手術し、
感覚が戻らない状態で2006年が開幕。
調子が上がってきたころ、
ホークス戦でズレータに暴行されて離脱。
一軍復帰後は、金村さんらしい姿も見せてくれましたが、
シーズン終盤、あの千葉マリンでの早い降板、
監督批判。
当時は、ものすごくがっかりしたけれど、
人間的な人だなぁ、とも感じました。
野球選手、とりわけ先発型の投手がもっているだろう
自己中心的な部分もあるプライドを出してしまった、
という意味で。
そういうところ、昔の桑田みたいで、
2人はフィールディングが抜群のところもいっしょ。

今年は本当に残念だった…結局、肘の手術後の
違和感のようなものが戻りきらなかったのでしょうか。
投手のやりくりが苦しい中、
千葉マリンで連打を浴びながら
イニングをかせいでくれた姿は忘れられないです。

昨年の日本シリーズ第4戦での登板もいいけれど、
いちばん記憶に残っているのは、
昨年のナゴヤドームでの対ドラゴンズ交流戦。
ロースコアで勝利したナイスゲームでした。
パームボールでピンチを脱したり、
スクイズの打球に抜群の反応で飛びついて
ホームに投げたり、結果はセーフだったけれど、
金村さんらしいマウンドでした。

タイガースでも金村さんらしいピッチングを
してくれますように。
応援しています。