月刊ボンジョルノ

ほとんどツイートの転載です。

神保町に○○を祝すの巻

2008-04-01 | Weblog
「橋本治の○○を祝う会」におよばれ。
○○とは『双調平家物語』の完結と、驚くなかれ氏の本卦返りのことを指している。
まことにおめでたい。
なんでそんなところに不肖私がおよばれしたかというと、かつて薩摩琵琶の新作書き下ろしをお願いしたご縁が端緒なのであるが、その後の有為転変の中でとんとご無沙汰をぶちかましてばかりで、こうしてお招きいただくと少々面映いものがある。

見知らぬおじさん編集者ばっかで居場所がないかもなあ、と懸念しながら会場に入ると、向こうの方に鶴澤寛也師・友吉鶴心師・N峯英子プロデューサーという旧知の面々がずらりと並んでいるので「仲間に入れて~ん」とばかりにすり寄って行く。
ウチダセンセイつながりの(別につながってはいないが)H本麻里さんにもお初めてのご挨拶。なんか緊張して支離滅裂なことを口走る。

友吉鶴心師による「日本海海戦」をはさんで橋本センセイのマイクパフォーマンスが繰り広げられ、乱入した岡田嘉夫センセイと抱腹絶倒のバトルが展開する。
なぜか出版関係のパーティにはしょっちゅう顔を出している私であるが、お世辞抜きに大変和やかな良い会であった。
ひとえに橋本センセイのご人徳によるものであろう。
インタビューで還暦還暦と連発されて怒って帰ってしまったのは確か若尾文子だったと思うが、センセイは「かんれきぃ?おいしいのそれ?」とか言いながらあと250年くらい生きて、死んだ後も「実はまだ樺太で生きていて別名で連載を四本もっているらしい」というような伝説を残しそうな気がする。
ますますの御活躍を願ってやまない。

なおこの場において急遽「橋本治事務所 芸能部」の設立が勝手に宣言されたということをご報告しておかねばならない。
N峯部長のもと不肖私は企画室長に任命されるという光栄に浴した。
専属契約をご希望のアーチストはぜひご連絡ください。
しかし「なんか事務所でみんなでアヘン吸っててつかまりそうだよね」というのは本当に悪い冗談である。