オーシャンビューの毎日

海と山を眺めながらおいしい食事やリハビリ運動。
そしていつも愉快なスタッフたち(笑)
ここが噂の五ヶ浜デイサービス。

これぞ匠の技❗ ~オーシャンリハ編~

2018年02月17日 09時18分35秒 | オーシャンリハ五ケ浜

ここのところ利用者様や職場の同僚から雪のことでよく声をかけられます。

 

「今年の雪はどう?」とか「昔はこんなもんじゃなかったよ」とか「今年の雪は新潟人でもキツいよ」とか。どうもこのブログを読んで声をかけてくれているようです。

そんなに雪のことばかり書いてるかなぁなんて思って、過去ログを見直してみたんですよ。

そしたら・・・・・、

 

う~ん・・・・・・書いてるな(-_-;)。

 

でもことさら雪や雪国に悪い感情ばかり持ってる訳じゃないんですよ。

雪で真っ白に染まった広大な雪原なんて、新潟に来なければ絶対に見ることのなかった風景だし、先日見た神々しい佐渡の雪山だったり、越後平野の遥か彼方に見える雪化粧を纏った越後山脈とかいつ見ても感動します。

この時期の越後山脈なんて、眺めてると思わず山の方に向かって車を走らせたい衝動に駆られることもあるんですよ。

 

 

行きませんけどね。

 

 

雪があるから❗

 

 

 

今回は五ヶ浜の「匠」の話です。

昨年、デイサービスセンター五ヶ浜の手芸の匠について紹介させていただきました。

※詳しくは2017年5月27日の記事をご覧下さい。

 

オーシャンリハ五ヶ浜にも素晴らしい技術を培ってきた匠がたくさんいます。

 

2月15日の木曜日に集まった匠たちの作品をご紹介します。

 

これは過去に自分で編んだものだそうです。皆さんに見てもらいたいと、大切に閉まってあったものをこの日に持参してくださいました。

 

こちらは今年編み上げたベストだそうです。

 

上の写真の作品に刺激されて、その利用者様から編み方を教えてもらって作り上げたという作品。編み方を聞いてから仕上げて来所されるまで2週間ぐらいだったような。実際は1週間ぐらいで仕上げたそうです。

 

ご自分の古い着物を仕立て直した作品。完成までに2週間ぐらいかかったそうで、これは出来たたてホヤホヤ。

 

 

さて、こんな素敵な作品を作った匠たち。

 

 

どうです?

皆さん、とっても似合ってますよね❗

カメラがあるので気恥ずかしそうにされてましたが、素敵な笑顔と合間って作品もとっても映えています。

 

僕は手芸や編み物はしませんが、それでもこんな素晴らしい技術を見せていただいて、大いに刺激をいただいてます。

 

 

翌16日の金曜日は書道の匠たち。

 

 

 2月に入っても頑張ってますよ。

 

昔から培ってきた技術を現在進行形で使っていけることって、とても素晴らしいことだなあって思います。これからもますます技術を高めて、匠の技を見せてくださいね。

 

 


オーシャンリハで筆始め ~その後~

2018年02月10日 15時08分36秒 | オーシャンリハ五ケ浜

オーシャンリハ2階の機能訓練室からは日本海が一望できます。

 

その一望できる景色の中心には佐渡島がドドーンと鎮座しており、五ヶ浜自慢の風景のひとつとなっています。来所時の送迎車の中でも、今日は佐渡島がよく見える見えないという話題がいつもでるんですよね。

この佐渡島、確かに五ヶ浜からはよく見えるんですが、夏は高い気温で島がぼんやりと霞んでしまい、冬は空気が澄んでてもいつも天候が悪いため、ドンよりとしている印象を受けます。まぁ、距離も離れてるので仕方ないんですが。

 

これは今年の1月下旬ごろにオーシャンリハから撮った写真です。雪続きの天候のなか午前中だけぽっかりと青空が広がり、その時に見えた佐渡島があまりに美しく、思わずシャッターを切ってしまいました。

 

写真では島が霞んでるように見えますよね。でも実際に目に映っていた光景はとてもクリアで、雪化粧をした佐渡の山々と相まってものすごく神々しい姿に見えたんですよ❗写真で伝わらないのが残念ですが。

 

毎日佐渡島を眺めてますが、こんなに美しく見える日は年にそう何日もありません。両手で十分に足りるくらい?

 

この日はこの話題で持ちきりで、利用者様たちとも「今日はこんなキレイな佐渡が見れて儲けもんだったね」なんて話をしてました。佐渡島に限らず冬の厳しい天候のなかで、角田山や弥彦山周辺が神秘的な景色になって、運転中に思わず目を奪われそうになってしまうこともあります。

 

雪国がごく稀に見せてくれるスペシャルなご褒美といったところでしょうか。

 

 

さて前置きが長くなってしまいました。

節分行事が間に入ったため報告が遅れてしまいましたが、1月の間に皆様にお願いしていた「書き初め」が集まり、現在オーシャンリハに展示しております。

 

展示するにあたって題字をお二方にお願いしました。

 

とてもダイナミックに力強く書いてくださいました。お二人ともありがとうございました。

 

この題字とともに、

皆さんの書いてくださったたくさんの書き初めを展示しています。

 

こうしてみると皆さんそれぞれ味のある個性的な字ですよね。とても久しぶりに筆を持った人たちばかりとは思えません。僕なんかはもともと字が下手なので、こうして眺めてると見いってしまいます。

様々な思いで書いてくださったと思いますが、皆さんが書き初めに込めた思いが、今年一年、叶えられるように願わずにはいられません。

 

もう少しの間展示していますので、オーシャンリハ五ヶ浜にお立ち寄りの際は是非とも皆様の力作を見ていってください。

 

 

 

さて最後に書き初めの「その後」です。

 

書き初めは終了しましたが、その後も書道を続けたいという人がでてきました。その方たちは「ここに来る楽しみが増えた」といって、時間があるときに挑戦されています。書道だって、頭を使い、手を使い、指を使い、立派なリハビリになります。

 

こちらはなんとご自宅で書いて持参してくださった作品。いろんな書体で書き分けられてるんですよ❗

 

たとえ小さなきっかけでも、そのことでご自身の意欲が高まり、そしてオーシャンリハ五ヶ浜を利用するにあたって新たな楽しみを見出だしてくださったのだとしたら、スタッフとしてこんなに嬉しいことはありません。

 

 


2018年節分の日③ 二日遅れの鬼退治

2018年02月06日 20時16分24秒 | オーシャンリハ五ケ浜

今年の節分の日はとってもいい天気でしたね。

空も青空、道路も雪が溶けてアスファルトが顔を出してたし。

普通ってなんて素晴らしいんだ❗なんてしみじみ感じてたんですが、日曜日からはまた雪模様に逆戻り。いやはや雪国の定めとはいえ、皆様風邪などひかれませんよう十分にお気をつけください。

 

さて土曜日はデイサービスセンター五ヶ浜では賑やかに節分行事が行われましたが、オーシャンリハ五ヶ浜は残念ながら定休日でした。

もともとオーシャンリハ五ヶ浜の方は短時間かつリハビリ特化型の施設なので、営業日だったとしても、デイサービスセンター五ヶ浜のような大きなイベントは行えません。

 

昨年も節分行事的なことは何も行わなかったと記憶しています。

 

 

 

 

しかし今年は・・・・・、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

踊ってみました❗

 

 

 

 

 

 

 

 

一匹で・・・・・・。

 

 

 

 

 

週が明けての2月5日の月曜日。

節分から二日遅れての鬼踊り。

予定していたスタッフに休みがでたりして、急遽計画の変更を余儀なくされ、鬼の数が減って最終的に一匹に。

 

 

まぁ、踊ってみて分かったことは、

 

 

鬼は一匹じゃぁ様にならないなぁ、ってこと。

 

 

それでもせっかくの節分なので頑張って踊ってみました。利用者様たちも暖かい目で見守ってくれましたしね(^_^;)。

 

ささやかな節分行事でしたが、これで無事鬼退治も終わってオーシャンリハ五ヶ浜からも邪気が払われたんじゃないかと思います。

 

利用者様たちが今年一年健康で、かつたくさんの福に恵まれますように。

 

 

 

ヨガのあべ先生がお手伝い下さり、写真も撮って下さいました。ありがとうございました。

 


続・オーシャンリハで筆始め

2018年01月19日 22時05分14秒 | オーシャンリハ五ケ浜

1週間前はここ数年にない大雪の影響で臨時休業を余儀なくされた五ヶ浜でしたが、その大雪もすっかり解けて、ようやく落ち着きを取り戻しました。

 

道路や駐車場をおおっていたあの大量の雪も消えました。

 

僕が1週間前にダイブした施設前の畑も、現在はこの通り。いま飛び込んだら大ケガしちゃいそうですね。

 

このまま何事もなく春に向かってくれたらと思いますが、そうそううまくはいかないみたいで(-_-;)。来週にはまた強い寒波が来ちゃうみたいですね。雪国の性とはいえ、今度はもう少しお手柔らかに願いたいものです。

 

さて前回お伝えした通り、オーシャンリハでは先週より書き初めを行っています。

先週の金曜日が臨時休業になってしまった事情から、今日の利用者様に書いていただいて、ほぼ作品が出揃うことになります。

皆さんやはり口々に仰るのは「筆を持つなんてなん十年ぶり」とか「学生時代以来」とかばかり。そりゃそうですよね。僕も今回筆を持ちましたが、考えてみると数十年ぶりです。皆さんと比べたら、とても見せられたもんじゃありませんが。

 

毛筆は鉛筆やペンで書くのと違って独特の緊張感が生まれますよね。その緊張感が集中力を生み、そしてそれが達成感につながる。

 

皆さん、いい顔をしてます❗

 

オーシャンリハとしては初めての試みでしたが、皆さんのおかげでたくさんの素晴らしい作品が集まりました。

書いていただいた作品はオーシャンリハで展示する予定です。いったいどんな作品が集まったのか?

 

 

それはまた次の機会に。

 


※掲載された写真については、ご本人様の許可をいただいています。


 


オーシャンリハで筆始め

2018年01月13日 12時39分40秒 | オーシャンリハ五ケ浜

お正月行事のひとつ「書き初め」。

 

書き初めの意味ってご存じですか?

学生時代には書いたりもしたし、言葉自体は聞き馴染んでいるのですが、その意味はあまり深く考えたことはないですよね。

 

書き初めとは、年が明けてから初めて毛筆で書や絵を書く行事のことをいうのだそうです。

もともとは宮中で行われていた儀式だったものが、江戸時代に庶民の間にも広まっていき、以降習慣として定着したということです。書き初めは1月2日に行うのが習わしで、この日に書くと「書道が上達する」との言い伝えがあります。

 

1月2日からは少し日がたってしまいましたが、オーシャンリハでは新たな年にあたって書き初めを行っています。

書き初めが初めてという方はほとんどいらっしゃいませんが、それでも筆を持って書を書く行為が数十年ぶりという方たちばかり。戸惑う利用者様も多くいました。でも何事もチャレンジです。

 

「今年の一字」というお題で今年の目標だったり、今の気持ちを一字に込めて書いていただきました。

真剣な表情で、慎重に筆を運びます。

 

この方は自前の道具を用意してきてくださいました。この道具を使うのはなんと数十年ぶりだそうです。

 

どうです、この文字。

皆さん筆を持ったらとても緊張するみたいです。それが日頃感じない良い刺激になって、とても素晴らしい書き初めが完成しました。

 

 

オーシャンリハでは、今年の目標として「新たなことにチャレンジする」ことを掲げています。たとえ小さなことでも普段行わないことにチャレンジしていくことで、利用者様たちの心に新たな活力が生まれたり、生活していく中での良い刺激に繋がってほしいという思いがあります。

利用者様全員が参加されているわけではありませんが、コツコツと続けていくことで参加者を増やしていき、いつか全ての利用者様に参加していただけるようにしていきたいし、そう願っています。

 


※掲載された写真についてはご本人様の許可をいただいています。