オーシャンビューの毎日

海と山を眺めながらおいしい食事やリハビリ運動。
そしていつも愉快なスタッフたち(笑)
ここが噂の五ヶ浜デイサービス。

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歴史をつないで ~職員の休日~

2018年05月06日 19時31分13秒 | 五ヶ浜

五ヶ浜から五福トンネルを抜けて巻方面へ向かって少し走ると、ほどなくして田園風景が広がってきます。この田園風景の周辺に峰岡という部落があります。

この峰岡は「米百俵の精神」で馴染みの深い三根山藩があった地です。

幕末期に戊辰戦争で破れて日々の食事に事欠くほど困窮していた長岡藩に、その窮状を見かねた三根山藩から米百俵が贈られます。多くの藩士がこの米が分配されることを望んでいましたが、当時長岡藩の大参事であった小林虎三郎が「この米をみんなで分けるとわずかにしかならない。それよりもこの米を売って学校を作る資金の一部にしたい」と提案し、大反対する藩士達を説得します。

大きな将来を見据えていま現在の苦境を耐え忍ぶという際に使われたりしますが、これについては県外から来た僕なんかよりも、地元新潟の人たちの方が詳しいでしょう。

 

峰岡ではこの米百俵の歴史を繋いでいこうと、毎年この時期に「米百俵伝承授業」が行われています。

今年はゴールデンウィーク最終日の5月6日に行われるということで、五ヶ浜から職員4人が参加する予定だったんですが・・・、なんと当日になって言い出しっぺの主任から参加できないという連絡が・・・(怒)。

ということで3人での参加になりました。

 

まずは歴史の勉強から。

話をしているのは元三根山藩15代目当主・牧野忠由(ただより)さん。現在は東京在住だそうですが、この時期にはイベントのために帰郷されるんだとか。正真正銘の殿様の家系でみんなからは殿と呼ばれていました。

 

殿の授業が終わると近くの田んぼに移動して田植え体験です。品種はもちろんコシヒカリ。

 

みんな慣れない手つきながらも、地元農家の方の指導を受けながら頑張りました。

 

子供たちも田植え体験。みんな大はしゃぎしながらも一生懸命に植えてました。

 

田植えが終わった後は、地元の方たちが作ってくれたカレーライスでお昼ご飯です。このお米は昨年の同イベントで植えて秋に収穫したお米なんだとか。地元の方たちと交流を深めながら、とっても美味しいお昼をいただきました。

 

巻の町を走っていると米百俵の町という看板をよく目にします。だけど実際にどういう話なのかとかどういった意味なのかなんて深く考えることはありませんでした。

小さな土地の小さなイベントでしたが、地元の歴史だとかその歴史を紡いできた人たちやその精神をなんとか新しい世代へ繋いでいきたいという、そんな地元の人たちの熱意が感じられるイベントでした。

 

今日でゴールデンウィークも終わりです。

最終日は天候にも恵まれ、植えたばかりの苗も気持ち良さそうに風に揺られていました。この苗が無事に実りの秋を迎えられるようにと願わずにはいられません。

 

 

 

 

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5月の風

2018年05月04日 15時22分47秒 | デイサービスセンター五ケ浜

5月になりました。

 

西蒲区周辺の田んぼには次々と水が張られており、早いところではゴールデンウィーク前に田植えを始めているところもありました。

出社時や送迎中に目に入ってくる角田山や弥彦山もまばゆいばかりの「緑」に包まれていて、今更ながら緑色ってこんなにたくさんあるんだなぁ、なんて感じている毎日です。

 

さて、そんな爽やかな天候が続いていた五ヶ浜だったんですが、昨日の5月3日はあいにくの天気でした。「5月の嵐」なんてニュースで騒いでいましたしね。

 

そんな悪天候の中、五ヶ浜に爽やかな風をもたらしてくれたのが、野田友則さん、順子さん夫妻と小川幸之助さんの3人です。

 

 

この3人は「ぎんもくせい」というフォークソングユニットで活動されていて、五ヶ浜の他にもいろいろな施設を訪れて演奏されているんだとか。

実はメンバーの友則さんが利用者様の息子様。その縁もあってこの日は五ヶ浜で演奏していただけることになったんです。

この「ぎんもくせい」というユニット。もともとは「チェリッシュ」や「かぐや姫」などの80年代のフォークソングを得意としているとのことだったんですが、この日は昭和歌謡や演歌、唱歌等利用者様に馴染みのある歌を選んでわざわざ練習してきてくださいました。

 

写真上が野田夫妻。写真下が小川さん。

 

ギターにタンバリンやトライアングル、箱形のパーカッション等いろんな楽器を持ってきてくれて、さらには3人のキレイなハーモニーもあってとても心地よい音色で部屋が包まれました。

 

途中、一緒に遊びにきていた利用者様の妹さんが飛び入り参加。

さらには利用者様たちも一緒に加わっての大演奏会に。

 

とっても楽しそうでしょ!

やっぱり楽器の生音っていいですね。利用者様たちも3人の素晴らしい演奏に聞き入っていました。

 

悪天候で少し鬱屈とした気持ちになりそうだったこの日の昼下がりに、とても心地よい爽やかな風をもたらしてくれた3人。とても楽しい時間をありがとうございました。

 

 

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パスの果てに ~再び~

2018年04月22日 20時18分18秒 | デイサービスセンター五ケ浜

今週はとても暖かい1週間でした。

とくに土曜、日曜は暖かくて、出掛けたりするには最高の週末だったんじゃないでしょうか。

いよいよ夏へ向けて季節が動き出したのかなぁなんて感じつつ、せっかくの日曜日に僕は掃除と片付けに追われていました。このところサボっていたために足の踏み場もない状態で。これではいよいよダメだと思って強い決意をもって始めたんですが・・・。

断捨離しようと誓って始めたものの、心の奥からもったいないお化けが出てきて邪魔をしてきます。1年間使ったりしてなければそれはもう今後も使うことないだろうなんて話を良く聞きますが、いや来年はひょっとしたら使うかもなんて思うのは僕が貧乏性だからでしょうか?

絶好のお出かけ日和がやって来たのに、一向に出掛けられず悩みのつきない一日でした。

 

さて昨日、土曜日の五ヶ浜です。

レクリエーションでは先週と同じくカードゲームが行われたんですが、なんと前回のチャンピオンチームが再び集結しました。

すでに余裕漂う王者の風格さえ感じるんですが、さてさて今回はどうなりますか。

 

ゲームは前回と同じく「七ならべ」の2回勝負。ルールも前回と同じで、パスは何回でもできますが3回に達すると「被り物の刑」が待ってます。

 

つまりパスばかりしてると、

こうなっちゃう(笑)。

1回戦はあっさりチャンピオンチームが勝ってしまいました。

 

続く2回戦。

チャンピオンチームが動きます。あまり良くないカードが来たようで、勝利を確実なものにするためにいろいろと画策します。まぁ、つまりは出せないわけじゃないが出さない先を読んだ戦術をとるわけですが。

 

そのため、

チャンピオンチームの罠にはまるライバルチームが続出。このチームはあと1枚出せれば勝てることができたのに・・・。

 

調子に乗ったチャンピオンチームは、あげくの果てには自分達のパス回数まで忘れちゃって3回目のパスまで宣言してしまうしまつ。ということは、

 

当然こうなっちゃう。

まさに策士策に溺れる(笑)。

 

パスにパスが乱れ飛ぶ混迷を極めた2回戦でしたが、結局のところ王者を倒すチームは現れず、2回戦もチャンピオンチームが勝利。

 

この結果、この日もチャンピオンチームの完全勝利で幕を閉じたのでした。

 

さてこうなってくると個人的にはこの絶対王者を誰が倒せるのかってことが非常に気になってくるのですが、さてさてこの研ぎ澄まされた悪知恵に対抗できるチームは現れるんでしょうか?

諸葛亮孔明に対する司馬懿仲達の出現を強く望むのであります。

 

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回り道、寄り道、桜道

2018年04月17日 21時18分56秒 | 五ヶ浜

 

桜の季節が終わろうとしています。

 

ヒューッとひと風吹くと瞬く間に花びらが舞い上がり、舞い上がった花びらが風にのって目の前をサーッと過ぎ去っていきます。その一瞬は、それはそれでとてもきれいな光景なのですが、風が吹く度に残された木には緑の葉が目立つようになり、どことなく春ももう終わりなんだなぁなんて寂しい気持ちが残るんです。

 

五ヶ浜では、毎年この時期にお花見ドライブを企画してお出かけをしていました。

今年は諸事情でできなかったんですが、桜の見ごろも先週が最後のチャンスだろうということで、その一週間をお花見週間と決めて、帰りの送迎時に少し回り道をして帰ろうじゃないかということに。

皆さん帰る方向は様々なんですが、西蒲区もいろいろな所に桜の名所がありますからね。僕もこの3年でいろいろと覚えました。あっちの桜こっちの桜と寄り道する場所はそれぞれ帰りの送迎車の担当スタッフに一任ということで、お花見週間が始まりました 。

 

さてそれじゃぁどこに行こうかと思ったのですが、僕がこの日に担当した利用者様はほとんどが巻の方。ならばあまり寄らない方向が良いだろうと思って岩室の方へ向かうことに。

 

 

曇っていたのですが、花はまだ見頃と言えるくらいには咲いてくれてました。皆さん、桜を見ながら春の香りを感じてくれたんじゃないでしょうか。

 

こちらはオーシャンリハの利用者様。この日は天気も良くてまさに桜日和でした。

 

別の日に福井の桜をバックにパチリ。

 

この週は悪天候の日も多かったんですが、それでも日頃は通らない場所へ寄り道しながらの帰路をとても良かったと喜んでくれていました。

 

昔、そうずっと小さい頃、家まで30分以上はかかった田舎道を決してまっすぐに帰ることはなく、あっちへフラフラこっちへフラフラと寄り道をしながら帰るのが常でした。

そこに流れていた時間はとても緩やかで。

中学生になって自転車通学になり、高校を出るとバイクや車に乗るようになり。少しずつ周囲を流れる景色が速くなっていて、寄り道や遠回りをするなんて感覚も忘れていきました。

いつもは安全に、なるべくはやく、そして効率良くお送りしようなんて考えてるんですが、回り道をとても楽しんでくれている姿を見てるとそこにはとても緩やかな時間が感じられて。

 

少し遠回りするのも悪くないなぁなんて、そう思ったんです。

 

 

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パスの果てに

2018年04月15日 06時27分54秒 | デイサービスセンター五ケ浜

小さい頃はトランプでよく遊びました。

 

ババ抜きや神経衰弱、大富豪にページワン。今みたいに遊びの豊かな時代ではなかったので、トランプも大事な遊びのひとつでした。友達や兄弟姉妹、たまに集まった親戚の人たちなんかと輪を作ってワイワイガヤガヤと賑やかに。

僕は長男だったもので、下の兄弟には負けたくないみたいな感情が働きまして。ズルなんかしたりして、とにかく最終的には一番を目指すわけなんですが。

いまその時のことを考えると、兄弟たちもわかってたのかなぁなんて。それでバカ兄貴に花を持たせてやろうとみて見ぬふりをしながら楽しく遊んでいたんじゃないかと思ったりもするんです。

知らぬは兄貴ばかりなり。

下の兄弟たちはこうして処世術を覚えていくんでしょうか?

 

 

トランプ話になりましたが、五ヶ浜にもトランプがあります。トランプなんてどこにでもあるものなんですけど、五ヶ浜のトランプはとにかく「デカイ」!

 

サイズはA3。

 

ということは1枚の大きさが297x420mmってことなんですが、まぁ数値を言っても想像つかないですよね。ということで、

 

こんな感じ。

これぐらい大きいサイズだと買いたくても売ってません。なにより売れないでしょうしね。ということで自作するわけなんです。

 

誰が?

もちろん僕が(-_-;)。

 

 

土曜日のレクリエーションは、このトランプを使ったカードゲームでした。

行われたゲームは「七ならべ」。

シンプルなルールだけに先をみた戦術が要求されるゲームです。

 

皆さん、手持ちのカードと場のカードを見比べながらあれやこれやと作戦会議。

 

七ならべは「7」を中心に数字をつなげていき、手持ちのカードをなるべくはやくなくすゲームです。途中で場に出せるカードがなくなった場合はパスすることが認められています。このパスは何回でもできますが、パスするほどに上がりは遅くなるわけです。

さらにこのパスを戦略的に使う知恵者もいたりするんです。出せるカードがあるのにパスをするという、若者顔負けな悪知恵を働かせたりして。

 

だから五ヶ浜には独自のルールがあり、パスが3回に達すると、

 

かぶり物の刑という罰ゲームが発動します。

 

パスばかりしてると、この状態でゲーム中を過ごさなくてはなりません。

案外皆さん、似合ってるような(笑)。

 

 

激戦のなか、たくみな戦術を駆使して本日のナンバーワンチームにかけ上がったのは、

 

このチーム!

 

ということで、

優勝したチームは早速被り物をして記念撮影を・・・って結局勝っても被るんかい❗

 

お後がよろしいようで。

 

 

このトランプを作ってから、かれこれ2年以上たつでしょうか。

とにかくデカイことはいいことだなんて単純な思考で夜なべして作ったんですが、これが頭で想像していた以上に大変で。

シンプルに見えるトランプのデザインも、大きいと塗りつぶすのに時間がかかるんです。なにより数が多い。当時は連日、目を擦りながらやってたんですが間に合いそうになくて。

最終的に他のスタッフが助けてくれて、人海戦術で仕上げたのを思い出します。

 

久しぶりにカードゲームに参加したんですが、このデカトランプがけっこうよれよれになりながらもまだ頑張ってて、なによりあれこれと悩みながらも楽しそうにゲームをプレイしている利用者様達をみて、少しほんわかとした心持ちになりました。

 

デカイことはいいことです、うん!

 

 

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