素晴らしかったステージの感動冷めやらぬまま文化村方面にむかっててちてちと歩き出しました。
次の予定はアップリンクで「エレファント・ソング」(公式HP)を観ること。
小さな映画館なので、せっかく行ったけど満席で観られません、ってなったら困るので事前にネットでチケットを取っておきました。
17時からの上映だったのでその前に映画館の下のカフェ(タベラ)でお茶しよう、と思っていたのですが、道を1本間違えて行ったり戻ったりしているうちにお茶する時間も無くなってました
(Bunkamuraとか何回か行ってるんだけどなぁ、まさか今更迷うとは思いませんでしたわ~ と他人事のようにつぶやいてみる・・)
グザヴィエ・ドランが出演のみでセリフも英語なのが新鮮な?感じです。
精神科病棟に入院しているマイケル(ドラン)
彼の主治医のローレンス医師が失踪。なんらかの情報を知っていると思われるマイケル。
院長がマイケルから情報を引き出そうとする。
でもはぐらかすばかりで、なかなか真実も本心も引き出せない。
グリーンウッド医師、マイケル、ぬいぐるみのアンソニー
マイケルに振り回されながらも話を聞いていくうちに、マイケルの母がオペラ歌手だったこと、望まれて生まれてきた子供ではないこと、象の生態に詳しく、強いこだわりを持っていること、などをマイケルは語ります。そして母が自殺したこと、ローレンス医師のこと。
院長、マイケル、マイケルの担当のピーターソン看護師
登場人物が少なくて、ほとんどが病院の中(ローレンス医師の部屋)で話が進んでいくので、なんとなく舞台みたいな感じがしたのですが、舞台劇の映画化だそうです。
院長とマイケルの会話が話の中心なんですが、駆け引きのような会話、何を考えているのかわからないようなマイケルから目が離せない。
何を書いてもネタバレになっちゃう感じなんですが、でも話がすっかり分かった後でもう一回確かめるように観たい映画でもありました。
シネモンドで8月1日から上映されます。