オーダーから2週間。ほんのり甘くさくっとした食感を思い出しながら「早く食べたいなぁ~」と待ち続けた日々。
大きくうすーく焼いた生地をクルクルっと丸め、まるでパイのような多重の層が心地よすぎるサクサク感を生み出し、そのベースとなる味は鶏蛋巻という名前のとおりたっぷりの玉子風味。さらにほんのりと感じるバター味、主張することのない上品な甘み……あああ~。
そんな徳成號(Duck Shing Ho)の鶏蛋巻がようやく届きましたよ~!!
北角(ノースポイント)のフェリー乗り場にほど近いところにある小さな店、徳成號は、宣伝もせず、メディアの取材もほとんど受けないのに、店頭に商品を並べるヒマもなく予約分のみで売り切ってしまう人気店にして密かな有名店なのです。その確かな味が口コミで伝わって、宣伝なんか必要のない確固たる基盤になっているってことなんですねー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/8b/64d09072a2d3d0e0411c6a807a8c6a88.jpg)
ときどき店の前の道を通るため、その存在は知っていましたが、堂々とした看板はあれど、カッターシャツにだぶつき気味のズボンをはいたおじいちゃんが右から左へ商品を移動しているだけのおよそ店らしくない店なので、なんだろーなぁ?なんて思っていたのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/8d/43c01eb3a518c12af3b2897fd76df3ca.jpg)
そんあある日。職場の同僚が、「食べてみて」と手に入れた徳成號の鶏蛋巻を試食させてくれたから、さぁたいへん!! 先に記したようなおいしさに大騒ぎ!
衝撃的なというよりは、その素朴さが味覚と胸にジ~ンとくる、そんな感激の波に襲われて、無言(食べている)→大騒ぎ→無言(再び食べている)→大騒ぎ、のくりかえし。
即刻、「次回のオーダー時には私も混ぜて~」とお願いしてて注文してもらったところ、「2週間待ちだって」とのお返事。それでも、クリスマスやら旧正月やらのギフトシーズンからは外れている今の時期だから、2週間で済むのだとか。時期が時期なら1カ月待ちってこともあるらしいです。
そして2週間の時が過ぎ、やっと今日の日を迎えましたっ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/09/07d92942c4fc73a92190143c61820f4c.jpg)
2ポンド(約900グラム)の入りが3つ。全部ひとりじめっ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_red.gif)
というのは冗談で、お誘いに乗った友人達の分も我が家にご到着。デリバリー料金15ドルはかかりますが、指定場所まで配達もしてくれるんです。まとめ買いをするると持ち帰りはタクシー利用になってしまうと思うのですが、だったら配達してもらった方が断然お得!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/dc/ad3c2e2ece239944f1a29792c70ff119.jpg)
包み紙からして望郷の念が湧いてくるほどの懐かしテイスト。包み紙を開けると、さらに中の缶も懐かしい絵柄です! こんなガラのコーヒーカップ、子供の頃に家で見たような気がするよぅ。
店の手提げ袋も別に付けてくれました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/e6/cacc15b185959a2a5b40055a020b87fa.jpg)
きっちり締まっているフタにスプーンを差し込みながら開けていきます。キュッ!キュッ!ポン! さあ待ちかね。鶏蛋巻とご対面です!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/81/7005ae602193d8119f0563595d9ef95e.jpg)
行儀よくならんだ鶏蛋巻からは、かすかな甘さとバターの香りが立ち上ります。猫にまたたびのごとく、頬ずりどころか身体ごとこすりつけたいほどの魅惑的なの香りです。はぁーん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/1d/0b2d18688c89a5c964cd194fadb68f6b.jpg)
製菓チェーンの鶏蛋巻とは比べ物にならないくらい薄い層が巻き付いているのが、この写真でおわかりいただけますか?
表示によると、材料は、玉子、砂糖、小麦粉、バターのみ。あとは技術と手間ひまでできているピュアなお菓子です。
囓るとポロッと口の中へ。でも、すぐに溶けることはなくちゃんとサクサクという食感もあり。甘みはあれど切れ味(?)よし。長さ20センチ×直径1.5センチはありそうな大きさだけれど、1度に3本は軽くいけちゃう。「一度に3本」を1日何回繰り返しているかは、置いていおいて…。
残り二缶の行き先、友人宅からも即「好好味!!」との言葉が届きました。さらに「一度に5本は軽いよね!」とも。上には上がいるなっ!
運がよければ、キャンセル分などが店頭で売られることもあるとか。無駄足にならないためには予約がいちばんだけど、運を天に任せて行ってみるのもいいかもしれません。
牛油鶏蛋巻(2磅缶) HKD76(約1140円)
徳成號(Duck Shing Ho) 北角渣華街62-68號
℡2570-5529/2571-5049
遅まきながら参加してみました。ポチしていただけるとうれしいです。
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大きくうすーく焼いた生地をクルクルっと丸め、まるでパイのような多重の層が心地よすぎるサクサク感を生み出し、そのベースとなる味は鶏蛋巻という名前のとおりたっぷりの玉子風味。さらにほんのりと感じるバター味、主張することのない上品な甘み……あああ~。
そんな徳成號(Duck Shing Ho)の鶏蛋巻がようやく届きましたよ~!!
北角(ノースポイント)のフェリー乗り場にほど近いところにある小さな店、徳成號は、宣伝もせず、メディアの取材もほとんど受けないのに、店頭に商品を並べるヒマもなく予約分のみで売り切ってしまう人気店にして密かな有名店なのです。その確かな味が口コミで伝わって、宣伝なんか必要のない確固たる基盤になっているってことなんですねー。
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ときどき店の前の道を通るため、その存在は知っていましたが、堂々とした看板はあれど、カッターシャツにだぶつき気味のズボンをはいたおじいちゃんが右から左へ商品を移動しているだけのおよそ店らしくない店なので、なんだろーなぁ?なんて思っていたのでした。
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そんあある日。職場の同僚が、「食べてみて」と手に入れた徳成號の鶏蛋巻を試食させてくれたから、さぁたいへん!! 先に記したようなおいしさに大騒ぎ!
衝撃的なというよりは、その素朴さが味覚と胸にジ~ンとくる、そんな感激の波に襲われて、無言(食べている)→大騒ぎ→無言(再び食べている)→大騒ぎ、のくりかえし。
即刻、「次回のオーダー時には私も混ぜて~」とお願いしてて注文してもらったところ、「2週間待ちだって」とのお返事。それでも、クリスマスやら旧正月やらのギフトシーズンからは外れている今の時期だから、2週間で済むのだとか。時期が時期なら1カ月待ちってこともあるらしいです。
そして2週間の時が過ぎ、やっと今日の日を迎えましたっ!
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2ポンド(約900グラム)の入りが3つ。全部ひとりじめっ
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というのは冗談で、お誘いに乗った友人達の分も我が家にご到着。デリバリー料金15ドルはかかりますが、指定場所まで配達もしてくれるんです。まとめ買いをするると持ち帰りはタクシー利用になってしまうと思うのですが、だったら配達してもらった方が断然お得!
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包み紙からして望郷の念が湧いてくるほどの懐かしテイスト。包み紙を開けると、さらに中の缶も懐かしい絵柄です! こんなガラのコーヒーカップ、子供の頃に家で見たような気がするよぅ。
店の手提げ袋も別に付けてくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/e6/cacc15b185959a2a5b40055a020b87fa.jpg)
きっちり締まっているフタにスプーンを差し込みながら開けていきます。キュッ!キュッ!ポン! さあ待ちかね。鶏蛋巻とご対面です!
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行儀よくならんだ鶏蛋巻からは、かすかな甘さとバターの香りが立ち上ります。猫にまたたびのごとく、頬ずりどころか身体ごとこすりつけたいほどの魅惑的なの香りです。はぁーん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/1d/0b2d18688c89a5c964cd194fadb68f6b.jpg)
製菓チェーンの鶏蛋巻とは比べ物にならないくらい薄い層が巻き付いているのが、この写真でおわかりいただけますか?
表示によると、材料は、玉子、砂糖、小麦粉、バターのみ。あとは技術と手間ひまでできているピュアなお菓子です。
囓るとポロッと口の中へ。でも、すぐに溶けることはなくちゃんとサクサクという食感もあり。甘みはあれど切れ味(?)よし。長さ20センチ×直径1.5センチはありそうな大きさだけれど、1度に3本は軽くいけちゃう。「一度に3本」を1日何回繰り返しているかは、置いていおいて…。
残り二缶の行き先、友人宅からも即「好好味!!」との言葉が届きました。さらに「一度に5本は軽いよね!」とも。上には上がいるなっ!
運がよければ、キャンセル分などが店頭で売られることもあるとか。無駄足にならないためには予約がいちばんだけど、運を天に任せて行ってみるのもいいかもしれません。
牛油鶏蛋巻(2磅缶) HKD76(約1140円)
徳成號(Duck Shing Ho) 北角渣華街62-68號
℡2570-5529/2571-5049
遅まきながら参加してみました。ポチしていただけるとうれしいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/30/673f462eeadae6cdfb24cc52bacc665b.png)
でもオーダーするものだと思っていませんでした。
写真からでもあの匂いが漂ってくるよう...
あ~食べたいな~
私は術後10キロの激痩せです。だから今はとても太りたい!
でも普通は1回に3本食べたらちょっとまずいのでは?
その後は10分位走る?
北角・・大好きな町ですわ。
でも 知りませんでした。
いいなぁ・・・←こももさんちにくると
こればっかりやなぁ私(笑)
秋には 食べさせてくだはい!
は~次はいつ渡港かな~ため息ばかりです!
今度こそこももツアーに参加させてくださいね♪
スーパーとかでもみかけますけど、あまり注目してなかったんですよね~。美味しいですか?試してみよう・・・
そのレトロなパッケージ(日本は何でも洗練されてて、それもいいんですが)がつぼです☆変にお洒落を狙って西洋風にしたロゴとかよりも、こういう昔のままのほうがかわいいですね
ちなみに、元朗はSCMPの取材(された)のみで行ったことがあって、この好到底(http://www.daytauchung.com/beta/index.html#page/227/)という麺屋さんに行ったことがありますよ。次回ぜひ!
2週間待ちとはすごい人気なんでしょうね!!
見た目がこももさんのコメント通りうすーくみえます。
サクサク感が伝わってきました~!
棒に巻きつけて売っているのをよく見かけますがそんなのとは比べ物にならないおいしさなんだろうなぁ~♡
リンクOKのお返事ありがとうございます。早速はらせていただきました
エッグロール 記事から バターの香りと うすーい層がホロホロとくずれていくのが 想像されて もう たまりません。。。
予約で二週間以上ですか~。
旅行者には 高嶺の花です~
今度の帰国の際には、両手に一本ずつ握りしめてこの地に降り立つ様に!
ありがとうございます!!
こーゆー情報、ありがたや、ありがたや。
興味津々のトニーでございまする。
一応、メモしましたが、
実際には、手に入れられないでしょうなぁ~
でも、いつかは、食べてみたい!!
詳細リポート、ありがとうございましたぁ!!
また、食リポート、楽しみにしておりまするー!!
期待してます♪
北角は最初に勤めた会社があったし、住んでたし、あの周辺は隅から隅まで詳しいと自負してたのに・・・知らなかったじょ徳成號。
明日、日曜日だけどやってんのかなー。
行ってみよっと。
めちゃくちゃ食いたくなってきた。
では。
その後体調いかがですか?
大丈夫!女性は「あれっ?」って驚くほど瞬間的にふっくら
ふかふかに復活することもあるそうですから、マイペースで
回復期を過ごしてくださいね。
普通に3本食べたら、やっぱりヤバイ…ですよね…。ぎゃぎゃっ。
どうしよう。人にメタボメタボ言ってる場合じゃなーい。
とかいいながら、鶏蛋巻握ってる私。ダメだこりゃ~