公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

教室での保護者面談

2014-05-13 | 現在の教室運営
三者面談が始まり、先日一組目の面談が終わったところなのですが、
その親子が帰った後、スタッフが、親が話していった事柄について
「まったく、どんな天才児に育てるつもりでいるんだか・・・・・・」と
笑いものにするような言い方をしたのです。

ムカっ、として、
「いいんじゃない? それぞれにできるかぎりの事をしようということこそ、
大切なんだと思うわよ。」
うちの娘のダンナの話などして、それとなくたしなめたのですが。

あとで、つくづく、「まずいよなぁ・・・・・・」と思いました。

なにしろ、≪塾≫ですから。

少しでも低学年、あるいは幼児期からの入会を増やそうと思っているのに
スタッフが「教育ママ」に批判的なのでは困ります。

それに、うちの教室では三者面談ということもあって
学習時間中に教室の片隅での面談にしているものですから
聞き耳を立てれば話の内容は筒抜けです。

個人的な悩み事や、人に聞かれたくない相談事などは廊下で、とか
いうこともあるのですが
一般的な進路相談とか、学習相談などはオープンスペースで構わない、
と思ってきたのですが
その内容についてスタッフがあれこれ言うようでは・・・・・・

まったく、どこからアンタの時給が出てると思ってんのよ、と
オツムの軽いスタッフに腹を立てると同時に
長年一緒に仕事をしてきているスタッフなのに、いまだにそういう
根源的なところがわかっていない、わからせられていないということにもがっかり。

まさか、とは思うものの、このスタッフは外でも似たようなことを
喋り散らしているのではないか、と気を回してみたりして。

毎年の保護者からの面談希望時間は学習時間内に集中し、
日曜や学習日外などに予約枠を設けておいても、ほとんど希望する人がいないということもあって
(あっても1~2件なので、そのためだけに出勤するのもちょっとつらい)
今年は全日学習時間中の設定にしたのですが
考え直す必要はありそうです。



コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 折込・ポスティング | トップ | スタッフの方から »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (脱)
2014-05-14 02:56:18
私の所は平日午前10時から12時までと、土曜日、日曜日は終日設けています。(一人30分ですが、次が空いてると2時間も話し込む方もいます。)
午前中に希望する方が多く、
フルに働いている方は、土曜、日曜を選択します。

やはりスタッフや他の誰かがいると話しにくいこともあるので、必ず二人っきりで話します。
人生相談的な話もあり、学習の進度よりも、子育ての悩みや、夫の愚痴、長い生徒でしたら、7年とか通ってるので、保護者が、「先生はお母さんみたいだから~」
と、親戚のような関係になっている保護者もいます。

面談は、親にとってもホットステーションなのかもしれません。
面談中は、午後の教室もあるのでぐったりですが、この面談が継続の大切な時間なんですよね。

年に3回実施しますが、全員に参加されると、こちらの体が持たないので、最近は、年に一回は参加」してください、と声かけています。

毎回出る方、年に1回の方と、ばらついて参加してくれるようになったので助かっています。

何かあれば、今はメールでも連絡取れますし、毎月の連絡簿もあるので、顔を合わせるのは1年に一回で、
お互いに良いのかも?と思っています。

PS;

教室の流れをスムーズにしたので、コメントを打つ時間が出来ました。個人塾は成績表が簡単につけられるように、とか色々な工夫することが出来るので楽しいです。
あの公文の採点マシンはなんだったんでしょう?
私の教室では、A4一枚で公文のプリント3~5枚分の計算ができるようにしています。めくる作業もなく、インクが減らないのでびっくりです。
効率の良い仕事が工夫次第でできるので、すごくワクワクしています。ちなみに計算プリンは補助教材で
使い、メインは計算、文章題、図形などすべて盛り込まれた教材を使っています。計算だけでは、親も心配しますし子供自身が学校でわからなかったところを聞けて、安心しています。

公文を辞めなければ分からなかった保護者の本音と子供の声ですね。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

現在の教室運営」カテゴリの最新記事