Go! Go! 後藤光雄

鈴鹿市議会議員 後藤光雄。鈴鹿に生まれて鈴鹿に住んで鈴鹿にやってきて「本当に良かった」といえる、まちづくりをともに!

平成22年度予算案に反対

2010-03-17 13:50:36 | 議員日記
 3月15日の文教福祉常任委員会
平成22年度一般会計予算に、反対しました。

 平成19年10月にスタートした緊急地震速報システムを、
鈴鹿市は、平成21年3月にモデル施設設置事業として
市役所、文化会館、白子公民館、神戸小学校、白子中学校の5施設に
館内一斉放送システムとともに設置しました。
そして、順次設置していくということでした。

 ところが、平成22年度予算に、緊急地震速報設置費は、計上されていません。
防災安全課にも、教育委員会にも。

 代表質問で、理由を問いました。

「津波情報も流すことができる、J―アラートをFMラジオを利用して
流すシステムを構築する。」が回答でした。
しかし、このシステムが利用できるのは平成23年以降です。

 市は「防災無線のデジタル化を進めるので、完了すれば学校の職員室には情報が送れる。」
と言います。しかし、22年度中のデジタル化が目標です。いつ完了かわかりません。

 地震の揺れが起こることを知らせる緊急地震速報システムの設置が、説明もなく
1年以上先送りされることが理解できません。

 鈴鹿市には30校の小学校と10校の中学校があります。
安全であるべき学校が、不審者の侵入に対する準備はするが、
残る15,000人以上の子どもたちに、地震の揺れを知らせるシステムを
導入しない理由は何なのでしょう。

 身を守る、身構えができる可能性が高いということは、負傷者を減らせることに通じます。

 今年に入って、大きな地震が地球のあちらこちらで起こっています。
地震速報も2度起動しています。
津波警報が発令しても、「海に近づくな!」と知らせる同報無線もありません。

 緊急地震速報を導入する予算は、1校当たり6万円弱です。
38校に設置しても、228万円弱です。

 この「緊急地震速報設置予算が計上されていない」ことは、
どうしても受け入れられないことなので、反対しました。

 一体何人の議員が賛同してくれるかはわかりませんが、
もしも、今年中に大きな地震が起こり、
システム導入校の減災に役立つ結果になったとしたら…

 地震が起こらないことを祈りますが、
1日も早い設置をすべきです。


鈴鹿市議会議員 後藤光雄

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1 コメント

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まさに (田中通)
2010-03-17 19:09:20
これも風土への挑戦でしょうか.
後藤議員は大きい数字に慣れているし,直感は当たるので怖いです.

代表質問でも市長答弁が逆に不安を煽ってる感じで.
一市民としては,震度3あたりから警報に慣れておきたいところなんですが.
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