ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

三宅久之v.s.堀江貴文

2004年08月01日 | TV番組関連
昨夜の「朝まで生テレビ」見られましたか?昔は良く見てた番組なのですが、マンネリ化して来たので見なくなって。でも、今回のテーマが「プロ野球合併問題」という事だったので数年ぶりの視聴。

何が印象に残ったって、政治評論家の三宅久之氏とライブドアの堀江社長の遣り取りに尽きるでしょうね。三宅氏はナベツネの盟友で、他の番組で「こんな手紙をナベツネさんから貰った。」と内容を逐一読み上げる、いわばナベツネのスポークスマン的人物。今回の出演もナベツネの御名代といった感じで、いわば堀江氏との代理戦争の雰囲気。

番組開始早々、堀江氏に対して、「あんたねえ、そんな下着(Tシャツ)で出て来るってセンスを疑うよ。こういう場所は、ネクタイにスーツだろ!」というジャブから始まり、「そのホームレスみたいな格好は何だ!」や「そんな格好だから胡散臭いし、(ナベツネに)相手にされないんだ!」と服装攻撃のオンパレード。何ともアナクロ的な発言が笑えました。

唯、あの三宅氏v.s.堀江っていう関係を見てると、会社の上司と後輩の関係にも見えて来る。自分はいわゆる「新人類」と呼ばれた世代で、今まさに中年真っ盛り。この世代って、上司連中の感覚も理解出来ちゃう部分あるし、20代の若い世代の感覚も何となく理解出来ちゃう微妙なポジション。だから、相互理解がどうしても出来ない上司世代と20代の間で調整役と言うか、”潤滑油的”な役割を担わされる事が多い。上からは、「何できちんと理解させないんだ!」と怒鳴られ、下からは「上の言ってる事は理不尽!」と愚痴られる損な役割をしばしば演じなければならない。まあ、それも「あなた達世代の業務の一つなんだ」と言われてしまえば、ごもっともと言わざるを得ないのだが。

だからこそ、堀江氏の古い体質や考えに抗いたいという気持ちも判るし、三宅氏の言う「それなりの場所には、それなりの格好をしてくるものだ。」という考えにも納得出来なくもない。上の世代にとってみれば、不遜にも見える態度や、人の意見を一切受け付けない様なスタンスの堀江氏の存在は、受け入れ難いものなんだろう。大金持ちになった経緯も、濡れ手に粟って感じで許せないんだろうし。かと言って、古い慣習ばかりを一方的に押し付けられるのも違うんじゃないかなと。ジェネレーション・ギャップは埋め難いものがあるんでしょうね。

他の出席者では、落語家のヨネスケが張り切ってました。パンチョ伊東氏亡き後、芸能界きってのメジャー・リーグ通で売っている彼ですが、「こういう部分が日本と違うんだ」と再三知識のひけらかしを。でも、悲しいかなどれも古い情報で、古田選手や他の参加者から「いや、それと同じ事はもう日本でもしてますよ。」と軽くいなされていたのがトホホ感を誘いました(笑)。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
« ファイヤー議員はもう要らない | トップ | ヨネスケ、知ったかぶりは止... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2004-10-05 01:26:21
団塊ジュニアは変わってる人が多い気がする。

堀江は勉強できない俺みたいなのを著書でバカに

してたし、貧乏な俺の家族をもけなしているみたいで

どうも・・・
>Unknown様 (giants-55)
2004-10-05 01:49:04
初めまして。書き込み有難うございました。



基本的に、書き込みして下さった方のブログへ、直接レスを付けさせて戴く形を取っているのですが、貴ブログが見当たりませんでしたので、こちらに書き込む失礼の段を御許し下さい。



こんな古い記事に目を通して戴いて、ビックリすると共に嬉しいです。



団塊ジュニアに限らず、どの時代(世代)に於いても、所謂”新人類”的な存在って有ると思うんです。正直、自分も”堀江的”人物とは肌が合いません(笑)。唯、何かを成す人っていうのは、”常人”とは何処か乖離している部分(感性や思考等)を持っているのではないかと思ってます。それは、悪い意味でも良い意味でもですが。中身は別として、あれだけの”結果”を出しているのは事実なので、その部分は評価しないといけないのかなあとは思います。まあ、彼自身に付いては、後世の人間がどう評価するかに委ねるしかないのかも。



これからも宜しく御願い致します。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。