昨夜、ファイターズは11連勝を達成した。これは球団記録に並ぶ、45年ぶりの快挙で、何処迄記録を伸ばすのか楽しみで在る。
45年前と言えば1961年。日本の首相は池田勇人氏で、アメリカの大統領はジョン・F・ケネディー氏の時代。人類初の有人宇宙船「ボストーク1号」が地球一周に成功し、乗っていたユーリイ・ガガーリン少佐が「地球は青かった。」という有名な言葉を吐いたのも、そして東ドイツが所謂”ベルリンの壁”の建設を始めたのもこの年の事だ。
1961年、ファイターズの前身で在る東映フライヤーズが11連勝を達成した訳だが、その時のスタメンを見ると4番は張本勲氏が務めている。プロ入りして3年目ながら、10年選手の如き風貌なのが凄い。そして知り合いの父親も、このスタメンに名前を連ねている。幼き頃から彼の父親が有名なプロ野球選手で在ったのは知っていたが、本当に凄い選手だったのだなあと思うと共に、その顔立ちが彼にソックリな事に思わず頬が緩んでもしまった。
今、12チームを見回して最も強いのはファイターズとすると、逆に最も弱いのは我がジャイアンツだろう。連敗を10で止めたのも束の間、再び連敗街道に突入し、昨日の対カープ戦で4連敗を喫する事と相成った。
先月のジャイアンツ戦の月間平均視聴率は9.2%(関東地区)との事で、フジテレビは8月以降のジャイアンツ戦を原則として地上波で放送するのを取り止め、CS放送に切り替えると発表。今月中の試合中継に関しては、放送時間の延長も行なわないそうだ。良い時には散々ジャイアンツ戦の恩恵を享受しておきながら・・・という気がしないもで無いが、スポンサー在っての放送局としては仕方ない決断なのだろう。
弱いだけなら未だしも、同じ様なミスを繰り返し、投打に亘って覇気が全く感じられないジャイアンツ。監督で在る原辰徳氏の能力に関して、これ迄も「ターニング・ポイント」や「頑迷固陋な将・原辰徳」等の記事で何度か疑問を呈して来たが、必ずやその”欠点”を原監督自身が克服し、チームの建て直しを図ってくれると自分自身に”信じさせ”て此処迄来た。しかし、一昨昨日にジャイアンツ戦を生観戦したが、その欠点は全く変わっていないし、彼自身も変える気が毛頭無い様で、このままでは彼の下でのチームの建て直しは不可能と思わざるを得なかった。
「育成と勝利の両立」を原監督は掲げていたが、どっちも極めて中途半端というか、全く出来ていない様に思う。1割台から2割前半のベテラン選手を起用し続ける事に、一体何の意味が在るのか?彼等に10年後のジャイアンツの軸を期待している訳は無かろう。それならば、若手選手をどんどん起用して欲しい。結果が出せず負けるにしても、その方が余程にチームの将来性を高めるに違いない。
又、若手選手を起用すれば良いと言うものでも無い。一昨昨日の試合でも見られたが、一打席目&二打席目共に工夫が全く感じられず、同じ様に空振り三振を繰り返す亀井義行選手に対しては、三打席目にチャンスを与えるのでは無く、他の選手(出来れば若手選手)を代打に送る厳しい姿勢こそが、真の育成の根本に在るべきではなかろうか?
頑迷固陋だからなのか、それとも単に好き嫌いからなのかは判らないが、原監督が特定の選手を執拗に起用し続けるのも疑問。結果を残しているので在れば良いのだが、そうでないのだからもっと柔軟な思考を持って欲しい。
ベースボール・コントリビューターの上田龍様が昨日書き込みをして下さったのだが、その中で「プッシュ・ボタン監督」という言葉を使われていた。何でもメジャー・リーグで多用されている言葉で、「それなりに整備されたチームで在れば、きっちり結果を出せる監督。」を指すのだとか。
原辰徳氏の選手時代から監督時代をざっと振り返ると、窮地に陥った際に”蘇生”させる術を持っていない人物の様に感じられるというのは以前に書いた。外科手術が必要なのに、自然治癒を待っているだけの様だともした。結局、原監督は”無”から”有”を生じさせるのは不得手で、或る程度の”有”に更なる”有”を生じさせるのは上手い監督なのかもしれない。勿論、彼自身が変われば別だが、具体的な方向性を打ち出せないままに、昨日の試合後に「情け無いね。」と口にしている様では、彼の下でのチームの建て直しは不可能だろう。
とは言え、チームが或る程度整備されれば、彼のマネージング能力が発揮されるのも確かと思え、それで在ればチーム作りが出来る参謀を付けるというのも手ではないか。人間誰しも得手&不得手は在るのだから、V9時代の牧野茂氏やライオンズ”黄金期”の森祇晶氏の様な名参謀を付ける事を考えても良いと思う。個人的には、栗山英樹氏が適任かと思う。唯、原監督と”御友達”という関係から、苦言を呈す事が出来るかどうかの不安は在る。そして何よりも、同じくその野球理論を高く買っていたものの、監督としては実行出来なかった堀内恒夫前監督の例も在るので、栗山氏に期待し過ぎるもまずいかなという気も・・・。
45年前と言えば1961年。日本の首相は池田勇人氏で、アメリカの大統領はジョン・F・ケネディー氏の時代。人類初の有人宇宙船「ボストーク1号」が地球一周に成功し、乗っていたユーリイ・ガガーリン少佐が「地球は青かった。」という有名な言葉を吐いたのも、そして東ドイツが所謂”ベルリンの壁”の建設を始めたのもこの年の事だ。
1961年、ファイターズの前身で在る東映フライヤーズが11連勝を達成した訳だが、その時のスタメンを見ると4番は張本勲氏が務めている。プロ入りして3年目ながら、10年選手の如き風貌なのが凄い。そして知り合いの父親も、このスタメンに名前を連ねている。幼き頃から彼の父親が有名なプロ野球選手で在ったのは知っていたが、本当に凄い選手だったのだなあと思うと共に、その顔立ちが彼にソックリな事に思わず頬が緩んでもしまった。
今、12チームを見回して最も強いのはファイターズとすると、逆に最も弱いのは我がジャイアンツだろう。連敗を10で止めたのも束の間、再び連敗街道に突入し、昨日の対カープ戦で4連敗を喫する事と相成った。
先月のジャイアンツ戦の月間平均視聴率は9.2%(関東地区)との事で、フジテレビは8月以降のジャイアンツ戦を原則として地上波で放送するのを取り止め、CS放送に切り替えると発表。今月中の試合中継に関しては、放送時間の延長も行なわないそうだ。良い時には散々ジャイアンツ戦の恩恵を享受しておきながら・・・という気がしないもで無いが、スポンサー在っての放送局としては仕方ない決断なのだろう。
弱いだけなら未だしも、同じ様なミスを繰り返し、投打に亘って覇気が全く感じられないジャイアンツ。監督で在る原辰徳氏の能力に関して、これ迄も「ターニング・ポイント」や「頑迷固陋な将・原辰徳」等の記事で何度か疑問を呈して来たが、必ずやその”欠点”を原監督自身が克服し、チームの建て直しを図ってくれると自分自身に”信じさせ”て此処迄来た。しかし、一昨昨日にジャイアンツ戦を生観戦したが、その欠点は全く変わっていないし、彼自身も変える気が毛頭無い様で、このままでは彼の下でのチームの建て直しは不可能と思わざるを得なかった。
「育成と勝利の両立」を原監督は掲げていたが、どっちも極めて中途半端というか、全く出来ていない様に思う。1割台から2割前半のベテラン選手を起用し続ける事に、一体何の意味が在るのか?彼等に10年後のジャイアンツの軸を期待している訳は無かろう。それならば、若手選手をどんどん起用して欲しい。結果が出せず負けるにしても、その方が余程にチームの将来性を高めるに違いない。
又、若手選手を起用すれば良いと言うものでも無い。一昨昨日の試合でも見られたが、一打席目&二打席目共に工夫が全く感じられず、同じ様に空振り三振を繰り返す亀井義行選手に対しては、三打席目にチャンスを与えるのでは無く、他の選手(出来れば若手選手)を代打に送る厳しい姿勢こそが、真の育成の根本に在るべきではなかろうか?
頑迷固陋だからなのか、それとも単に好き嫌いからなのかは判らないが、原監督が特定の選手を執拗に起用し続けるのも疑問。結果を残しているので在れば良いのだが、そうでないのだからもっと柔軟な思考を持って欲しい。
ベースボール・コントリビューターの上田龍様が昨日書き込みをして下さったのだが、その中で「プッシュ・ボタン監督」という言葉を使われていた。何でもメジャー・リーグで多用されている言葉で、「それなりに整備されたチームで在れば、きっちり結果を出せる監督。」を指すのだとか。
原辰徳氏の選手時代から監督時代をざっと振り返ると、窮地に陥った際に”蘇生”させる術を持っていない人物の様に感じられるというのは以前に書いた。外科手術が必要なのに、自然治癒を待っているだけの様だともした。結局、原監督は”無”から”有”を生じさせるのは不得手で、或る程度の”有”に更なる”有”を生じさせるのは上手い監督なのかもしれない。勿論、彼自身が変われば別だが、具体的な方向性を打ち出せないままに、昨日の試合後に「情け無いね。」と口にしている様では、彼の下でのチームの建て直しは不可能だろう。
とは言え、チームが或る程度整備されれば、彼のマネージング能力が発揮されるのも確かと思え、それで在ればチーム作りが出来る参謀を付けるというのも手ではないか。人間誰しも得手&不得手は在るのだから、V9時代の牧野茂氏やライオンズ”黄金期”の森祇晶氏の様な名参謀を付ける事を考えても良いと思う。個人的には、栗山英樹氏が適任かと思う。唯、原監督と”御友達”という関係から、苦言を呈す事が出来るかどうかの不安は在る。そして何よりも、同じくその野球理論を高く買っていたものの、監督としては実行出来なかった堀内恒夫前監督の例も在るので、栗山氏に期待し過ぎるもまずいかなという気も・・・。
とかつてはいわれました。
でも、ぼくはそんなことありません。
中日が強い方がおもしろいです。
しかし、12球団あってのプロ野球、いまの巨人の状況は、心配がないわけではありません。
僕がもし、巨人ファンだったら、言いたい事はいっぱいありますね。
たとえば、今巨人がしなければならない事。
そのなかに、アリアスの獲得はないとおもいます。
選手は将棋の駒ではないので、しかも試合に出る事が出来るのは、9人のみ。
アリアスの加入による様々な感情まで、考慮する必要があるかとおもいます。
とくに、今回みたいなシーズン途中だとなおさらだとおもいますね。
野球チームに一番必要な者は、チーム・ワーク。
古くさいですけど、僕はそう信じたいですね。。
巨人だったら、ジャイアンツ愛・・・ってな!
川上-牧野や最近では星野-島野が思い出されますね。
ヘッドというと私は、若い監督に年配のヘッドにして、上手く監督を支える構図が思いつきます。
言われる栗山氏は原監督より若いので、平コーチにして育成するというのも手ですね。
それとスポークスマンのような役割もあるでしょうね。
(星野阪神監督のときの、田淵コーチがそうでは)
ときに、近藤さんはどうなんでしょうか。
あまりに影が薄いような気がするのですが・・。
原監督-近藤ヘッドも、その組み合わせではあるんですが、所長がおっしゃるようにイマイチ存在感が……
ただ、監督の采配能力というのも一朝一夕にできるものではありませんよね。王監督(早期回復を!)も福岡でさんざ苦労しながらチームとともに上り詰めた例もあります。
原監督は若いぶん、監督としての「伸びしろ」はあると思います。何回も失敗しないと覚えられないこともあるでしょうし、時間をかけて失敗を重ねても地道に成長するのが今は大事では、と思います。
『ウィキペディア』の氏の紹介欄に以下の表記があります。
「個々の選手の能力に期待せず何よりも目先の1点に執着するスタイルであった。しかし大抵の場合その1点は取りこぼされ、たとえ何とか確保しても、連日連投で疲れきった中継ぎ投手陣では守りきれない事が多かった。」
過去の傾向が最近のジャイアンツにも当てはまってきているような気がします。
そしてロッテ監督辞任会見での言葉「もっと強いチームで監督をやりたかった」。しかしロッテだけでなく横浜でも記録した「総得点が総失点を上回りながらもリーグ最下位」という結果などを考えると、氏の采配・野球理論にはどこか問題があるような気がします。
はっきりいってここまで我慢してくれたことに感謝して、今後他局がフジにつづかないことをいのったほうがいいですよ
ただ、結論を出すには早すぎると思いますし、監督自身も今後経験を重ねることで、克服できるかもしれないと期待しています。
(読売の最後の切り札だけに、そうなってもらわないと・・・・)
参謀の件ですが、私は、ヘッドよりも、むしろ二軍の監督以下首脳陣に、育成のできる人材が必要だと思いますが、どうでしょう?
特に今後のジャイアンツを考えた場合、そこがキモになる気がします。
(決して吉村監督らが、ダメというわけではなく)
かえってほっとしております。慣れないことが続くと不安が増大されますので。
>原監督
若手を使うんならとことん使うべきでしょうね。スタメン見てるとパリーグ選抜という気もしますので。古城、実松とくるとみように親しみを感じてしまいます。ここは原監督も腹を据えてどういうチームにするか考えるべきですね。どっちみち原監督以外に今の讀賣の監督を勤める人材はいないのですから。
>参謀
近藤さんは役不足でしょう。評論家の視点でコーチをやってる感じがします。ただ代わりの人材が・・広岡さんが20歳若ければと思いますが。
「時間が(物事を)解決してくれる」のは学生時代までだっていうのに・・・。
こんな情けない連中には、「天は自助努力する者にのみ救いの手を差し伸べる」という言葉を送りましょう。
さて、ここで話題を変えますが、ヘッドコーチ(参謀)は監督がチームを束ねるのに必要不可欠な存在です。何せ、某SDだって参謀役のS氏にベッタリでしたから。
先頭に立って引っ張る事を望みながらもその力が足り無い、窮地を打開する力が無い原監督には、(1)年上で(2)経験豊富で引き出しが多く(3)懐が広くて包容力があり(4)強く物が言えるヘッドコーチ(参謀)が(皆様のコメントにもある、「若い監督に年配のヘッド」という組み合わせが)必要だと常々思っていました。
しかし、今は亡き藤田さんの第2期政権時のヘッドコーチだった近藤氏が原監督の参謀に決まった時、「大丈夫かよ?」と思いました。何せベイスターズ監督およびマリーンズ監督時代の悪評および勝負運の無さ等から、条件(2)以降を満たしているとは言え難いと感じたからです。
結局、チームの現状およびベンチでの存在感(というか、不在感)からして、近藤氏は全然原監督の助けとなっていないというのは明白です。
確かに、変に出しゃばった挙句にそれが裏目に出ると、過去の失敗をほじくり返されるわけですが、今こそがヘッドコーチの働き所なのですから、ちゃんと仕事をして貰いたい所です。
何せ、藤田さんにヘッドコーチとして選ばれた事は事実であり、監督やってた時にはロクな成績を挙げられなくても、後にチームの中心かつ優勝の原動力となる選手達を発掘できたのですから。
あと、私個人の意見ですが、”鬼軍曹”大下剛史氏や”最高の三塁コーチ”伊原春樹氏あたりがジャイアンツのヘッドコーチになったら面白そうだと思ったりしています。
ただ、彼等ならチームを鍛え直せる可能性がある一方で、彼等の持つアクの強さが原監督の存在意義を希薄にしてしまう可能性があるので、「原監督の参謀役」には合わないとも思っています。
中西太氏や田淵幸一氏等、申し訳無いのですが監督としては失格の烙印を押さざるを得ない人物で在っても、コーチとしては貴重な存在に為り得るケースは在ります。勿論コーチとしての才覚も在りますが、それ以上に監督と選手との間の絶妙なパイプ役になっていたと思うんです。ですから、監督ととしては同様に成功したとは言い難い近藤明仁氏も、コーチ職として結果を出す可能性は無いとは言えないのですが・・・。
残念ながら現状では、彼の存在感は無い様に思います。と言うよりも、これからチームを新しく作り上げていかなければならないという環境で、それもそういった能力に長けているとは言えない原監督の下に在っては、求められるヘッド・コーチ像は「チームを作り上げられる才覚を持った人物」だと思われ、それには哀しいかな近藤氏は適していない様に感じるのです。これが原監督第一次政権下の初年度の様に、そこそこ戦力が整備されている状態で在れば、近藤氏の様な”癒し系”の存在も意味を為すのでしょうけれども・・・。
これからも宜しく御願い致します。
先だって放送されたキムタクのドラマが、視聴率30%を越えたと報じられていました。こういった例外も在りますが、近年の視聴率ランキングを見ていると、昔よりも全体的に番組の視聴率が下がっている様に思います。ですから感覚的に言えば、今の視聴率に5%程度数字を足したのが、昔の視聴率程の意味合いを持っているのかなという気がしております。
で、Jリーグの平均視聴率は15%も在ったのですか。何しろサッカーにはとんと疎いものですから知らなかったのですが、そうだとすると上記の考え方で言えば、昔の視聴率では20%程の価値を持つ訳で、充分合格点を与えられる数字だと思います。それなのに、「数字が取れない。」という事で打ち切られたというのは確かに厳しいですし、平均視聴率が10%を割る迄、良くぞジャイアンツ戦の放送をし続けたと言えるでしょうね。
唯、視聴率という指標が在る以上致し方無い事でしょうが、そこそこの高い視聴率を稼げるという事で、安直にバラエティー番組を”濫造”している状況に不安を覚えなくも在りません。
話が一寸脱線してしまって済みません。
これからも宜しく御願い致します。