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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く18 その18 「緊迫のイルカショーです!!」

2015年09月25日 | 大洗巡礼記

 イルカショーが始まりました。アクアワールドのショープログラムの一つに位置づけられるアトラクションで、正式には「イルカ・アシカオーシャンライブ」と呼ばれます。バンドウイルカ、オキゴンドウ、カマイルカの3種類のイルカが様々な芸を披露してくれますが、その3頭がトレーナーと共に整列してお目見えしました。


 バンドウイルカは、大体体長4メートルぐらいでしょうか。そうすると体重は約500キロぐらいになると推定しましたが、これはヤバイ、と直感しました。
 以前に、京都水族館のイルカショーでバンドウイルカがジャンプしてものすごい飛沫をあげたのを見たことがありますが、その時のイルカが約3メートル、約270キロだったそうなので、それよりも大きなイルカがこちらでは大ジャンプするわけです。その衝撃と飛沫の規模を想像した途端、背筋が寒くなりました。


 ショーではアシカの芸もありました。カリフォルニアアシカです。


 そして戦慄のイルカの大ジャンプです。天井のバルーンに気付いた時点で「あの高さまで飛ぶのであれば、約500キロが水面に落下した衝撃の大きさと飛散する水の総量はおそらく500キロに限りなく近い・・」と感じてものすごく緊張しました。イルカは尾ひれを曲げて斜めに着水する場合がありますが、その場合はイルカの体重分の水が斜めに跳ね飛ばされて水柱のような飛沫になるはずです。

 それは、米艦爆ダグラスSBDドートレスが投下する500キロ爆弾の威力に近いのではないか、とイメージしました。果たして、予想以上の凄まじい水柱状の飛沫が中央観客席の5、6列目ぐらいまでを襲いました。ナガシマさんの表現では「バシャーッではなく、ドバシャーッ!!」でした。水除けの敷物を持って構えたとしても、防げるわけはない滝のような水流をまともにくらっているのでした。最も眺めがよく、イルカの動きも間近に見られる特等席ですが、びしょ濡れになる確率も一番高い「特等席」です。

 滝のような飛沫が観客席に降り注ぐ有様を二度、三度、と見ていると、あれが今度はこちらに来るかもしれない、どうしよう、と緊張感が高まることになります。ナガシマさんが「カメラ大丈夫ですか?」と心配してくるので、いざとなったらザックで防いで守ります、と言いました。でも、あの滝のような飛沫を浴びたら全身ずぶ濡れになるのが分かり切っています。
 しかも、ショーの途中でイルカの一匹が近くではね、私たちの前の列の席の子供たちに飛沫が少し降りかかっていました。その子供たちは水除けの敷物を持っていましたから事なきを得たのですが、私たちには備えが全くありませんでした。いよいよヤバイ、と思いました。


 ところが、次のショーに出てきたのは、最大の5メートル以上を測るオキゴンドウでした。おいおいおい、クジラの仲間じゃないか、あれがジャンプするのか?ウソだろ?グラマンTBFアベンジャーみたいな図体で魚雷みたいに突っ込むのか・・・?


 そして怖れていたオキゴンドウの大ジャンプ。体長5メートル以上、推定体重約600キロがドドーンと水面に・・・・。哀れな中央観客席の人々は、前回よりも大規模な飛沫を浴びていました。あまりの凄まじさに、写真を撮るのも忘れてしまいました。


 とにかくハラハラの連続で気が抜けませんでしたが、楽しかったのも事実です。隣のナガシマさんは大喜びで笑っていましたが、しかし子供たちは微妙な表情でした。会場を出る際にSちゃんに「どうだった?」と聞いたら、「うーん、分かんない」と言われました。もし飛沫をもろに浴びてたら、「分かんない」どころじゃないと思いますが・・・。


 イルカショーの会場の下の階はイルカプールの見学ウインドウになっています。さきほどジャンプなどの芸を見せてくれたイルカたちが泳ぎ回っているのを見る子供たちでした。


 上の階に上がると特別展示室があり、夏期特別展「恐竜のいた時代」が開催されていました。Sちゃんは恐竜に興味があるので、立体画像や模型や化石標本などを色々と見ていました。上図は、トリケラトプスの化石を触るSちゃんです。
 トリケラトプスは、現在の北アメリカ大陸に生息した植物食恐竜の一属です。アジアや日本列島では発見されていないそうですが、恐竜の図鑑などではよく見かけます。


 アクアワールドは、日本最大級の規模を持つ水族館ですので、アミューズメントエリアやショップコートも充実しています。ミュージアムショップもありましたが、公立施設のそれとしてはかなり大きな店舗スペースを有していました。グッズも豊富にありましたが、記念品系よりも水槽や飼育セットのような実用品系が目立っていました。


 ちょっと休みましょう、ということで、子供たちにアイスを食べさせるべく、館内唯一の飲食ゾーンである「マーメイドギャレー」に行きました。アイスを買う人々の列に、ナガシマさんも並んでいました。 

 今回の記事と同じ時間帯の、ナガシマさんのブログでのレポート記事はこちら。大洗アクアワールドの公式サイトはこちら。  (続く)

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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( ´∀`) (ナガシマ)
2015-09-25 16:11:04
艦爆などに例えるのがホシノさんならではです!
しかしスゴい水攻撃でした(^O^;)
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こちらの水族館なんですが (黒青)
2015-09-25 20:59:22
メガロドンの口の大きさを示すボードみたいなものがありませんでしたでしょうか?茨城に住んでた頃に県内と思われる水族館に行ったことがあり、実家に帰って暫くした頃TV番組にその水族館でサメの餌やりがあってその時は水族館の名前を覚えていたのですが今は忘れてしまって・・・。写真の飲食スペースの外観や掛け時計の位置が似てるので気になりまして。
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艦爆、艦攻・・・ (ホシノ)
2015-09-25 21:51:51
艦爆、艦攻って好きなんですよ。飛行機と言ったら海軍機で艦載機、というのが私の基本イメージです。
アクアワールドのイルカたちは、胴体の色が濃いマリンブルーでしたから、どうしても米軍機を連想してしまいまして・・・。
しかし本当に凄い水攻撃でした。被害者の方々には申し訳ないのですが、今でも思い出すと笑ってしまいます。
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メガロドンの口? (ホシノ)
2015-09-25 21:54:24
メガロドンの口であったかはよく覚えていませんが、確かに大きなサメの口の標本やパネルがありました。
なので、黒青さんの記憶しておられる水族館は、アクアワールドこと大洗水族館かもしれませんね。
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