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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

あんこうチーム Ⅳ号戦車D型改(H型仕様) 作ります !!  その5

2015年08月31日 | ガルパン模型制作記

 ステップ4では、車輪類をすべて車体に取り付けます。私の制作においては、車輪類は塗装後に接着することにしました。また、後部フックのD38、D39は、劇中車には見られませんので、不要となりました。


 ステップ5では、車体にリヤフェンダーなどを組み付けます。ガルパン仕様に作る場合は、この段階で車体パーツC51などに幾つかの改造を施しておく必要があります。


 ガルパン仕様への改造は、背面部のパーツB19から取り掛かりました。


 公式設定資料図によれば、劇中車の同パーツにおいては、ボルトの位置などが異なります。


 改造は、上図のように右側のボルトを1個丁寧に削り取り、左側の白丸の位置へ移すだけでした。


 続いてパーツB19にモールドされるワイヤーフックの形状が中途半端なので、これを削り取って真鍮線にて再現し直しました。


 ピンバイスで開けた穴に、真鍮線で自作したL字フックを挿し込み、裏から瞬間接着剤で固定しました。これは、以前にD型およびD型改(F2型仕様)を制作した際にも行った作業でした。


 続いて車体パーツC51の改造に移りました。上図は改造前の状態です。


 アニメのワンシーンにて劇中車の状態を確認してみましょう。砲塔前の跳弾リングの段差がなくリングが一本であること、前部左右の乗降ハッチの保護枠の前部中央に小さな段差があること、キットのパーツに見られる溶接痕の合わせ目が全く無いこと、左右の前部フェンダー上に2個のボルトがあること、などが看取出来ます。


 劇中車に合わせる改造は、上図のようになります。砲塔前の跳弾リングの段差を無くす作業は、以前にD型改(F2型仕様)を制作した際にも行っています。左右の前部フェンダー上にボルトを追加するのは、以前にD型を制作した際にも行った作業でしたが、位置と数が異なります。


 まず、前部装甲の両側にモールドされる溶接痕の合わせ目をパテで埋めて消しました。それから左右の前部フェンダー上にボルトを2個ずつ追加しました。最後に砲塔前の跳弾リングの段差をヤスリやサンドペーパーなどで丁寧に削り取り、リングが一本になるようにしました。


 前部左右の乗降ハッチの保護枠の前部中央にある小さな段差は、上図のようにプラペーパーをカットしたものを巻きつける形で再現しました。
 なお、車体パーツにおいては他に左右フェンダーの上面をツルツルにしないと劇中車の状態になりませんが、これを忠実に再現するとOVM類の取り付け具などのモールドも全て失われてしまいます。そこで、左右フェンダー上面の改造は見送りました。
 以前にD型およびD型改(F2型仕様)を制作した際にも同じことを経験していますが、左右フェンダーの上面をツルツルにするという作業は大変に難しいものです。敢えて試みるという選択肢もありますが、私の未熟な腕ではかえって汚くなるか、パーツを必要以上に削ってしまうかのどちらかになると思われますので、やめておきました。


 車体パーツの改造後に、ステップ5本来の組み立てに取り掛かりました。パーツのうちフェンダー支持スプリングのD43は劇中車に無いので不要でした。

 また、ガイドでは車体の左右側面の片側5ヶ所にシュルツェン架取り付け用の切り込みを入れる旨の指示がありますが、この切り込みは優勝パレード時の劇中車にはありませんので、切り込みは入れないでおきました。それでシュルツェン架のパーツB41取り付けをどうするか、という問題が持ち上がりますが、これについては後のステップ9にてシュルツェン架を取り付ける際に改めて考えることにしました。


 ステップ5の組み立てを完了しました。ガイドでは他に前部左フェンダーの2つの穴、および右側フェンダー中央の2つの穴、を開ける指示がありますが、前者は前照灯の基台の取り付け位置、後者はエアクリーナーの取り付け位置にあたります。これらの穴は、後でそれぞれのパーツを取り付ける段階で開けることにしました。 (続く)

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