ステップ15では、車体左側の装備品、戦闘室後部のエスケープハッチを取り付けます。ここでもガルパン仕様への変更点が三つあります。
ステップ15で取り付ける全てのパーツです。エスケープハッチはステップ14での改造がまだ終わっていませんので、その続きを行ないます。
ここで劇中車の状態を見てみましょう。御覧のように、後方のOVMラックに取り付ける装備品のうちのパールC5の向きが逆です。これはステップ14にて修正済みです。
次に、パーツC53にワイヤーが巻かれていません。キットにはワイヤーに使用する銅線が付属していますが、不要となります。そして、ジャッキ台を収める架台の形状が異なります。
ジャッキ台C43以外のパーツを全て取り付けました。この部分は、同じ黒森峰女学園チームのパンターG型と同じ状態になっていますので、修正工作の内容も同一です。
ジャッキ台のC43です。これをガルパン仕様に改造します。
手順は、パンターG型の制作のときと同じです。まず横中央の枠だけを残し、両端の縦の枠などを削り取りました。
続いて両側の枠をプラ板でカットしてガルパン仕様に合わせて貼り付けました。これで完了です。
車体に取り付けました。
エスケープハッチの蝶番板上の5個のボルトを追加し、そちらの改造も終えました。
ステップ16では、左右のシュルツェン架と予備履帯を組み立てます。ガルパン仕様への変更点は一つあります。
予備履帯を組み立てました。
左右のシュルツェン架のパーツを全て切り出しました。
パーツのうち、左側のC27は前方に台形の切り欠きがあります。左側OVMラックに取り付けるスコップの下端が切り欠きの中に入る形です。パンターG型ではそうなっています。
ところが、ヤークトパンターの方は、上掲の公式設定資料図に示されるように、スコップの下端を入れる切り欠きがありません。
劇中車の状態に合わせて、C27の前方の切り欠きをプラ板で埋めました。
左右のシュルツェン架を車体に仮組みしてみました。他パーツとの干渉などはありませんでしたので、ステップ16の工程は終わりです。 (続く)