旧上岡小学校での見学は、校庭一周にて締めくくりました。時間もあまり無いので、ゆっくりしていられないのが残念でしたが、劇中登場スポットは全て見ましたので、満足感の方が大きかったです。
最後に、全景を撮影しましたが、校舎が長いのでカメラのファインダー内におさまりませんでした。
校庭から校門を見ました。この景色も劇中に登場しています。右の門柱の下にカモさんチームの三人がしょんぼりとうずくまっている横を、サンダースギャラクシーの飛来に気付いた面々が勢いよく駆け抜けてゆくシーンが、印象的でした。
校門の外から改めて撮りました。なんとか全景を切り取ることが出来たようです。
大子商店街に戻って観光協会に自転車を返却した時点で、まだ少し時間がありました。それで曲松商店街の出店に立ち寄りました。相変わらず大忙しの大里さん達でした。
私も「つみれ汁」を頂きました。アツアツで美味しかったです。
常陸大子駅に戻り、朝に知り合った東京のガルパンファンの方と同席の形で11時23分発の列車に乗り込み、ガルパン談義を楽しみました。
その方は、私と同じような、大洗「みとや」特製のガルパンキャップを被っておられて、朝に駅前でそれとなく挨拶し合って少し話をしていたのでした。名刺を渡すと、出たー、とか言っていました。拙ブログを御存知のようでした。私よりも大洗訪問の頻度が多くてあんこう祭等のイベント類にも積極的に行っているそうで、色々と興味深い話を伺いました。その方はその日は大洗に泊まるということで、水戸駅で握手して別れました。
後で知ったことですが、ガルパン仲間のナガシマさんが長女とこの日に大洗に遊びにきており、その東京の方と同じ宿「あんばいや」に泊まって語らったそうです。当然ながら私の名前も出たそうで、ナガシマさんはびっくりされたそうです。世間は狭い、とか言っていましたが、ガルパンファン同士の世間が狭い、というほうが当たっていると思います。
水戸駅で特急に乗り換えて、秋葉原へ移動しました。埼玉戸田の知人Kさんに連絡して、秋葉原駅の電気街口にて合流しました。
Kさんとは以前に大阪でガルパンピンバッジを共同で箱買いし、9月の訪洗時に「タグチ」の店先で再会して以来、ガルパン戦車プラモデル制作の仲間として交流が続いています。それで今回の機会に秋葉原で模型ショップ巡りを楽しもう、ということで予定していたのですか、私の予定に常陸大子行きが加わったため、時間を午後にずらして合流しました。
時間があまり無いので、Kさんの提案でラジオ会館と模型店一ヵ所に絞り、まずはラジオ会館内の各ショップを回りました。プラモデル以外も色々見て回り、アニメ中古グッズコーナーにガルパングッズがかなりあるのに驚かされました。
上図のように、豊富に揃えている店舗もあり、Kさんはカラコレやスイングなどを色々と買い漁っていまたが、私は企業系のガルパン缶バッジを二個買ったにとどまりました。
模型店一ヵ所、とは上図の「レオナルド」でした。ここでは相当の時間をかけてパーツ類を購入しました。Kさんは、「星野さんのブログ見てて戦車以外の車輌も作り始めてるんですわ」と笑いながらその系統のキットを探し回り、四点を購入していました。
「星野さんは、装輪車輌とか支援車輛も全部作るんでっかね?」
「今のところは、そこまでは考えてませんね・・・。キット化されてないのも幾つかあるんで、全部を作るいうのがそもそも無理ですから」
「ああ、それはそうですな。僕もやっぱりそういう感じに落ち着くかな」
「戦車は全部作られるんでしたね」
「一応はその積りでして・・・。星野さんは大学選抜とかを外しとられますけど、自分はとりあえず全部取り組んでみたい気分ですよ」
「カールもですか?」
「いやあ、ははは、それなんですがね、場所的にきついものがあるんで、これは無理っぽいかなと。キットも高えしね」
「ですな」
「せやから、全部を作るぞ、って考えるよりは、星野さんみたいにチーム毎に絞って段階的に揃えていって、余裕が出てきたら残りの分に手をつけていく、ってのがええかなとは思っとるんですわ」
「そうですか」
「あと、ちょっと気になっとるんですが、継続のBT-42、あれ星野さんは途中で中断してますよね。まだ情報待ちなんですか?」
「そうなんですよ。パロラ博物館にメールで二度問い合わせたんですが、それの返事がまだ頂けないんですよ。忘れ去られている可能性が高くなってきているんですが、念のためにフィンランドの知人にも連絡してそちらからの交渉もお願いしておいたんです。それの返事も全然無いわけでして」
「うーん、そうでしたか。それ、もう半年ぐらいは経ってるんでしたよね?」
「それ以上ですよ・・・」
「それ、大丈夫なんですか?」
「いやもう、何というか、自分は諦めかけてますよ・・・」
「そうすると、BT-42の制作は中断のままになると・・・?」
「現時点ではそうです。進めようがありませんのでね。新たにインテリア無しで作るという選択肢もあるんですが、折角インテリア付きで作ってきてますんで、時間がいくらかかってもいいから、一通り作ってみたいわけですね・・・」
「まあ、それは確かにそうですね」
Kさんとはその後、駅前の喫茶店で雑談を楽しんで模型のジャンクパーツ類の交換も約束し、16時前に東京駅にて別れました。11月下旬に倉吉へ行きたい、と言うので、その案内をすることも決めました。
今回持ち帰ったガルパン缶バッジの数々です。新規に出ていたものが少ない時期でしたので、全部で9個にとどまりました。上図右の「大洗マーク」と「西住姉妹雛祭りバージョン」の2個が、秋葉原にて購入した中古品です。
以上にて「ガルパンの聖地・大洗を行く26」のレポートを終わります。
私の行き着けの模型店は全て店終いで無くなって社交場も失ってしまいました。今ではかつて楽しんでいた骨董模型探しや見て廻るのが一つの楽しみになっています。
そういえばホシノ様は絶版・廃盤模型探しのお店で“まんだらけコンプレックス”には足を運ばれないでしょうか?
品数面ではレオナルドLG店にはだいぶ劣りますが、価格面を考えるとこちらのお店の方が良心的な提供をしていますので、是非お薦めです。また模型のみならず玩具、書籍、同人誌、カード、ゲーム(ゲーム雑誌を含む)、CD、映像ソフト、フィギュア、ガレージキットetcもあるので買わずとも見ているだけでもお金使わず楽しめますよ。
場所はベルナール秋葉原の細い道を挟んだ真向かいのビルです。8階建てのビルなので、一目で分かる筈です。因みにここはあくまで“支店”に過ぎません。“本店”の方はJR中野駅北口にある中野サンプラザの中にあるお店が本命格と言われています。
場所柄から見て秋葉原の“支店”が新しいメディア、中野の“本店”がレトロ、クラッシックな作品を扱う店舗展開で棲み分けしていると考えて下さい。
中野巡りは秋葉原から約30分近く離れていますので、遠方のホシノ様にはかなり負担がかかると思いますので、のりもの倶楽部や国会図書館に行ったついでに足を運ばれた方が良いかもしれません。
それでは別の東京巡りを是非楽しんで下さい。
必ず寄っているのはラジオ会館の各店舗、ボークス、アニメイト、らしんばん、タムタム、駿河屋、そしてレオナルドです。
まんだらけは行ってませんね。大阪梅田店に時々行ってますが、模型やフィギュアに関してはゲオやブックオフの方が品揃えが良かったりします。
あと、秋葉原には牛カツの店が幾つかありますね。でも関西のと違って薄っぺらい牛肉で、ハムカツやんか、と突っ込みかけました。
関西のはトンカツなみに分厚いのが普通なので・・・。例えば京都の勝牛とか。
今回もミリタリー絡みのお店ですが、趣向が変わり書籍店になります。特に学術肌のホシノ様にピッタリのお店だと思います。
レオナルドLGのある上野3丁目から東へ進み、山手線高架下と昭和通りを跨いだ台東3丁目に(株)西山洋書があります。ここのお店は軍事書籍を取り扱いしており、内容も艦船、軍用機、戦車、軍用車両、軍装、勲章記章微章、刀剣、銃器類、WW2の外国軍の部隊や戦史に関する資料集etcと多岐に渡っています。国籍もWW2主要国のものが占めています。
関東地区では軍装研究家や外国戦史研究家が重宝している書籍店として知られています。
洋書を扱う店だけに日本未公開写真の資料も多く扱っていますので、面白い資料が探せますよ。
神戸にも支店がありますので、もしかしたらホシノ様も聞き覚えが有るかもしれません。
ガルパン戦車を作るホシノ様にとって史実の戦車の資料はどれだけ役に立つかは分かりませんが、知っていても損は無いと思います。ここのお店のお薦め本はヘッツァーの内部3Dカラーイラスト集やCV33/35の資料集がガルパン戦車作るのに役立ちそうです。
レオナルドLGから東へ歩いて10分前後ですので、秋葉原へ寄った際には是非足を延ばして下さい。台東3丁目の勝沼ビル1Fにあります。
秋葉原界隈をもっと楽しんで下さい。報告お待ちしております。
20年ほど前に、「潮会」(旧海軍第一機動艦隊の戦友会)の研究会合があった時に資料を色々融通して頂いて以来、定期的に行っておりました。当時は常連客のサロンみたいなのがあって、第一機動艦隊第四航空戦隊の関係者がよく出入りしていて、駆逐艦秋月の爆沈の真相などを伺った思い出があります。
本店はまだ行ってませんので、機会をみて訪れたいと思います。トオル様の紹介ぶりから、陸軍関係が充実しているのかな、と思いました。神戸の店は海軍関係がけっこうありましたので。