次いで「玉屋菓子店」に行き、人気商品のひとつ「ふどうパン」を買いました。看板娘のおりょうさんについて店の方と話したおり、公式缶バッジの是非について尋ねてみました。「他ではみなさん出してますけど、うちはどうですかねえ」と、迷っておられる様子でした。
既に「江口又進堂」が左衛門佐のバッジを出さないことが判っているので、おりょうが出ても出なくても、カバさんチームの全員が公式缶バッジで揃うことは無いわけです。なんだか寂しいですね・・・。
若見屋交差点を経て髭釜地区に進みました。「川崎燃料店」のウインドー内にねこにゃーの姿を見ましたが、玄関口をはさんで反対側に見慣れないポスターがあるのに気付きました。何となく気になったので、近寄って見ました。
ポスターは、茨城県限定で発売される「ガールズ&パンツァー天然水」の案内でした。初めて見る商品なので驚きましたが、この暑い時期にはピッタリじゃないかと感動し、さっそく買おうと考えました。
ちょうど出て来られた店主さんに訊ねると、「これは実は明日から売り出す予定なんですよ」と教えてくれました。これを売るのはここ「川崎燃料店」だけ、というのにはびっくりしました。茨城県限定で3000ケースとありますから、販売も限定的になるのは理解出来ますが、ガルパンの商品なのに大洗では一ヶ所だけの販売で「まいわい市場」にすら卸されない、というのには驚かされました。そういう商品もあるんだなあ、と半ば感心してしまいました。
後日談ですが、8月の訪洗時にも販売箇所は限られていて、「川崎燃料店」と取引関係のある「丸五水産」ほか二ヶ所ぐらいで売っている程度でした。ガルパン系商品にしては珍しく販路が限られているのでした。いずれにせよ、私自身は発売日の前日に巡り合ったため、翌日に購入することが出来てラッキーでした。その購入した6本セットは、以前の記事で紹介しました。
続いて、アンツィオ戦OVAで登場した場所に立ち寄りました。門の所に住人の方が居て清掃をしておられたので、挨拶して見学の許可をいただきました。西住みほがカバさんチームの4人のシェアハウスを訪ねるシーンに登場した、鉄門扉つきの門と向かいの古民家を、劇中と同じアングルで撮りました。
そして、門の奥にある二階建ての古民家を撮影させていただきました。劇中ではカバさんチームの4人のシェアハウスとして登場し、奥の庭ではカエサルこと鈴木貴子が砲弾装填の練習に励んでいたところです。実際には建物の前に大きな老木があるので、門のところからは外観がほとんど見えませんが、劇中では老木が除かれています。
住人のおばあさんは、スタッフが取材にやってきた日の事を、「びっくりしたねえ」のひと言でまとめて笑っておられました。
続いて「金子屋薬局」に寄って、洗顔シートを買いました。この位置で新たな道路計画があり、店は立ち退き移転になると聞きました。斜め向かいの「お好み焼き道」も同様に立ち退きになると聞き、その道路計画とはどういうものですか、と聞きました。
「昔はここに水浜電車が通っててね、ウチの向かいの駐車場、あの辺が停留所のあったところなんだけど、それに沿うようなルートで大洗駅からの直通の道路を通すんだね。ここは南北に道が通ってるけど、東西を通る道ってのがあんまり無いんで、駅から直接商店街に行けて、そのままアウトレットにも行けるような道路が必要になったということですな」との説明でした。
上画像の、「お好み焼き道」の脇の路地道が、かつての水浜電車の軌道跡だそうです。右側の駐車場が大貫停留所跡で、線路はここから現在のエコスの辺りへと続いていたそうです。
「みむら時計」の前を通りました。アンツィオ戦OVAでは「なんで私たちが戦車に・・・」とつぶやいていたパゾ美こと金春希美です。情報によれば、このお店のガルパンメガネ拭きの新バージョンが出た、ということなので、それを購入しました。
「タヤマ石油」です。この日の巡礼コースの折り返し地点となりました。さらに進めば大貫地区の南へ入りますが、暑さが厳しいのであまり遠出をしないことに決めていました。熱中症にならないように、とにかく水分を補給し、適度に休憩をとることを心がけました。
「タヤマ石油」ではガルパンジュース3種類も販売していました。りんご味とゆず味を購入し、このお店の公式オリジナル缶バッジもいただきました。1本につき1個の缶バッジがついているので、買った数だけバッジが貰えました。
「和泉屋米穀店」に立ち寄って店主夫婦と雑談し、自作缶バッジのカバさんチーム6個セットを寄贈しました。このお店にはバッジのコレクションボードは設けられていないのですが、いつもよくお世話になっているお店なので、寄贈して謝意を表さずにはいられませんでした。
思えば、私が大洗での定宿として「さかなや隠居」を決めたのも、このお店の紹介があったからですし、以前には入手困難な缶バッジを融通して下さったこともあります。大貫地区を回り出した頃に、道順や店の位置や付近の地理について色々教えていただいたこともありました。とにかくお世話になっていますし、これからもお世話になるだろうと思います。
道を引き返す形で、髭釜の道祖神社への道筋をたどりました。「大貫宝飾」の辻からは古い街並みの景観が続きます。この日は道祖神社の祭礼の前日だということで、神社辺りでは前夜の宵宮の準備が進んでいました。
神社付近から「大貫宝飾」の辻の方向を見ました。これと似たようなアングルで劇中シーンが展開し、西住みほがカバさんチーム4人のシェアハウスを訪ねる場面が構成されています。シーンはそのまま髭釜商店街中で先ほど見てきた鉄門扉の門と古民家のそれに繋がりますが、西住みほが門の所に来るまでは、この場所の道を歩いています。
同じ角度でズーム撮影してみました。こんな感じのシーンで、西住みほが、どこからか聞こえてくる砲弾装填の音に驚いて周囲を見回していましたね・・・。 (続く)
なんだかんだ言いつつクルマで移動する社会ですし…。自動車準拠で道路(市街化)作りするのは、仕方ないのでしょう。
車用のバイパスはすでに北と南に通りましたから、今度は大洗駅と商店街の連絡道路を、という考えがあるようです。