気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンのT-34/85が作れるプラモデルキット

2016年07月16日 | ガルパン模型制作記
 一昨日、模型サークルでガルパン戦車プラモデルを楽しんでいる唯一の仲間、Tさんと久しぶりに京都で会い、駅前のヨドバシや四条のB's Hobbyや伏見のジョーシンキッズランドなどを回ってガルパンプラモデルの買い物などを楽しみました。

 Tさんも私も、ガルパン戦車プラモデルの買い物はいつも大阪方面でやっています。堺筋のジョーシンキッズランドと大国町のホビーカンスケの二ヶ所は必ず行きますが、探している品がいつも揃うので、色んなお店を回るといったパターンはなくなりました。
 ですが、京都方面はいつも四条のB's Hobbyだけで済ませているので、ひとつヨドバシやジョーシンものぞいてみるか、ということになり、電車やバスの乗り継ぎをしながら回りました。結果として、ヨドバシや伏見ジョーシンは品ぞろえが少ない、と分かりましたので、従来のB's Hobby一本槍が最適だということで意見が一致しました。
 でも、一番品ぞろえが充実しているのは、大阪堺筋のジョーシンキッズランドで、それに次ぐのが同じ大阪堺筋のボークスです。梅田駅前のヨドバシは品ぞろえに妙な偏りがありますが、パーツ類や塗料、ツール類は充実しています。

 なので、私は大阪堺筋のジョーシンキッズランドで新品を買い、大国町のホビーカンスケで中古品をあさり、いずれにも無かったら通販サイトに頼る、という買い方をしています。Tさんはまず大阪堺筋のボークスへ行き、続いてキッズランドに立ち寄っているそうなので、理由を尋ねたところ、ボークスの方が陳列や完成品展示が豊富で楽しいから、だそうです。確かにボークスはショールームもあり、ガルパンに関しては特設コーナーも設けていますから、情報収集にはもってこいです。

 そして今回、TさんはT-34/85のキットを重点的に探していました。なんでもプラウダ高校チームの戦車がカッコイイので数を揃えたい、特にT-34/85のフォルムが気に入ったので最低でも4輌は作りたい、ということでした。それで、各メーカーの製品を作り比べて楽しみたいな、と話していました。
 それは面白いですね、と応じて私も興味を持ち、各店でT-34/85のキットを色々と見てみました。

 ガルパンのT-34/85は、アニメ本編に登場したのがプラウダ高校チームのTVシリーズでの冬季塗装版、劇場版の夏季塗装版の二種です。また「月刊戦車道」の継続高校の記事に、保有車の一つとしてT-34/85が含まれますが、数多い型式のうちのいずれであるかは明らかにされていません。
 ただ、継続高校チームの車輌が全てフィンランド軍車輌を元ネタにしていることをふまえますと、そのT-34/85は第183工場製のタイプであろうと思います。プラウダ高校チームのT-34/85もウラル工場製のタイプですので基本的には同じだと思われますが、実際には細部の形状が幾つか異なります。

 とりあえず、今回の模型店巡りで見かけたT-34/85のキットを並べて紹介しましょう。以前にまとめたプラウダ高校チーム戦車のキット記事の補完としても御覧いただければ幸いです。


 プラッツから販売されている公式キットです。ウラル第183工場製のタイプを製品化しており、私はプラウダ高校チームのTVシリーズのT-34/85をこの製品で作りました。制作レポートはこちらです。劇中車に近づけるために転輪などをタミヤのパーツに換え、各所の細部を修正または改造したりしています。履帯もタミヤのベルト式に替えましたから、制作の手間はかなり省けました。キット自体はドラゴンの製品ですから、精度も良く、スマートキットとしての組み易さも実感出来ました。転輪のパーツ類が劇中車の仕様に合わせてあれば、ほとんどズバリになると思います。
 ただ、公式キットといっても旧シリーズのナンバーですので、いずれリニューアルがなされるのではないかと予想しています。そのあかつきには、転輪パーツも劇中車仕様の段差有りのディスク型転輪に換えていただきたいところです。
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 公式キットの元製品であるドラゴンの品がこちらです。これをはじめ、各種各型のキットがドラゴンから発売されています。好みで選んで自在に作って楽しむには充分な、豊富なラインナップがドラゴンのウリです。
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 タミヤのMMシリーズの138番の製品です。ウラル第183工場製のタイプを製品化しており、全体的には最も劇中車に近く、転輪もそのままですから、公式キットよりもこちらの方が選ばれそうですが、古い時期の品なので品薄、売り切れ状態が長く続いています。たまに店頭で見かけますが、通販の方ではほぼ入手不可能です。
 キット自体はタミヤスタンダードで大変に組み易いです。ですが、初期のMMシリーズの常で細部の再現度がよくなく、細かなディテールは省略されているため、劇中車に合わせるならばそれなりの改造や追加工作が必要になるでしょう。
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 ロシアのズベズダのキットです。ゴーリキーの第112工場製のタイプを再現していると聞いたことがありますが、未確認です。流通数が少ないので通販でもあまり入手出来ず、店頭にて在庫品をたまに見かけます。そのためか、従来あまり注目されていませんが、車体と転輪はほぼ劇中車に一致するので、適応キットの一つに数えても良いのではないかと思います。ただ、砲塔部分はあちこち微妙に異なりますので、いろいろと改造が必要になるでしょう。
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 台湾のAFV倶楽部のAF35145番のキットです。レニングラード第174工場製のタイプを製品化しています。転輪はディスク型であるものの段無しの後期型、砲塔の細部も少し異なりますが、あとは劇中車にほぼ一致します。最大の特徴はフルインテリアキットであることで、内部構造を細部まで楽しみながら作ることが出来ます。
 従来あまり注目されていませんが、パーツの精度も良く、組み立て易さはタミヤに近いところがあります。これも適応キットの一つに数えて良いと思います。
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 これも台湾のAFV倶楽部のAF35S55番のキットです。ウラル第183工場製のタイプを製品化しており、前述の公式キットに最も近いと言えます。クリアー成型限定版ですので、スケルトンパーツの使用によって砲塔や車体の内部が見えるようになっています。もちろんフルインテリアキットで、通常版も出ています。
 劇中車とは転輪が異なりますが、砲塔はほぼ一致するので、段差有りのディスク型転輪を調達出来れば、なかなかの適応キットになると思います。フィンランド軍が使用した車輌にも相当しますので、ガルパンの継続高校チームの車輌を再現するならば、この製品が最適でしょう。
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 これらのキットのうち、私自身は公式キットの他に、AFV倶楽部のAF35145番のキットを購入しています。フルインテリアキットですが、インテリア部分は作らず、砲塔の相違点を修正してプラウダ高校チームの劇場版車輌に仕上げてみようかな、と思案しています。
 結果的には、その不要のインテリアパーツの幾つかが、BT-42の製作にて色々と役立つことになりました。その詳細については、BT-42の製作レポートの四回目にて述べます。
コメント (2)
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