気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く8 その1 「西住みほとアンチョビです!!」

2014年09月03日 | 大洗巡礼記

 アンツィオ戦OVAの上映が始まって少し経った頃、大洗に一泊の行程で出かけました。アンツィオ戦OVAの上映は水戸でも行われ、それに合わせてアニメイトが「観戦フェア」を催すという情報を得たので、OVA関連のイベントをも楽しむ形での大洗散策もいいんじゃないか、と思いついたからです。
 それと、以前から少しずつ作っていた自作ガルパン缶バッジが、予定した数に達していました。これらは、大洗にてお世話になった店舗に寄贈する予定でしたので、そのタイミングも必要でした。

 ということで、2014年の7月16日と17日に水戸から大洗へ行きました。朝のJR水戸駅改札口前のドームの天井には、上画像のように巨大なガルパンの告知タペストリーが掛けられてありました。アンツィオ戦OVA上映の盛り上がりは、水戸では相当なものだなあ、と感心しました。


 アンチョビと西住みほが背中合わせに立っている構図ですが、アンチョビが手前にいるので目立っていて、主役級の扱いでした。実際にアンツィオ戦OVAの主役なのですから当然ですが、しかし、TVシリーズを観ている段階ではたった数秒の瞬殺で終わってしまっていただけに、こうなるとは予想もしませんでした。
 右上には、「茨城県代表 大洗女子学園」とあります。知らない人が見たら実在の高校かと思ってしまいそうな、妙にリアルな存在感すら漂っています。水戸には「大成女子学園」という高校が実在しており、水戸の友人が「ガルパンの大洗女子学園というのを初めて聞いた時、モデルは大成女子学園かな、と思ったぞ」と述懐していたのを覚えています。


 タペストリーを拡大撮影しました。アンチョビも西住みほも試合前の緊張感にあふれ、ともに引き締まった表情を見せていてカッコイイです。お互いが、自信からくるであろう余裕の笑みも僅かに示していて、第63回戦車道全国高校生大会の第二回戦にかける意気込みがうかがえます。
 ストーリー上においては、この時点のアンツィオ校は「ノリと勢い」で初戦を突破、対する大洗女子学園もサンダース校を破って意気も上がってきた頃でした。


 アンツィオ戦OVA関連のポスター類が、水戸駅構内だけでも二ヶ所にあると聞きましたが、実際に見かけたのは南口のコインロッカーの向かいにある上画像のポスターでした。左側に「ガルパンの舞台大洗町観光へ」、右側に「大洗町を堪能したら最新作を劇場で」とありましたが、まさにその通りのことをやろうとしたのが今回の大洗行きでした。


 水戸駅には7時過ぎから居て、まず構内の吉野家で朝食をとり、それから改札口前の巨大タペストリーを見上げたりしていました。大洗行きの列車が8時1分に出るので、それに乗る事にしました。


 今回もラッピング列車には巡り合えませんでした。見る機会は何度かありましたが、乗る機会はなかなかありません。鹿島臨海鉄道の公式サイトで案内されるラッピング列車の運行情報もチェックしているのですが、私の移動タイミングには別の場所で運行されているか、大洗駅にて駐機しているかのどちらかでありました。


 列車内に掲げられてあった、Bトレインショーティ―のガルパン列車の案内広告です。このセットは実は二つ持っています。一つは以前の訪洗時に大洗駅の売店で購入し、特典として大洗駅のペーパークラフトがつきました。もう一つは模型サークルの知人から貰っています。いずれもまだ制作どころか、開封もしていません。


 常澄駅を出て、右側の窓からおなじみの田んぼアートを見ました。前月には青苗だったのが成長して緑色に転じ、ボリュームある「みとちゃん」の姿になっていました。秋の収穫期にはどのような姿になっているのでしょうか。


 今回も大洗での天候は不順で、小雨がぱらついたりしました。天気予報では曇り時々雨、明日も曇り、ということでした。梅雨明けとかいいながら、実際には明けてないのではないか、と思いました。
 最初の目的地は大洗磯前神社でしたので、町内巡回バス「海遊号」にて大洗駅前から一気に移動しました。


 バス停「大洗磯前神社下」で下車し、まず海岸へ出てみましたが、御覧のように海霧がたちこめて鹿島灘の海原が見えませんでした。神磯の鳥居もやや霞んで見えました。初めて見る景色だったので感動し、このような状態もなかなかに味わいがあるなあ、としばらく眺めていました。


 引き返して、お決まりの参拝コースに進みました。二ノ鳥居をくぐって石段を登りました。


 随神門の前に進むと、向こうの拝殿に覆屋が架けられているのが見えました。前月に禰宜の方に聞いた、拝殿および本殿の修理工事が始まっていることが分かりました。


 覆屋および足場が屋根回りを中心にして数段設けられていました。今回の修理工事のメインは、拝殿および本殿の屋根の葺き替えと細部の修理であるそうです。拝殿は銅板葺きですので、銅板を全て新調すると共に屋根組みの痛みや破損個所を手直しする、ということです。同様の修理を随神門にも施すそうなので、秋頃には随神門にも覆屋および足場が組まれるのでしょう。


 修理工事にともなって、ガルパン大絵馬も境内地の脇へ移されていました。二基の絵馬奉納台の間におさまった形でした。


 前月に奉納した私の絵馬も、変わらぬ位置にて真新しい木肌の色を見せていました。隣に並ぶ高永浩平さんの絵馬がまた一枚増えていましたが、日付を見ると私が絵馬を奉納した日の二日後でした。大洗に行くたびに神社に参拝して絵馬をおさめているようですが、他にも複数の絵馬を懸けているファンは多いようです。

 以前に、出雲の神魂神社という古い神社で神主さんに絵馬の作法について聞いたことがあります。要約すると、絵馬には一年を通じて最も重要な願い事を書くのが古代以来の習わしであり、願いがかなえられたらならば、感謝の意をこめてお焚き上げしてもらい、次の年の新たな願い事を書く、という流れが正しい、ということでした。つまり、一年に納める絵馬は一枚のみ、ということです。
 その作法にのっとり、2014年度に大洗磯前神社へ納める絵馬は、前月に奉納した一枚のみにしておきます。 (続く)

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