タイトルの「詠時感」が読める人は、30歳代後半以上の方ではないでしょうか^^;
画像は昭和57('82)年発売の「エイジア」のファースト・アルバムです。
「エイジア」は
YESからスティーヴ・ハウ(ギター)と*ジェフリー・ダウンズ(キーボード)
キング・クリムゾンやロキシー・ミュージックを渡り歩いたジョン・ウェットン(ヴォーカル、ベース)
エマーソン・レイク&パーマー(EL&P)のカール・パーマー(ドラムス)
が集まって作ったスーパー・グループです。
*ダウンズは元バグルズ(「ラジオ・スターの悲劇」のヒットがありますネ。)でもあります。YESに、2人組のバグルズのダウンズとトレヴァー・ホーンがそっくりそのまま加入しました。
ホーンはフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドなどのプロデューサーとして知られています。復活したYESの大ヒット「Owner Of A Lonely Heart」もホーンのプロデュースでした。(ホーンはメンバーからは脱退していました。)
このアルバムはメンバーの話題性と楽曲の良さで大ヒットになり、その年のグラミー賞の「新人賞」を受賞しています。こんなベテランたちをつかまえて、「新人賞」というのが笑えます(^o^)/
この1作目が『ASIA』、2枚目が『ALPHA』、3枚目は『ASTRA』、その後『AQUA』『ARIA』『ARINA』『AURA』と「Aで始まりAで終わる単語」のアルバム名を付けてきましたが、とうとうネタが尽きてしまったようです。
2作目の『ALPHA』の発表後、初の日本公演を行いましたが、その時は急遽ウェットンが脱退し、代わりにグレッグ・レイク(元EL&P)が加入して来日しました。
その後ウェットンは復帰しましたが、今度はハウが脱退。その後再びウェットンが脱退してしまいましたが、今年の3月にはオリジナル・メンバーでの来日公演が決定しています(^o^)
●Heat Of The Moment
最初のシングルとして大ヒットしました。こんなにキャッチーなメロディが、プログレ・バンドを渡り歩いてきたメンバーから産み出されたことに驚きました。
イントロで聴けるコードをなぞったギターは、「ラジオ・スターの悲劇」の間奏で似たフレーズが聴けます。ダウンズのお気に入り?
●Only Time Will Tell
ロマンティックで激しいメロディが印象的なセカンド・シングル曲。シングルでは編集されてイントロや間奏の所々が短くされていたように記憶しています。
パーマーの16分のハイハットが遅れ気味になるのが気になります^^;
●Sole Survivor
変則拍子が心地よいプログレ風で雄大な楽曲ですが、簡潔なポップソングにまとめられています。
ハウが全編に渡ってなかなか面白いリードを弾いています。間奏の木管楽器のような音色のキーボードの不協和音が、2つのイメージに聴こえてくるのがイイ!
エンディングのドラムスがどんどんハシってる‥‥^^;
●One Step Closer
あまりにポップを狙い過ぎで、昔から好きではありません。以上。
●Time Again
荘厳なイントロに反して、歌に入った途端にノリノリ! シャッフルを刻むライド・シンバルと、ギターとドラムスのユニゾンの決めフレーズも素晴らしい。「プログレのジャズ風味ロック仕立て」といった趣でしょうか。
この曲でのスネアの装飾音付き1拍三連はカッコいい! ハウのギター・ソロのスリリングなこと! ウェットンのヴォーカルも迫力満点です。
●Wildest Dreams
アナログ・レコードではここからB面でした。
またまたキーボードの8分とドラムスが合ってない‥‥^^; パーマーは遅れがちになります。かと思えば、ドラムス・ソロではハシっています‥‥。テクニックはあるのでしょうが、テンポのキープができないとは。だから複雑なフレーズを多用し、1曲を通してのリズム・キープをする必要の無いプログレのバンドに在籍していたのでしょうか。
壮大なスケール感を狙い過ぎ!
●Without You
昔から聴かない‥‥。このアルバムの中で最も嫌いな楽曲です。
●Cutting It Fine
イントロの1オクターブずつ異なるギターのフレーズが面白いです。
●Here Comes The Feeling
分厚いコーラスが心地よい佳曲。この歌を聴くと、もう1回A面から聴きなおしたくなります(^o^)
画像は昭和57('82)年発売の「エイジア」のファースト・アルバムです。
「エイジア」は
YESからスティーヴ・ハウ(ギター)と*ジェフリー・ダウンズ(キーボード)
キング・クリムゾンやロキシー・ミュージックを渡り歩いたジョン・ウェットン(ヴォーカル、ベース)
エマーソン・レイク&パーマー(EL&P)のカール・パーマー(ドラムス)
が集まって作ったスーパー・グループです。
*ダウンズは元バグルズ(「ラジオ・スターの悲劇」のヒットがありますネ。)でもあります。YESに、2人組のバグルズのダウンズとトレヴァー・ホーンがそっくりそのまま加入しました。
ホーンはフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドなどのプロデューサーとして知られています。復活したYESの大ヒット「Owner Of A Lonely Heart」もホーンのプロデュースでした。(ホーンはメンバーからは脱退していました。)
このアルバムはメンバーの話題性と楽曲の良さで大ヒットになり、その年のグラミー賞の「新人賞」を受賞しています。こんなベテランたちをつかまえて、「新人賞」というのが笑えます(^o^)/
この1作目が『ASIA』、2枚目が『ALPHA』、3枚目は『ASTRA』、その後『AQUA』『ARIA』『ARINA』『AURA』と「Aで始まりAで終わる単語」のアルバム名を付けてきましたが、とうとうネタが尽きてしまったようです。
2作目の『ALPHA』の発表後、初の日本公演を行いましたが、その時は急遽ウェットンが脱退し、代わりにグレッグ・レイク(元EL&P)が加入して来日しました。
その後ウェットンは復帰しましたが、今度はハウが脱退。その後再びウェットンが脱退してしまいましたが、今年の3月にはオリジナル・メンバーでの来日公演が決定しています(^o^)
●Heat Of The Moment
最初のシングルとして大ヒットしました。こんなにキャッチーなメロディが、プログレ・バンドを渡り歩いてきたメンバーから産み出されたことに驚きました。
イントロで聴けるコードをなぞったギターは、「ラジオ・スターの悲劇」の間奏で似たフレーズが聴けます。ダウンズのお気に入り?
●Only Time Will Tell
ロマンティックで激しいメロディが印象的なセカンド・シングル曲。シングルでは編集されてイントロや間奏の所々が短くされていたように記憶しています。
パーマーの16分のハイハットが遅れ気味になるのが気になります^^;
●Sole Survivor
変則拍子が心地よいプログレ風で雄大な楽曲ですが、簡潔なポップソングにまとめられています。
ハウが全編に渡ってなかなか面白いリードを弾いています。間奏の木管楽器のような音色のキーボードの不協和音が、2つのイメージに聴こえてくるのがイイ!
エンディングのドラムスがどんどんハシってる‥‥^^;
●One Step Closer
あまりにポップを狙い過ぎで、昔から好きではありません。以上。
●Time Again
荘厳なイントロに反して、歌に入った途端にノリノリ! シャッフルを刻むライド・シンバルと、ギターとドラムスのユニゾンの決めフレーズも素晴らしい。「プログレのジャズ風味ロック仕立て」といった趣でしょうか。
この曲でのスネアの装飾音付き1拍三連はカッコいい! ハウのギター・ソロのスリリングなこと! ウェットンのヴォーカルも迫力満点です。
●Wildest Dreams
アナログ・レコードではここからB面でした。
またまたキーボードの8分とドラムスが合ってない‥‥^^; パーマーは遅れがちになります。かと思えば、ドラムス・ソロではハシっています‥‥。テクニックはあるのでしょうが、テンポのキープができないとは。だから複雑なフレーズを多用し、1曲を通してのリズム・キープをする必要の無いプログレのバンドに在籍していたのでしょうか。
壮大なスケール感を狙い過ぎ!
●Without You
昔から聴かない‥‥。このアルバムの中で最も嫌いな楽曲です。
●Cutting It Fine
イントロの1オクターブずつ異なるギターのフレーズが面白いです。
●Here Comes The Feeling
分厚いコーラスが心地よい佳曲。この歌を聴くと、もう1回A面から聴きなおしたくなります(^o^)
「Heat Of The Moment」この曲を初めて聴いたのは中学生の頃でした。イントロのギターソロのかっこよさに圧倒されました。その当時はラジオで音楽を聴いていたのが主でしたのでなかなかフルコーラスで聴く機会がなかったのですが、CDを買ってフルコーラスで聴いてみると、曲の後半になるにつれてギターやドラムがノリノリ(ちなみにこのときはYESやE・L&PのCDはある程度ありました。)になって改めて凄い曲だと思いました。
他の曲も印象深い曲ばかりです。
余談ですが「Cutting It Fine」、この曲を聴くとなぜか
「チビ太のおでんはサークルK」を思い出してしまいます。
ズバ抜けてキャッチーなメロディの「Heat Of The Moment」を1曲目に持ってきても、他の曲がアルバムを益々盛り上げるクォリティと構成は素晴らしいですネ。'80sの名盤でしょう。