GES進学ブログラブ -知の感動-       高校生

GES進学予備校からの高校生へ、情報、学問&実学、受験、脱・大学終着点メッセージ。
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勉強の方法で変わる

2012年04月20日 20時54分13秒 | 学習・進学
-法を科学する-  学習・学問は各種法を見出すことである。

自然の法、社会の法

学習の「方法論」をまず固めることが第一です。

方法を間違える事で、大学受験のみならず、将来が変わります。

今日は法を例にとって、高校生の学習法を考えます。

■憲法とは

人の為に「憲法」はある。

憲法とは国民に付与する「人権保証」である。

「基本的人権の尊重」「国民主権」「平和主義」が書かれてあるが、

趣旨は、「個人の尊重・尊厳(憲法)」である。

人は違う、人と違うこと、これこそが重要かつ素晴らしい。

その人らしさ、を尊重することが憲法に謳われている。

憲法は「愛」、「思いやり」である。

■社会の中での答え

その人の考え方(主張)が答えである。

法は主張(考え方)である。

■法を学ぶ理由

法律を学ぶ事は、可能性を拡げる。選択肢を拡げる。

公務員も法律を守り、行使していく職。

「法律は手段・道具である。語学と同様、手段・道具である。」

     法律を学んで、使って何をしたいのか。

大学は学問・研究所であり、教育者ではなく、研究者である。

高校までのように手取り足取り、基本から教えない。

基本は自ら学ぶ。

「法律の専門家、語学の専門家」(道具)になることが重要でなく、

法学部で法学を学ぶだけでなく、「使い方を学ぶ」ことが重要である。

■六 法(七 法)
 憲法、(行政法)・・・公法系科目
 民法、商法、民事訴訟法・・・民事系科目
 刑法、刑事訴訟法・・・刑事系科目

・未知の問題に対して自分の頭で考えて、
 自らの価値観に基づいて決断する力
・その結果を「事実」と「論理」と「言葉」で説得する力
 そして、共感力(相手の立場を創造する力)

 実務家(士業)は時間内に決断することが重要。

 只、決断は思考が止まる。更に深めて行くことが大事。(研究)

■法学の性質

 結論の妥当性 ⇒ 正義・公正の追求

 プロセスの説得力⇒説得力の勝負
  「事実」と「論理」と「言葉」で説得する。

■初めて法学に接して戸惑うこと
・唯一の正解を探すのではない。
   ⇒説得力の勝負(べき論、当為の世界)
・学説がどれも正しいとされることがある。
   ⇒出発点としての哲学、前提が違う。
・批判が噛み合わない気がする。
   自分の立場を前提にして批判している。
・言葉に拘りすぎる感じがする。
   言葉の使い方に厳密な世界。
  ※被告(民事)  被告人(刑事)

「主観」と「客観」も使う場面によって意味は異なる。

 善意の第三者

■裁判は三段論法

生物はいつか死ぬ 自然法(大前提)

人は生物である  事実認定(小前提)

人はいつか死ぬ  結論(判決)

抽象論の世界

■条文⇒解釈⇒技法(大前提⇒小前提)

 解釈法:文理解釈 ⇔ 論理解釈

  「この公園で犬に糞をさせないで下さい」⇒ 文理解釈:犬だけ・・・形式的 
                       論理解釈:猫も人間も

   この場合、妥当性を導く「論理解釈」が法解釈となる。

 <論理解釈>
    ①類推解釈:文字の意味に含ませえないものに拡張する場合
    ②反対解釈   
    ③拡張解釈:文字の意味の枠内に含ませる場合
    ④縮小解釈
    ⑤変更解釈:論理解釈の内、文理解釈と明らかに異なる別の意味に解する場合

     ※万能ではない    検証が必要

上記、四つはいずれも「論理解釈の一種」であると考えられる。
拡張解釈・縮小解釈は、類推解釈同様目的的論理を重視した解釈であり、
形式的な文理解釈とは乖離した結論を導くから、法的安定性を害することなく具体的妥当性を実現するためには、
これらの解釈を正当化する体系的な許容性と、目的論の合理性とを厳密に検証しなければならない。

さもなくば、ご都合主義に堕してしまうからであり、
これらの解釈方法によって、「便宜的に文理をねじ曲げる」というものではなく、
それが規定の「本来の持つべき意味そのものであるにほかならないと論証する」ことが望まれる。

■条文解釈は、意とは異にした主張を文字という道具によってに明文化した「文字」で はなく、趣旨を考えることが重要 -言葉・文字(厳密性)の真意との近接性-
 規定の文字だけでは水かけ論になる為(→文理解釈)、その趣旨を考える必要がある(→反対解釈・類推解釈)。

      ⇒どうあるべきか(べき論)として、解釈していく

 憲法、法、条例、私法は文理解釈によるものである為、局面(事実認定)趣旨を重視 し、判断しなくてはならない。

■法と経済
法の経済分析を中心とする法と経済学と呼ばれる学問はかなり急速に発展してきている。
例)
日本における訴訟外での紛争解決の多さを、「義理人情」を尊び、「法律や契約遵守の
意識が弱い日本人の法意識の遅れ」に基づくものであると分析したが、欧米の一部の国
のみを念頭においた不正確で主観的な印象論にすぎないものとして20世紀の末頃から
批判され、支持を失った。
そこで、アメリカの法学者の側からは、主に日米の交通事故における被害の賠償に
ついての「数理分析」により、日本で訴訟件数が少ないのは裁判外における交渉に
よる紛争解決(ADRなど)が良く機能しているためであるに過ぎず、全体としての
法制度はうまくいっているとの主張が現れるなどしている。

※ADR:裁判外紛争解決(Alternative Dispute Resolution)。事業再生ADR手続。
 仲裁,調停,あっせんなどの,裁判によらない紛争解決方法を広く指すもの

以上、「法」による学習の考え方を考えましたが、

    教科書や解説をいかに解釈するかで理解力は変わってきます。

    教科書や解説は、法(主張)です。

    生徒諸君がいかに解釈するかで、学習生産性は人により差異が出てきます。

    この社会に存在する限り、何を専門にするか、何を仕事にするかに関係なく、

    法の下に、人はいます。理系・文系に無関係に法は学習すべきです。(主張)

 各科目の解釈法を教授するのが、GES進学です。


-高1から、高2から、高3から、高卒から、学問意識を持つ-

2012年04月09日 21時03分44秒 | 学習・進学
-高1から、高2から、高3から、高卒から、学問意識を持つ-

学習は「法則を見出すこと」(経験的手法)

   「法則をあらゆる事象・問題に相当させられること」(合理的手法)

つまり、帰納法、演繹法を習得することが重要であり、暗記ではない。

帰納法、演繹法を習得することにより、学習が「科学」であることが分かる。

学校時代、特に中学時には、背景や理由は構わず、「暗記」に走る。

地理、歴史も暗記科目と言ってしまう嫌いがあるが、そう言うと、学問から

逸脱してしまう。社会科目も「科学」である。

科学した結果、覚えているのである。

将来、起こりうることを予測することが重要で、避けるべきことも歴史学者が

暗示する。

換言すれば、学生時代には、論理思考を身に付けることが最も重要事項である。

将来、法律系、経済系、教育系、文学系に進もうが、理工学系、農学系、医学系

に進もうが、このような「科学する心」即ち、論理学・統計確率学が土台にある。

大学生の50%が、就職難で大学院に進学している時代に、企業に必要とされる

人財になるには、「能力」、「豊かな感性を持った人間力」である。

受け入れてくれる人はマジョリティーではないが、これがないと、日本沈没も

ありうるのでは。


GESプレップスクール高等部

入学しやすくなったGESプレップスクール宇部校の総合コース「河合サテライト講座」のフレックス学費

2012年04月04日 11時26分51秒 | 学習・進学
2012年度GESの河合サテライト講座受講希望者へ

■GES学費支援分割制度をご利用下さい。■ 

 GESプレップスクールの総合コース「河合サテライト講座」の学費は、

         当塾独自の「GESフレックス分割払制度」を設置致しました。。

 ・入学時納入金(1回目50%~)+残納入金(2回~5回/5ヶ月)※4月入学全学費納入期間:6ヶ月以内

  例1)高2レギュラーコース(24単位)年間学費 <360,000円> 金利手数料0%

       GES分割制度利用の場合  4月入学

6回分割⇒入学時1回目180,000円(4月)
                       2回目 36,000円
                       3回目 36,000円
4回目 36,000円
                       5回目 36,000円
6回目 36,000円(9月までに納入完了)

               3回分割⇒入学時1回目180,000円(4月)
                       2回目 90,000円(5月~8月のいずれかの月)
                       3回目 90,000円(9月までに納入完了)

2回分割⇒入学時1回目180,000円(4月)
                       2回目180,000円(9月までに納入完了)

※分割回数は1回~6回のうち、何回でも構いません。
※月額納入額は一定でなくとも、構いません。
※クレジット会社契約の分割ではありません。
 GESプレップスクール独自の分割ですので、審査は御座いません。
※入学時納入額も原則50%以上、分割回数6ヶ月以内となっていますが、
 家計の事情により他の方法も御座いますのでお気軽にご相談下さい。


-■GES進学CM■-------------------------

GESプレップスクール高等部【GES進学】宇部校の映像指導授業

 ①河合サテライトクラス

 ②秀英ネオスタディークラス

 ③アットウイルクラス

 ④市進ウイングネットクラス

 ⑤Z会の映像コースクラス

●オプション講座
・論理エンジン講座【映像指導授業】国語・論理
・速脳速読講座
・Linc English リスニング対策講座等

【学費】1単位=10,500円~18,690円  参考)45分×10回/90分×5回
A.各クラス月謝制・・・科目単位で年間を通して指導(一定額)④
B.単科講座別取得コース・・・1講座単位(通期・講習で取得)①②③⑤
C.年間一括総合コース(単位制)・・・A・Bから5%~30%減免コース①~⑤

詳細は ⇒ GESプレップスクール
GESプレックスクール宇部校-高等部-
フリーアクセス 0120-930-071

教室:山口県(宇部市・山口市)・福岡県(北九州市)

春休み残り1週間の高校生のやるべきこと

2012年04月01日 12時17分16秒 | 学習・進学
4月に入り、学校の入学式、1学期(前期)始業式が真近です。

新高3生の「3月以降~春休み」にやるべきことは、

①語学(国語・英語)

②数学ⅠA・ⅡBの理解を深め、弱点項目を極力少なくする。できれば0に。
 ※数学ⅢC(極限・微積、行列・二次曲線)は「ⅠA・ⅡB」の理解なしでは
  ⅢCに着手し、ⅠA・ⅡBが含まれているから一石二鳥の近道のような
  気にもならなくはありませんが、結果的に、時間の無駄となります。
  指数対数関数、三角関数、円・楕円方程式、軌跡の概念、数列
  を知らずして、これらを手段とするⅢCは読んでも分かりません。
  ※数学で最も重要な考え方は、論理と集合、帰納演繹法です。
   数学は論理の教科だからです。

③リスニング
  「読む、書く、話す、聞く」はバランスよく何らかのカタチで日々、
   行うことです。読めれば、聞くことが出来始めます。
   当然ですが、早く読めると、聞く速度も上がってきます。
   リスニングは音読からでしょう。

   なぜ、リスニングを出したかというと、すべての科目に応用できるからです。

   人に「話して、書いて」、教えるということは、定着学習となり、
   結果、自分の習得になります。

今、これらをやっておき、新学年に入ると、スムースに毎日の学習が進みます。
まずは、方法を身につけておくことです。


-■GES進学CM■-------------------------

GESプレップスクール高等部【GES進学】宇部校の映像指導授業

 ①河合サテライトクラス

 ②秀英ネオスタディークラス

 ③アットウイルクラス

 ④市進ウイングネットクラス

 ⑤Z会の映像コースクラス

●オプション講座
・論理エンジン講座【映像指導授業】国語・論理
・速脳速読講座
・Linc English リスニング対策講座等

【学費】1単位=10,500円~18,690円  参考)45分×10回/90分×5回
A.各クラス月謝制・・・科目単位で年間を通して指導(一定額)④
B.単科講座別取得コース・・・1講座単位(通期・講習で取得)①②③⑤
C.年間一括総合コース(単位制)・・・A・Bから5%~30%減免①~⑤

詳細は ⇒ GESプレップスクール

GESプレックスクール宇部校-高等部-
フリーアクセス 0120-930-071

教室:山口県(宇部市・山口市)・福岡県(北九州市)

GESプレップスクール宇部校【高等部】フリーアクセス0120-930-071