高１生のスタートはいかに。

高校１年生は授業が始まり、中学生との勉強法とは
かなり異なり、必ず、理解を伴った学習を学校の授業以外に
４～５時間は必要となる。

展開、因数分解、等も中学が量的に１とすると高校は10であろう。
「集合と論理」も数学の命というべき単元で、ここを疎かにすると
先はない。「数学＝論理」です。

現代文は意味を伴った「論理」で、これまた、時間を取らない
高校生が大半を占める。これでは現代文は読めないし、何を
やっているのかわからない。

この国語と数学の論理のコラボが今後の英語、理科、社会に影響を与える。
この２科目は手を抜かないことです。

「論理」と「社会常識、自然常識」を身につけることが、高校生の
すべきことです。

ＧＥＳ進学予備校

高１生の勉強法

高1生は英文法、古文文法、漢文句法に力を入れて下さい。
そして、英語（１文の文構造＆解釈法）、古文（百人一首等）、
漢文（論語等）短文を読んで下さい。
高２からの各長文解釈の基礎作りです。大変で当然です。
数学ⅠＡは入試（センター試験）に直結する科目ですから
１年で失敗すると取り返しが付きません。
現代文は教科書の評論文を筆者と関連付け、その文章を
レパートリーとして下さい。英語と同様の時間を掛けて下さい。
国語が出来ない人は文を読んだり、表現、語彙等の勉強をしていません。
高２で論理を勉強し、ジャンル常識を入れて下さい。
高１時が勝負の分かれ目です。

単なる暗記は通用致しません。問題パターンだけを覚えるだけでなく、
難関大を狙う人は基礎の徹底理解です。
大問は「当たり前のことを問う問題」と「基礎の複合体」だけです。
出る問題は始めて出くわす問題です。
例）「πは3.05より大きいことを証明せよ」（東大）
考える力・使える力が必要です。

ＧＥＳ進学予備校（河合サテライト・市進ウイングネット）

生きる力－国語の二面性－

国語力で問われる論理概念が人口に膾炙(かいしゃ）せず、
その上、国民の論理に関する関心が低いため、
最も身近な社会現象（家庭、学校、会社、地域）、
自然現象や災害への理解も、今まで以上に低くなることが
危惧される。

国語は文学の鑑賞、異文化の鑑賞・理解、意見を学校では
生徒に求めている教諭が多いが、生徒は求めているものが
高尚過ぎて、中高生のレベルでは考えないことを求めて
いる為、国語の勉強法や興味を感じ取れなく、勉強できない。

しかし、受験学年にもなるとそうも言っていられない。
問われるものは、学校が求めるものとは大きく異なり、
論理だったということがわかってっくる。

国語の持つ二面性は、英語同様、「文法」があって、「解釈」がある。
「論理」があって、「鑑賞・意見」（＝小論文）がある。

「生きる力」を文部省が打ち出し、語学強化、数理強化を図っているが、
生きる為の学習をやっていかなくてはならない。

どうも世の中を見ていると「考える力」「使える力」そして「生きる力」
が欠如している。

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将来の塾そして塾の仕事

塾の形態も時代と共に変化していく。
中学塾から小中塾、そして浪人予備校
これが昭和40～60年代のスタイルだった。

平成は高校の塾が成立し始めた。メディアの恩恵だ。
昭和の終わりに、河合塾、代ゼミ、駿台と映像授業を始め、
株式会社教育支援業までが、映像授業を衛星を介して
全国に展開し始めた。結果、浪人専門予備校の講師が
現役予備校講師に降りてきた。結果、指導書にない大学
で学ぶテクニックを高校学習に持って来たりで、高校生は
それに感動し、可笑しな自身が付き、受験の主人公になって
しまってしまった。高校教師は憤慨して当然。
（高校生を舞い上がらせるような細工はすべきではない）

現役時代に年間100万以上かけて塾に行くような愚かな
ことはもう無駄だと言うことは分かったと思う。
ＰＬＣから考え、新たな形の塾が形成されつつある。

「進学部－資格部」を持った塾も2007年ＬＥＣを発端に始まった。
また、学習基盤を作る塾、パソコン教室を併設している塾、
と「生活習慣＋進学学習＋生涯教育＋体力作り」と総合的な
ライフプランを設計していくような塾が将来、残っていくのであろう。

学校学習しか出来ない塾は縮小化していくのは明らかだ。

只、短絡的に科目学習だけをしていて学力向上は難しい。

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