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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 1018 筋トレの弊害

2009-09-01 | スポーツ障害
先日、空手の大会で救護係りを務めた。その合間にAM治療のボランティアをした。

ここでの興味深い選手の症状を見つけた。この選手の症状は右肩の痛みと小胸筋、大胸筋、上腕三頭筋などの上肢の筋肉痛が主である。

この選手は高校生でも全国トップの選手で今度、国体、世界選手権大会とビックイベントに出場する予定である。

インターハイが終わり、次のイベントまでに筋トレを行いパワーアップを目的に筋トレを行ったらしい。

その後の筋肉痛は当たり前のように思っていたが、どうしてもからだの切れが戻らない。重い。突き、蹴りのスピードがない。

これまでこのような症状はたびたびあり、いつの間にか消えていたので今回もいつの間にか改善させると思っていがあまりにも時間がかかり切れが戻らない。

「共縮」現象が起きている。この場合は心理的な要因でも否定できないがそれより筋トレを行ったことによる生理現象で「共縮」が起きていた。

筋トレでも特にフリーウエイトを使ったトレーニングは主動筋と拮抗筋を同時収縮させる。同時収縮によってエキセントリックな収縮とコンセントリックな収縮を起こさせて負荷をかけている。

この筋収縮は意図的な「共縮」現象を引き起こさせていると考えられる。そこで筋トレをした後に、ストレッチングだけで終わってしまうと問題が生じる。

このままの状態にしておくと「共縮」が起きたままでからだの切れがなくなってしまう。これを解消するトレーニングを行う。

筋トレを行った後は種目の特性を生かした動作をスピードをつけて行うことによって「共縮」は解消される。できれば左右対称、上下対象の動作を交えた関節動作をスピードをつけて行う。

どの競技にも共通して効果があるトレーニングはランニング系のトレーニングが効果がある。


拳骨

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