![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/31/274de3d5dc77ea6430629d163b8723d0.jpg)
昨日の記事に「レース前に場内をさまよい歩いた」と書きましたが、この時最終的に私がたどり着いたのはターフィショップでした。
店の表ではJCD阪神開催記念ということでクジつき記念タオルやら、G1ではいつものことながら出走馬のボールペンが売っていたのですが、
私はこのてのものは一度も購入したことはなく、この日も見てるだけにしようと思っていました。
しかし、急に「これは買っておかないと後で絶対に後悔する!」という強い思いにとらわれ、山のように平積みにされている上位人気馬3頭をスルーし、カネヒキリを手にとって売り子のお姉さんに500円を渡していました。
今思うと、これもこの後起きた出来事の「予兆」だったのかもしれません。
私自身は勝つのはきっと前走の園田のJBCで名勝負を繰り広げたヴァーミリアンかサクセスブロッケンだと思っていました。
特に、前夜サタうまでノリさんの独占インタビューを見ていたので肩入れしていたのはブロッケン。
正直、カネヒキリはあまりにも長い長期休養と前走の結果をみるに、ここではさすがに厳しいんじゃないかと思っていました。武蔵野Sでは突き抜けそうな手応えをもちながらも、内でつつまれ何も出来ませんでした。手応え抜群に見えたのにはじけないまま終わることはありえないことではないし、カネヒキリに関しては、もう「走っている」こと自体が奇跡だと思っていました。
引退させてあげればいいのに…と休養中もずっと思っていました。
G1を何勝もしているのに、それが「ダート」だったがために、血統にSS系が氾濫しているがために種牡馬入りさせてもらえない…
生産界の厳しさが彼につきつけたものはあまりにも重い、そう感じていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/5a/4e011f5fc121fdc5cc038005996e0122.jpg)
実は私はカネヒキリを生で観るのは初めて。
彼が「砂のディープインパクト」と呼ばれていた頃はまだ競馬場通いを始めておらず、彼のこともTVや雑誌の中でしか知りませんでした。
ゲート裏での輪乗りが始まり、ファンファーレを演奏するために楽団がウイナに登場した頃、私達のまわりのお客さん達がさかんにスタンドの上の方に向かって手を振っていることに気付きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/e5/51f9a57d3a7de7a26514cd339d76603a.jpg)
そこにいたのはゲストプレゼンターのレイズの岩村さん。お昼の予想では彼の本命はカネヒキリだったそうで…
そんな岩村さんがレース直前にひょっこり現われたのも「予兆」だったんでしょうか?
ファンファーレが演奏され、観客の拍手&声援の渦巻く中、史上初になる関西開催での砂の王者を決める戦いの火蓋は切って落とされました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/10/7dd9cd2ca2668f216bd59280ac052fce.jpg)
まず飛び出したのはアメリカのティンカップチャリス。
続いたのはブロッケンやフリオーソ。
カネヒキリは中団の前を、ヴァーミリアンはさらにその後方にいました。
3コーナーに入ったあたりでカネヒキリは進路変更し、スッと埒沿いの内に進出。VTRでは画面の切替の関係でまるで瞬間移動したかのようでした。
思わず武蔵野Sが頭をよぎりました。
前が開かなければどうしようもないよ?
ルメさんどうするの?
すると直線入り口でティンカップチャリスが慣れない右回りのせいなのか外に膨らんでウソのようにスペースが空き、カネヒキリ@ルメさんはスッと前へ!!!
ブロッケンを交わして先頭に踊り出た彼らに私達は絶叫。後れて来たヴァーミリアンに猛然と追い込んできたメイショウトウコンが迫ります。
ほんの一瞬だったはずの時が、永遠と思えるほど長く感じました。
凄まじいたたき合いを征して最後まで抜かせずアタマ差粘りきりました!!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/30/9da35dbad296f9114eaabdcf6c13c436.jpg)
エリザベス女王杯の時と同じくらい叫びました…
喉が嗄れるんじゃないかと思うくらい。
信じられませんでした。
こんなに早く、2度目の生G1勝利が観れるなんて。
幸せで、胸がいっぱいで、他の事は何も考えられませんでした。
「嘘じゃないですよね?これは現実ですよね??」
声が裏返る私のほっぺたを同行していたゆちさんがぷに(笑)
本当に、本当に素晴らしい騎乗でした。詳しくは次回のインタビュー編で詳しく!
そして2度の屈腱炎を、手術やリハビリをのり越え、2年間明け渡していた王座を取り戻したカネヒキリ。
彼の魅せてくれた勇気に心からの拍手と敬意を贈りたいと思います。
![にほんブログ村 競馬ブログへ](http://horserace.blogmura.com/img/horserace80_15_lightblue_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/8d/78f4d8ea72c223cee7cc8af918ce536b.gif)
大学の授業で近日中に発表があり、少々テンパり気味です…^^;
店の表ではJCD阪神開催記念ということでクジつき記念タオルやら、G1ではいつものことながら出走馬のボールペンが売っていたのですが、
私はこのてのものは一度も購入したことはなく、この日も見てるだけにしようと思っていました。
しかし、急に「これは買っておかないと後で絶対に後悔する!」という強い思いにとらわれ、山のように平積みにされている上位人気馬3頭をスルーし、カネヒキリを手にとって売り子のお姉さんに500円を渡していました。
今思うと、これもこの後起きた出来事の「予兆」だったのかもしれません。
私自身は勝つのはきっと前走の園田のJBCで名勝負を繰り広げたヴァーミリアンかサクセスブロッケンだと思っていました。
特に、前夜サタうまでノリさんの独占インタビューを見ていたので肩入れしていたのはブロッケン。
正直、カネヒキリはあまりにも長い長期休養と前走の結果をみるに、ここではさすがに厳しいんじゃないかと思っていました。武蔵野Sでは突き抜けそうな手応えをもちながらも、内でつつまれ何も出来ませんでした。手応え抜群に見えたのにはじけないまま終わることはありえないことではないし、カネヒキリに関しては、もう「走っている」こと自体が奇跡だと思っていました。
引退させてあげればいいのに…と休養中もずっと思っていました。
G1を何勝もしているのに、それが「ダート」だったがために、血統にSS系が氾濫しているがために種牡馬入りさせてもらえない…
生産界の厳しさが彼につきつけたものはあまりにも重い、そう感じていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/5a/4e011f5fc121fdc5cc038005996e0122.jpg)
実は私はカネヒキリを生で観るのは初めて。
彼が「砂のディープインパクト」と呼ばれていた頃はまだ競馬場通いを始めておらず、彼のこともTVや雑誌の中でしか知りませんでした。
ゲート裏での輪乗りが始まり、ファンファーレを演奏するために楽団がウイナに登場した頃、私達のまわりのお客さん達がさかんにスタンドの上の方に向かって手を振っていることに気付きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/e5/51f9a57d3a7de7a26514cd339d76603a.jpg)
そこにいたのはゲストプレゼンターのレイズの岩村さん。お昼の予想では彼の本命はカネヒキリだったそうで…
そんな岩村さんがレース直前にひょっこり現われたのも「予兆」だったんでしょうか?
ファンファーレが演奏され、観客の拍手&声援の渦巻く中、史上初になる関西開催での砂の王者を決める戦いの火蓋は切って落とされました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/10/7dd9cd2ca2668f216bd59280ac052fce.jpg)
まず飛び出したのはアメリカのティンカップチャリス。
続いたのはブロッケンやフリオーソ。
カネヒキリは中団の前を、ヴァーミリアンはさらにその後方にいました。
3コーナーに入ったあたりでカネヒキリは進路変更し、スッと埒沿いの内に進出。VTRでは画面の切替の関係でまるで瞬間移動したかのようでした。
思わず武蔵野Sが頭をよぎりました。
前が開かなければどうしようもないよ?
ルメさんどうするの?
すると直線入り口でティンカップチャリスが慣れない右回りのせいなのか外に膨らんでウソのようにスペースが空き、カネヒキリ@ルメさんはスッと前へ!!!
ブロッケンを交わして先頭に踊り出た彼らに私達は絶叫。後れて来たヴァーミリアンに猛然と追い込んできたメイショウトウコンが迫ります。
ほんの一瞬だったはずの時が、永遠と思えるほど長く感じました。
凄まじいたたき合いを征して最後まで抜かせずアタマ差粘りきりました!!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/30/9da35dbad296f9114eaabdcf6c13c436.jpg)
エリザベス女王杯の時と同じくらい叫びました…
喉が嗄れるんじゃないかと思うくらい。
信じられませんでした。
こんなに早く、2度目の生G1勝利が観れるなんて。
幸せで、胸がいっぱいで、他の事は何も考えられませんでした。
「嘘じゃないですよね?これは現実ですよね??」
声が裏返る私のほっぺたを同行していたゆちさんがぷに(笑)
本当に、本当に素晴らしい騎乗でした。詳しくは次回のインタビュー編で詳しく!
そして2度の屈腱炎を、手術やリハビリをのり越え、2年間明け渡していた王座を取り戻したカネヒキリ。
彼の魅せてくれた勇気に心からの拍手と敬意を贈りたいと思います。
![にほんブログ村 競馬ブログへ](http://horserace.blogmura.com/img/horserace80_15_lightblue_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/8d/78f4d8ea72c223cee7cc8af918ce536b.gif)
大学の授業で近日中に発表があり、少々テンパり気味です…^^;
あれ?カネヒキリどこからきたんだ?って思いました(笑
2年半もの期間走らず、それでも復活を信じた関係者様
ファンの皆様は相当嬉しかったでしょうね♪
現地で観ていてもいつのまにそんなところから!?という感じでした^^;
カネヒキリの関係者の皆様にはこんな感動のレースを魅せてくれたことへの心からのお礼が言いたいです♪ファンの方々とは共に喜びたいです!
私事ですが、カネヒキリの大ファンの友人と今週末会う約束をしているので楽しみです!