Le cheval noir

全然更新できてない…orz

いま、逢いにいきます~①ロンシャンは何処?~

2008年09月13日 11時12分40秒 | Paris旅行2008
パリについて3日目、夕食の買出しのついでにフランスの競馬新聞「ParisTurf」を購入。日本にいた時点で登録馬はギャロのHPからわかっていたのですが、実際に何頭出走し、誰が乗るのか等のことは全くわかりませんでした。
Natagoraちゃんの名前もG1ムーランドロンシャン賞の登録馬の中にありましたが、ジャックルマロワ賞後の調教師さんのコメントからして出走はまずありえないと諦めていました。

な の で、新聞の出馬表をみて私がどれほどビックリしたか!
馬場が悪くならなければという条件付ではありましたが、まさかのNatagoraちゃんムーラン賞に参戦!しかもパートナーは帰ってきたルメさんです(涙)
さらに、以前話題にした日仏交流150周年記念賞にもルメさんが参戦することがわかり(パートナーはFoolishEgo)私のテンションは上がる一方。
その晩は興奮し過ぎて眠れませんでした。

しかし、翌日朝6時前に起床した私達の耳に聞こえてきたのは「ザアァアアア…」という窓をうつ雨の音。
前日が快晴だったので完全に油断していました。重馬場はNatagoraちゃんの大敵です。
「一度希望を持たせておいてこれはあんまりだわ(涙)」と崩れ落ちた私。

さらに悪いことに、試練はそれだけでは終わりませんでした。

ロンシャン競馬場に行くには主に地下鉄PORTE MAILLOT駅から244番のバス(もしくは無料バス)に乗って行く方法とPORTE D'AUTEUIL駅から241番のバス(無料バス)に乗る方法の2つがあり、私達はPORTE MAILLOT方面のルートをとることにしたのですが、これが大誤算。
なんと、肝心のPORTE MAILLOT駅が工事中で電車が止まらなかったのです!
一つ前のARGENTINE駅を出発したあたりで「PORTE MAILLOTホニャララ」とアナウンスが聞こえていたのですが聞き取れず。仕方なく次の駅で下車し、反対方面の地下鉄に乗りなおしもう一度ARGENTINE駅へ。そこから地上に戻り歩いてPORTE MAILLOTを目指すことになったのですが、通りを一つ間違えたどり着いたのはPORTE MAILLOTではなくPORTE DAUPHINE orz
それから何度も通りの名前を確かめながらようやくたどり着いたのはいいのですが、見知らぬ土地での心細さと、ついてきてくれた2人に対する申し訳なさ(2人の友人は別に競馬ファンではない&無駄に2キロ近く歩かせてしまった)、そしていったいどうやって帰ったらいいんだ!という不安で昨日までの高揚感はどこへやら、私のテンションはだだ下がりになっていました。

幸い、明け方に降っていた雨は私達がホテルを出発したころには止んでいたのですが、「着いたら感動して泣くかも」と思っていたロンシャン正門前に着いても気分は良くならず。
どれくらい私が落ち込んでいたかって、それは正門やグラディアトゥール像の写真が一枚も無いことがそれを証明してくれています(苦笑)

とりあえずパドックに行ってみよう、と移動してみるとあらビックリ。意外に狭いんですね、パドックだけに人が集まっていたわけではないとはいえ、ここに一昨年6000人(5000?)もの日本人が来ていたなんて…ゾッとします(汗)
馬はまだ出てきておらず、とりあえずレープロ(冊子体ではなく一枚刷りのもの)を見ながら友人と喋っているといきなり聞き覚えのある言語が聞こえてきました。

「ロンシャン競馬場ヘオ越シノ日本人ノミナサ~ン、本日ハゴ来場イタダキアリガトウゴザイマ~ス」

えー!?
突然場内に響き渡るフランス語なまりの日本語。
それまでガチガチに緊張&テンション↓↓だった私でしたが、少し気持ちがほぐれましたv
でも何故そんなアナウンスが?そんなに日本人はよくここに来るの?
理由は考えてみれば簡単。
前述したようにこの日の2RがPRIX DU 150EME ANNIVERSAIRE DES RELATIONS FRANCO-JAPONAISES、つまり「日仏交流150周年記念賞」だったからでした。
よくみればスタンドに国旗もはためいています(Topの画像)

遠く離れてしまった母国のことを考えながら、私はルメさん登場に向けて気合を入れなおしたのでした…


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次回いよいよルメさん登場か?

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