農僕日記 JAPAN

農薬を使わない農業を紀州和歌山でゼロからスタート。
農業は僕たちの平和活動♪ライフワークいざゆかん(^g^)(^y^)

シリエトク

2008-07-25 | 旅僕日記一~四
85日目
86日目


★85日目
朝から、網走朝市にでかける
新鮮な魚介類を、たくさん試食
VISIT
●博物館網走監獄(あばしりかんごく)…
昭和59年(1984)まで、実際に網走刑務所で、
使われていた建物が移築され紹介されている所
当時の網走刑務所は、かなり厳しい収監生活だったらしい。
現在の網走刑務所は、2回以上の犯罪を犯し、かつ
比較的、刑の軽い人達が、収容されるそうです。
日本で唯一の自給自足刑務所。
網走に刑務所ができたのは、約120年前だそうで、
明治維新後、北海道開拓の真っ最中!
一般人だと、道の整備や線路をひくのに、
労働賃金がいっぱいかかるので
日本初の総理大臣となった伊藤博文(長州藩出身)らが、
「※犯罪者をつかえば安く済むし、過酷な労働で、
死んだとしても、犯罪者はいなくなるし、
食費がういて一挙両得だ」という案で、本土から、
犯罪者をどんどん北海道の刑務所に、つれてきたそうです
そうして、道や鉄道の基礎がこの時代にたくさんできました。
※犯罪者…この当時の犯罪者は、おもに政治犯、
西郷隆盛で有名な※西南戦争(1877年)で、
捕まった人たちが、多かったそうです
※西南戦争…また次の機会に

★86日目
~知床(しれとこ)~を訪れて
アイヌ語で、地の果てを意味するシリエトク→シレトコ(知床)。
世界(自然)遺産に登録された場所
VISIT
●オシンコシンの滝…落差50メートルある。
●知床五湖(しれとこごこ)…
流れ込む川も、流れ出る川もない神秘的な湖。
●カムイワッカ湯の滝…水と温泉がまざって流れてくる滝。
本日も、あいにくの天候
曇り空というより、霧がかなり低い位置から、
かかってるので、五湖やカムイワッカの滝は、
まったく見えてません
そして、知床の全体の自然の景色も、
想像ではすごくきれいなところでした
観光船なんかに乗ると、知床半島の先端まで行き、
海から、知床の自然を見学する事ができますが、
波がきついと欠航です。今日みたいな霧日だと、
景色は見れないそうです。値段は1人6000円
僕達も残念だけど「結構です。」しました(霧やったから)。
知床半島は、川・森などの陸上の生態系と、
海上の生態系の複合の生態系がずっと昔からの形で
残っている場所。そういう手付かずの場所は、
日本には、もうここにしかないそうです
ヒグマや、シマフクロウなど
国際的にも少ない動物達も生息しています
エゾオオカミは絶滅してしまったので、
天敵のいなくなった、エゾシカは増えつつあります。
観光客が、野生動物にエサをやってしまうので、
彼らの人間に対する感覚も変わってきているそうです。
自然界のルールは守って、
僕が死んで、また将来、人間に生まれ変われた時にも、
今のままの知床に、きたい