満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

南インド一人旅日記 2007.9.28(2日目 その1)

2008-07-30 00:48:03 | 

9/28 晴れ (旅程2日目) 前回→(9/27  1日目)

8時に目覚ましをかけて起きたものの、ほぼ一日がかりの移動で疲れていたのか、二度寝してしまい、9時頃起床。昨日はホテルに直行して買い物など全くしなかった上、飛行機内には液体が持ち込めなかったため、水がマレーシア→チェンナイ間で出た軽食についてきたプリンカップ大の水しかなくて辛い。水だけ買っておけばよかっ少し考え、すぐそばにあるはずのインド政府観光局に行ってくれと頼んだ。どうせこっちにも行くつもりだったのだ。「歩き方」の地図によるとスペンサープラザに面した道路の向かいだったので、すぐのはず。しかし「OKOK、I know well」とか言った割にはやたら走ったので、「え、これどこ向かってんの、ちょっと訊いてみたほうがいいかな?」と不安になった矢先にリキシャが停まった。「ここ?」「Yes.」見てみると、「インド政府観光局」ではなく、「タミルナードゥ州観光開発公団」だった(前者はインド全体の観光情報、後者は州単位での観光ツアー等を扱う)。
・・・まあ、こっちでも何かあるかもしれないし、いいか、と思い、お金を払って降りようとするも、「戻ってくるまで待ってるよ。そのあと市場に案内するから」などと言う。人の話を聞いていたのかどうなのか。たくましさに呆れつつも、「No thanks, bye」と手を振ってお別れ。

・・・このあと、滞在中何度もこの台詞を使うことになる。

タミルナードゥ州観光開発公団(以下「TTDC」と表記)は、営業してんだかしてないんだかという薄暗い雰囲気だった。入ってすぐのところに待合ロビーみたいなのがあったけど、人はいない。本来はパンフレットを入れるであろうと思しきラックは空。「OFFICE」というプレートのかかった奥の部屋には、人がいるようだけど入っていいものか。
しばし迷っていると、掃除をしていたスタッフらしき人がわたしに気づいてパンフをくれた。読んでみると、TTDCではさまざまな種類のツアーを扱っていることがわかった。もともとインドに着いたらこういうツアーを利用して効率よく観光しようと思っていたので、まずは試しにと、一番短い「市内観光ツアー半日」というのの翌日午前中プランに申し込む。120Rs.ホテルの電話番号など、なんか結構いろんなことを書かされた。

申し込み後も、ロビーのような所でしばしパンフを読んで、他のツアーも検討。明日参加してみるツアーがいい感じなら、もう1個くらいTTDCのツアーに参加してもいいかな、と。
ともあれ、明日朝8時に再びここに集合とのこと。寝坊しないようにしなくちゃ。

このあとTTDC前からリキシャを拾い、今度こそスペンサープラザへ。とりあえず言い値じゃなくて値切るようにする。30Rs.
すぐに着いたスペンサープラザの正面口は、案の定朝と違うところだった。何度か行ってわかったけど、道路の関係上、エグモア駅方面からだと一度大きく回りこまないと正面につけられないようになっている。

スペンサープラザ超広い・・・!



上は外観。大きさを伝えきれないのが残念。大きな道の向かいから撮ったけど全体が収まりきらなかった。

入り口で飛行機搭乗時のようなゲートを潜っての荷物検査があり、何故かわたしは毎回必ず鳴った(引っかかった)のにろくに調べも受けずに見逃された。外国人だからか?

内部はエアコンが効いていてとても涼しい。大きいお店やら小さいお店やら玉石混交で、店舗としては3F部分まで。ただ、そのフロアが鬼のように広い。ダンジョンかと。チェンナイ滞在中毎日行ったけど(笑)結局毎日迷っていた。



内部広場その1。こういう広場が2つか3つあった気がする。

とりあえず、「歩き方」に載っていた日本語OKのネットカフェを一生懸命探したが、どうしても見つからず。シャッターを下ろして営業していないお店もたくさんあったので、潰れたのかも。

それはさておき、「ランドマーク」というCDと本のお店でラジニのDVDやらVCDをたくさん発見!!流石本場と喜び勇んで買おうとするも、まだ2日目、落ち着け、まず落ち着け、と自分に言い聞かせ、とりあえず今日は見送る。
本のコーナーで、目当てだったLonely Planet South India(ガイドブック。英語だが非常に詳細)を発見し、これは今後の大事なバイブルになるはずなので、迷わず購入。850Rs.。

この時点で午後1時過ぎ。時間がある。

これはもう、今日にでも今回の旅の第一目的、ラジニの新作映画「Svaji the Boss」を観られるのでは、と思い立つ。情報誌っぽい現地の雑誌(英語)を立ち読みし、観るならここ、と思っていたサティアム・シアターの上映時間を調べる。15:15~と判明。やはり十分間に合う。

某SNSで知り合ったインド好きの大先輩が、ここからサティアム・シアターは歩ける距離だ、と仰っていた。その言葉を胸に、ロンリープラネットの地図を見ながら歩いてみる。ほとんど問題なくサティアム・シアターに到着。映画のポスターが何枚も・・・って、ラジニいた!
な、何その髪型・・・!?
思わず激写。



とりあえず、この時間でも既に賑わっている窓口に並び、当日券を買った。120Rs.思ったより高いけどシネコンっぽいからかな?


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