Ember Fallsはニューアルバム『Ruins』をリリース。
前に取り上げた「The Wall」はマスメタル寄りの曲だったけど、
ファンクメタル的トリッキーなリフの曲もけっこうあったかな。
全体的にエレクトロ／インダストリアル要素も強いね。
最後の「Absinthe Children」は疾走感あるけど叙情的なシンフォニックメタルという感じ。
Ember Falls - We Are Become Fire (Official music video)
The Amity Afflictionは新曲「Death is All Around」をリリース。
メロディアスなクリーンパートもあるメタルコアと
アンビエントな雰囲気が合わさったThe Amity Afflictionらしい曲となっていますね。
The Amity Affliction "Death is All Around"
NEMOPHILAは1stアルバム『REVIVE』をリリース。
アルバムの新曲「鬼灯」のMVも公開となりました。
この「鬼灯」はメタルコア的ブレイクダウンあり、ギターソロあり、
歌メロの良さもあればラップもありの、
言わばFit For A Kingの欲張りフルコースな曲に
ニューメタル要素までぶち込んだような曲で、
彼女たちの底知れないポテンシャルを感じさせます。
「GAME OVER」はそれなりのヘヴィさや
叙情的なギターソロもあるバラードで、
LUNA SEAで言うところの「I for You」的な位置づけの曲と捉えてる。
葉月の7弦ギターを用いてのズクズク重低音と
(と言っても葉月もガンガンテクニカルなフレーズは弾いてるけど)
SAKIのHR/HM然としたプレイが交錯することによって生まれる
ラウドもメタルも取り込んだサウンドは多くの曲に共通する一つの特徴かな。
ボーカルのmayuのスクリームがまたラウド色を強めているんですが、
クリーンも普通に上手いんですよね。
とにかくインディーズデビュー作とは思えないほど完成度が高くて
個人的に今年聴いた邦楽のアルバムの中では一番良かったです。
来年1月9日に行わるLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)でのライブは
チケットが完売してしまったので行けないんですが、
機会があればライブも観たいというか、
このサウンドを現場で体感したいなと思っています。
【MV】NEMOPHILA/鬼灯
【MV】NEMOPHILA / 雷霆 -RAITEI-
Rhapsody Of Fireは11月26日にニューアルバム『Glory for Salvation』をリリース。
コーラスやオーケストラが壮大なスケール感を演出する
シンフォニックパワーメタルで、個人的にサビの疾走感もある
「Chains Of Destiny」や「The Kingdom of Ice」辺りが特に好きかな。
「Eternal Snow」や「Terial the Hawk」は
東洋チックな雰囲気が漂う部分やフォークメタルっぽさもあるので
曲によっては民族音楽的な要素も感じるかな。
RHAPSODY OF FIRE - Chains Of Destiny (2021) // Official Music Video // AFM Records
RHAPSODY OF FIRE - I'll Be Your Hero (2021) // Official Lyric Video // AFM Records
Memphis May Fireは新曲「Left For Dead」をリリース。
今年一発目のシングルほどの衝撃はないけど
歌モノメタルコアとしてのクオリティーはかなり高いと思う。
Memphis May Fire - Left For Dead (Visualizer)
Inchaosは新曲「Bering Sea」のMVを公開。
わりとプログレ寄りの演奏が多い印象だけど、
今作はメロディックメタルコア感が強いね。
Zihanちゃんの歌声も相変わらず美しくてうっとり(..◜ᴗ◝..)
INCHAOS - Bering Sea (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
日時：2021年12月21日(火) 開場 16:00 開演 16:30
TRiDENT OVER GROUND Release Tour
対バン:KNOCK OUT MONKEY／神使轟く、激情の如く＠WWW X
先週リリースされたTRiDENTの2nd EP『OVER GROUND』の
レコ発ツアー初日の東京公演を観に行ってきました。
ゲスト2組を招いての対バンライブだったんですが、
まずアイドルグループの神使轟く、激情の如く。がトップバッターとして登場。
ラップやスクリームを取り入れたモダンなラウドロックで、
生演奏ではないけどメタルコア的なブレイクダウンもあったし、
この日の出演者の中では一番激しさを強調したサウンドやパフォーマンスだったかな。
2番手に登場したのはKNOCK OUT MONKEY。
ギターソロもあったりする激情ミクスチャーロックという感じで、
ラップを取り入れているだけでなく、
レゲエっぽい要素もほんのり感じさせたり、
どこかでスカのリズムもあった気がする。
そしてこの日のイベントの主催バンドであるTRiDENTがトリとして登場。
TRiDENTらしいテクニカルな面もありつつ
爽やかなメロディーが印象的な新曲の「DISTINATION」を1曲目で披露。
ステージ衣装も「DISTINATION」のMVで着てる服だったと思うけど、
なんかみんな急にガーリー度が増したね。
前述した2組ほどではないにしても
TRiDENTもミクスチャーロックっぽい部分は多少あって、
自分の知る限りではこの日のライブでも歌っていた
「Ambivalent」が一番ミクスチャーロック色が強いのかなと思います。
SERINAのベースはテクニカルだし、NAGISAのドラムも力強くて良かったんだけど、
ASAKAがパワフルで熱い歌を聴かせてくれるだけでなく、
本当にあの耳に残る良リフたちやギターソロを弾いててめっちゃ凄かった！
えっ、何この大吉娘スペック高い好き…😨
ライブ後半で披露された新曲は
今までになかったような叙情性の強いバラードだったりするし、
TRiDENTの新たな可能性を感じさせるライブでしたね。
セットリスト
DISTINATION
RIDE ON
Ambivalent
VOLTAGE
Continue
After rain
IMAGINATION
Think of
- EN -
JUST FIGHT
Arch Enemyは新曲「House Of Mirrors」のMVを公開。
メロデスと言えばみたいな存在だと思うけど、
このバンドを知らない人が曲だけ聴いたらボーカルが女性だと気づかないかも？
ARCH ENEMY - House Of Mirrors (OFFICIAL VIDEO)
Code Orangeは新曲「Out For Blood」をリリース。
ベースの部分はインダストリアル要素を加味した
ハードコアやメタルコアって感じだけど、HR/HM的なギターソロもあって良かった。
Code Orange - Out For Blood [OFFICIAL VIDEO]
Kill The Lightsは新曲「Voices」をリリース。
わりとメロディックメタルコアの部類に入るバンドだと思うけど、
今作は最近のAsking Alexandria的な
ギターソロもあるポストハードコアって感じの曲になってるかな。
Kill The Lights - Voices
俺氏、Mary's Bloodが去年リリースしたアニソンカヴァーアルバムに
「INVOKE」が入ってることに気づく(ಠ益ಠ)
最近大注目しているギタリストがHR/HM寄りのアレンジで
T.M.Rの曲をカヴァーしてくれてたなんて感激ですわ(❛ᴗ❛人)✧
T.M.Rのライブを想起させる感じでいいわね(((ლ(͏ ͒ • ꈊ • ͒)ლ)))♡
SAKI経由で今回はMary's Bloodの
ニューアルバム『Mary's Blood』を聴いてみたよー。
HR/HM系のアルバムと言っていいと思うけど、
MVになってる「Starlight」は特にテクニカル要素が強いかな。
ボーカルはパワフルで妖艶な雰囲気を放っていますね。
「Let Me Out」はギターソロ以外でもメロディックなギターが聴けるし、
曲のトーンも明るめで一番好きかも。
メタル色の薄い「Umbrella」では叙情的なギターを披露しています。
「Without A Crown」「Mad Lady」辺りは
かなり激しさを強調した曲になっていますね。
「Hunger」はインダストリアル要素もある比較的どんよりした曲で、
サビの歌メロが好き。
個人的に好きなのは動画やSpotifyのリンクを貼ってる曲になります。
Mary's Blood - Starlight - Music Video(official)
Famous Last Wordsが最近リリースしたシングル曲が良かったのでピックアップします。
シンフォニックなアレンジが施されていたりするシリアスな雰囲気のメタルコアで、
当然激しい曲にはなってるんだけど、
クリーンボーカルはSet It Offのような聴き易さがあってそのバランスが好きかな。
Famous Last Words - The Negative (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
Famous Last Words - In The Blink Of An Eye (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
TRiDENTは12月15日にリリースする2nd EP『OVER GROUND』に
収録されている新曲「DISTINATION」のMVを公開。
今作はラウド感やや抑えめなロックで爽やかなメロディーが印象的。
耳に残るギターリフ、短めだけどテクニカルなギターソロやベースソロも入っていて
これまで通りのTRiDENTらしさを感じさせる部分もありますね。
OVER GROUNDのリリースツアーの東京公演を観に行く予定だけどそこで聴けるのかな。
TRiDENT『DISTINATION』
スウェーデン産メタルバンドのManimalは
ニューアルバム『Armageddon』をリリース。
ギターソロ以外は重厚感のあるシンプルなリフが多い印象で、
わりとどっしりとした曲をハイトーンで歌い上げています。
「Slaves of Babylon」は妖しげな歌や
メタルコアのブレイクダウンみたいな激しいパートもあって
他の曲とちょっと違う要素も加えてる感じ。
「Evil Soul」はこのアルバムの中では疾走感強めですね。
MANIMAL - Forged In Metal - (2021) // Official Music Video // AFM Records
MANIMAL - Evil Soul (2022) // Official Music Video // AFM Records
Three Days Graceは新曲「So Called Life」のMVを公開。
ヘヴィグルーヴなリフ重視のラウドロック、
モダンメタル寄りの曲となっています。
Three Days Grace - So Called Life (Official Video)
Dynaztyは新曲「Power Of Will」のリリックビデオを公開。
デジタルな要素も加味された疾走感あるメタルで、
非常にパワフルなボーカルが光っています。
DYNAZTY - Power Of Will - (2021) // Official Lyric Video // AFM Records
Eskimo Callboyは新曲「PUMP IT」のMVを公開。
メタルコアの重量感や獰猛さがしっかりあった上で楽しい気分にさせてくれるので
もはやこの手のエレクトロコア系バンドの中で一番好きかもしんない。
Eskimo Callboy - PUMP IT (OFFICIAL VIDEO)
NEMOPHILAからSAKI's workに興味を持ち始めたので
SAKI(Mary’s Blood／NEMOPHILA)と
Frédéric Leclercq(元DragonForce／現Kreator)によるプロジェクトである
AMAHIRUの1stアルバムを聴いてみました。
こちらではテクニカルな演奏に比重を置いていて純粋なHR/HMと言ってよさそう。
フォークメタルと言うほどではないかもしれないけど、
所々で和楽器も使用しているので和の雰囲気も感じますねぇ。
個人的にはデジタルな要素も強い「Innocent」や、
サビが爽やかめな「Hours」や「Lucky Star」が好き。
「Lucky Star」はトリッキーなリフや壮大なスケール感もあるね。
「Ninja No Tamashii」は卓越した技術や
メロディセンスを遺憾なく発揮しているギターインスト曲で、
「Samurai」は他の曲よりもスラッシュメタル色が強いかな。
グロウルも多少あるボーカルも雄々しくて良い。
AMAHIRU - "Hours" Music Video
