奈々の これが私の生きる道!

映画や読書のお話、日々のあれこれを気ままに綴っています

新米、いただきます♪

2010-10-31 05:57:46 | Weblog
先日、我が家はようやく今年出来立ての新米を頂いちゃいました!

お椀に盛った、ほかほかのご飯はピカピカ輝いて、まるで宝石のよう。

思わず、「銀シャリ」という言葉がぴったりだと、一人でうなずいちゃいました♪

極上のご飯を尊んで、昔の人は宝石の名前をご飯に冠した。


ダイエットの敵とあらぬ嫌疑をかけられたり、洋風化の波に押されて、肩身のせまくなった事のあるお米。

だけど、日本人だったら、やっぱりご飯を食べなくちゃ!

そして、ご飯にはお味噌汁に、お漬け物がよく合う。

我が家の食卓に上がった新米は、宮崎産ヒノヒカリ。

宮崎では、高千穂町や都城市西岳のお米が美味しいと言われています。

それは水が綺麗で、標高の高いところにある為だとか。

でも、新米はそれに関係なく、どれも美味しい!

昔、CMで流れていた「この新型の炊飯器は、ご飯がとても美味しく炊けるので、ご飯をおかずにして食べられます。だから、おかずは一切いりません!」というのを思い出しちゃいました。
このCM「いくらなんでも、そこまで言う?」と、突っ込みたくなりますよね。(笑)

当分、我が家はご飯だけで、笑顔いっぱいの毎日が送れそうです♪










 

意欲が~ 「旅愁」

2010-10-26 12:38:00 | Weblog
最近、お仕事のせいばかりではないのですけど、ブログ書く意欲が低迷してるの。

なんでだろう?

私がブログを始めたきっかけは、文章書いて頭を使いたいとか、本当の自分を知ってほしいとか、普段抑え込んでいる自我を解放するためとか、いろんな理由があったんですけど、なんだかここ最近、私、今まで何書いてたんだろう?みたいな気がしてきて・・・

ブログ内容の方向を変えるべきか、今、迷ってます。

それとも、THE ENDになったりして。(苦笑)

やっぱり、これって、秋だからよね~

秋になると、私、毎年、物思いに耽っちゃうの・・・

今夜は、ちゃんと眠れるかしら?


旅愁

更け行く 秋の夜 旅の空の

侘しき思いに 一人悩む

恋しや故郷 懐かし父母

夢路に辿るは 里の家路













 

爽やか系の素敵な男性と運命の再会♪

2010-10-24 22:58:04 | Weblog
先日、とても嬉しい出来事がありました。
取引先の会社に行ったところ、以前、同じ職場で働いていた爽やか系で美形の男性と約十年振りに再会したのです♪
けれど、その時、私は彼に気づかなかくて、彼の方が私に気づき、声をかけてきたのです!

わかりました?

私は彼に気づかなかったけれど、彼は私に気づいた。

まだ、わかりません?

えーコホン!
つまり、彼と会ったのは十年振りくらいで、私は彼の事を、すっかり忘れていたのですけど、彼は私の事が忘れられず、ずっと覚えていてくれたのです♪

あ、これ以上、書くと、ひんしゅくを買いそうなので、この辺でやめときますね。(笑)

この彼って、とっても素敵な男性なんですよ~♪

お顔も美形なんですけど、中身も素晴らしいのです!

彼が私と同じ職場で働いていた時は部署が違いましたので、直接一緒に働いた事はなかったんですけど、上司から彼の仕事ぶりや人間性について、よく聞かされていたのです。

とくに、私が惹かれたのは、子煩悩なところですね~

優しくなければ、子供は愛せないですからね。

それに上司までベタ褒め!

今時の若いやつにしては珍しい。

仕事は出来るし、家族思いだし、みんな、〇〇を見習うべきだ!

そうして、事あるごとに、私は彼の素晴らしさを上司から何度も聞かされて、私まで彼が好きになっちゃたのです。

あら、その男性、結婚してたのに、あなたは熱をあげてたの?と思いました?

これは不倫とか、そういうのではなくて、人間として素晴らしいと思ってただけなんです。

私の場合、いいな♪と思う男性は既婚者に多いんです。

それは、家族という愛する者を、どれだけ愛せるかに、男性の真価が問われると思うからです。


ところで、私は、独身の頃、爽やか系の美男子には気をつけた方がいいと言われた事があるんです。

それは、どういう事かと言いますと・・・

あれは私が社会人になったばかりで、「蝶よ、花よ」と、もてはやされ、ある男性に付きまとわれていた時の事。
その男性、私に何度も付き合ってほしいと、毎日のように言い続けていたのです。
だけど、私の好みとは、だいぶ掛け離れていたので、いつも逃げ回っていたのです。
そしたら、事もあろうに、「恋人にならないのなら、せめてキスだけでも」と言うではありませんか。

なんだって、好きでもない、あなたに私の大切なくちびるをあげなくちゃならない訳?
あっかんベー!
あんたなんか知らない!!

あ~あ~私と赤い糸でつながっている運命の人は、どこにいるんだろう?

そんな、ある日、我が職場に爽やか系の美男子が入ってきたのです!

私たち女子は大喜び!
蜂の巣をつついたように、我れ先に、その男性にアタックを始めたのです。
もちろん、私もその一人。
ところが、前述の私にうるさく付きまとっている男性が、こんな事を言ったのです。

「あのね、奈々ちゃん。俺みたいな爽やか系のブ男ならまだしも、爽やか系の美男子はやめといた方がいいぞ」。

そして、更に
「奈々ちゃん、理由が分からないなら教えてあげようか?この複雑怪奇で魑魅魍魎が跋扈する現代社会に、爽やかに生きれられるなんて、絶対ありえない!」
そう、うそぶくではありませんか。

なんですって!?

爽やか系の美男子は、女の子の究極の憧れに決まってるし、あんたなんか爽やかでも何でもないじゃない。

私は猛然と反論しました。

ところが、そんな矢先に、信じられない事件が起きたのです。

その爽やか系の美男子、次から次に女性と浮名を流したあげく、ある日職場のお金を持ち逃げして、ドロンと消えちゃったのです。

私たち女子は大騒ぎ。

どうして~?

そんな私の疑問に、私に付きまとっていた男性は、ニヤニヤしながら、「だから、言わん事ないだろう?」と、自分の言葉通りになったのが、いかにも嬉しそうに言うのです。

ふん!そんな事言われたからって、あんたとキスなんかしやしないし、ましてや彼女になんかなってあげないもん!
それに、たまたま偶然でしょ。
爽やか系の美男子がそんな事ばかりするとは限らないじゃない。

だけど、それから数年後、別の爽やか系の美男子が、やはり職場のお金を横領して捕まり、懲戒免職処分を受けたのです。

なぜなんだろう?
爽やかに見せるには、どこかおかしくなければ出来ないのかしら?

私の疑問は深まるばかり・・・

では、私が十年振りに再会した男性におかしな点はなかったのか?

そういえば、この男性、仕事が出来るには出来るのですが、どこの勤め先も、実力を認められ、重要なお仕事を任されそうになると、突然職場を辞めてしまい、職場を転々としているのです。
そして、最近新たに知った情報によると、奥様と離婚し、子供とも別れ、今は若い女性と同棲しているとの事。

もしかしたら、爽やかに生きるためには、世間とのしがらみを無くしたり、思考が飛んじゃうみたいな、普通の生き方では難しいのかも知れませんね?

でも、爽やか系の美男子が、そんな人ばかりではないはず。

お~い!
爽やか系で美形の素敵な人、遠慮しないで出ていらっしゃい♪

がんばれ宮崎応援メニュー

2010-10-23 06:47:38 | Weblog
昨日は十三夜だったそうな。

そうですか。
あなたは、月は見えなかったけど、お団子はしっかり頂いたのですね?

この食いしん坊さん♪

私は~
私は外食で、がんばれ宮崎応援メニューを頂いてきました。
日南の飫肥天、鶏肉、おネギの入ったお蕎麦を。

今、宮崎は口蹄疫が終息して、復興に向けて動き出しています。
その一環として、各外食産業では宮崎の地場産品を取り入れたメニューを格安で販売しているんです。


東国原知事は十二月の選挙戦には出ないと言うし、これから宮崎がどうなるのか、まったく分からないですけど、みんなが力を合わせれば、きっと明るい明日が開かれるはず。

皆さ~ん、宮崎の食べ物はどれも美味しくて、安心して食べれますよ~!










 

彼と行った南の島の思い出

2010-10-19 08:16:33 | Weblog
以前のレビューで、離島のお話を少ししたら、もっと書いてみたくなりました。
その時、お話したように、私は独身時代、鹿児島や沖縄の離島を、当時、付き合っていた彼と何度も訪れました。
その訪れた先々の離島の思い出を、今回してみようと思います。

まず種子島から。
種子島は本土からわりあい近く、屋久島と共に、本土から見える場所にあります。
この島は、フランシスコ・ザビエルが鉄砲を初めて日本に伝えた場所として有名ですが、ロケット基地のある場所でもあります。
私が訪れた感想は、青々とした芝生が広がり、テレビで見たアメリカの宇宙基地にそっくりだなと思いました。
ここには、資料館や売店もあって、ロケットの仕組みを勉強したり、宇宙食を買えたりもします。
私もチューブに入った宇宙食を買って食べてみましたけど、お味はお世辞にも美味しいとは思いませんでした。(苦笑)
でも、私が種子島で、もっとも印象に残っているのは、方言で、語尾に「・・・ちゅう」とつけるのがなんとも言えず、ユーモラスに感じました♪

屋久島は、九州で一番高い山があって、よく雨が降るそうです。
また屋久杉と言って、大きな杉が生えていて、屋久杉会館というところにも行きました。
この島には屋久猿という猿がいるのですが、畑を荒らすので、島の人達は困っていました。
そして、よく雨が降るせいか、蛙もいっぱいいて、道路のあちこちで、ガマガエルをよく見ました。
でも、以前書いたように、海の中の温泉に人目をはばかりながら入ったのが一番印象に残っています。(笑)

奄美大島では、ハブが怖かったですね~
ハブは、本当に獰猛な生き物で、道で出会った場合、普通の蛇は車が通ると、逃げ出すのですけど、ハブは、鎌首をもたげて、車に襲いかかってきましたから!

ここには、ハブとマングースのショーを見せてくれるところもあったのですが、もともとハブを駆逐するために、マングースを島に放したのだとか。
ところが、マングースはいろいろなものを食べる性質があり、島の生態系を荒らすとかで、困った生き物になってしまったそうです。
マングース自身に罪はないのですけどね。
この島の人達は年齢の割に若く見えたのも印象に残っています。

隣の喜界島へは、奄美大島からプロペラ機に乗って行きました。
この路線は日本一の低空飛行とかで、海面すれすれを飛んでいました。
喜界島は、岩石がごろごろしていたのがもっとも記憶に残っています。

徳之島は、その昔、泉重千代さんという日本一長寿のおじいさんが住んでいたところとして有名です。
闘牛も盛んなところですが、島の人々はどちらかと言うと穏やかな印象を受けました。
徳之島の沖には、太平洋戦争の時に作られた戦艦大和が沈んでいて、鎮魂碑のある場所にも行った事があります。
この島では、ちょうど台風にあって、数日、島から出られませんでした。(苦笑)
でも、私が大変だなぁと思ったのは、台風が来ると、島の外からの食料や物資が届かなくなり、スーパーの棚が日を追う毎にガラガラになった事です。

そのお隣の沖永良部島は、日本三大鍾乳洞の一つがあって、とても神秘的だったのを覚えています。
その鍾乳洞には、昔、難破した外国人が住んでいた事もあったそうです。

この島に行ったのは、ちょうど港祭りの、花火大会の日で、一発打ち上げられるたびに、その花火のスポンサーの会社やお店の名前を紹介していたのが、のんびりした雰囲気で可笑しかったです♪

与論島にも行きました。
ここが一番リゾート施設が多かったですね。
一緒に宿泊していた人と仲良くなって、水上バイクで、テーブル珊瑚を見せに沖まで連れてってくれたのが印象に残っています。
「釣りバカ日誌」の漫画家の北見けんいちさんも与論島に毎年来るとかで、お店でサインを見た事もあります。
また、この島には与論憲法と言って、出されたお酒は全部飲み干さなければいけないしきたりがあって、お酒の弱い人は大変です。(笑)
私も「与論憲法」と言われて、進められるまま飲んでいたら、いつの間にか記憶が・・・(笑)

沖縄本島は太平洋戦争時、日本で唯一地上戦があったところで、映画も観てましたので、真っ先にひめゆりの塔を見に行きました。
思ってたより、ちっちゃかったのが記憶に残っています。
あと、米軍放出品のお店というのもあり、バズーカ砲も売られていて、びっくりしました!
外国人が多いせいか、挨拶も「ハロー」とか「サンキュー」とか英語が普通に飛び交っていて、異国を思わせる雰囲気がたっぷりでした。守礼の門では、沖縄独特の衣装を着た女の人と記念写真を撮ったりしました。
お食事はオリオン・ビールを飲んだり、ソーキ汁やゴーヤ・チャンプルーなど郷土料理を満喫しました♪

宮古島では、久米仙という泡盛が美味しいと教わってお土産に買いました。
ここは、どこかのプロ野球チームがキャンプに来るみたいですが忘れちゃいました。(苦笑)
宮古島には、なぜかベルリンの壁の一部がありましたよ。

石垣島では、バイクに乗っていたら、エンジンの音に驚いたのか、道路脇の低木の茂みから、いきなり黒い大きな鳥が、鳴き声をあげながら飛び出してきて、何度もびっくりしました!
また、この島には、八重山時間と言って、決められた時間を誰も守らないというおおらかさがあります♪

浜辺では、星の砂を探したりしました。
星の砂は、ほかの島にもあるのですが、小柳ルミ子さんの歌の世界に浸りたかったものですから・・・



つい長々と、書いちゃいましたけど、これが私が元カレと行った離島の思い出です。
その頃、街角では、サザンの「真夏の果実」、チャゲ&飛鳥の「ラブソング」、米米クラブの「浪漫飛行」、森高千里の「私が、おばさんになっても」などが、よく流れていました。

彼とは、六年ほど付き合っていて、夏になると、毎年、南の島のビーチではしゃいでました。

だけど、そんなに愛し合っていたのに、別れてしまいました・・・

訳ですか?

それは言えません。

でも、その彼とは別れ話のもつれから、仲良かった時に撮ったエッチな写真やビデオをめぐって、どろどろの愛憎劇が・・・

あ~あんな恥ずかしい姿、撮らせなければ良かった・・・
もしかしたら、私のエッチな写真やビデオが、どこかで売られてたかも?

読者
「なぜ、そんな恥ずかしい姿、彼に撮らせたの?」


わからない・・・

でも、たぶん、恋は盲目と言うから・・・(涙)



温泉紀行  湯之谷山荘って、こんなところ

2010-10-18 13:29:50 | Weblog


先日、ご紹介しました湯之谷山荘の記事に、霧島山の写真だけ載せて、肝心の湯之谷山荘を載せませんでした。
あれでは、不親切のそしりを免れないと思いまして、反省し、先日の日曜日、再び、湯之谷山荘を訪れ、写真を撮ってきました!

ほら、私の言った通り、深い木立の中にあるでしょう?

近くには谷川が流れていて、涼しげな渓流のせせらぎが聞こえてましたよ♪

この山荘の庭の片すみにも、湧き水が流れていて、置いてあったひしゃくで飲んだら、冷たくて、とても美味しかったです♪


ここで、もう一度、湯舟のお話を詳しく書きますね。
先日、四人くらい入れる湯舟が三つあると書きましたが、誤りがありましたので、訂正いたします。
一つめは、大の大人が六人ゆったり入れるのが、硫黄泉の湯舟で、温度は高めです。
二つめは大の大人が一人ゆったり入れるのが、炭酸泉で、温度はかなりぬるいです。
この炭酸泉の湯舟には、湯の花と言って、温泉の成分が沢山ぷかぷか浮遊していて、それを見てるだけで楽しいです♪

三つめは、大の大人が四人ゆったり入れるのが、硫黄泉と炭酸泉の混合で、これがちょうどいい湯加減でした。
このうち炭酸泉の湯舟は、コックをひねれば、打たせ湯にもなり、肩の凝りを取るのに最適です。
ただし、仕切りも何もないので、お湯が辺りに飛び散っちゃいますので、ほかのお客さんの了解を取るなど注意が必要です。
湯之谷山荘には、この内湯とは別に露天風呂もあるのですが、別料金になるみたいです。
ちなみに、日帰りの営業時間は朝10時から午後3時までが、五百円。
午後4時から午後6時までが七百円です。
午後3時から4時までの1時間は浴室の掃除をするため入れないそうです。

近くて、お時間のある方、宜しければ、日常の憂さを忘れ、日ごろの疲れを取りに、湯之谷山荘に行かれてはどうでしょうか?

温泉紀行 情緒ある温泉を求めて

2010-10-16 19:57:19 | Weblog
先日の連休、私は前々から行きたかった温泉に行って来ました。
そこは、静かな山あいにある、ひなびた感じの温泉でした。
そう、私は情緒のある温泉に行きたかったのです。
前回、道後温泉のお話をしましたが、普段の私は近場の、わりと豪華な温泉に行く事が多くて、温泉に風情を求める事は滅多にしないのです。
内湯、露天風呂、水風呂、ドライサウナ、ミストサウナ、打たせ湯、電気風呂、ジャグジー、歩行浴、薬草風呂など、致せり尽くせりの温泉施設が、私の地元には多いのです。
なぜ、都城にそんな温泉施設が多いのかと言いますと、行政が第三セクターとして、多額の投資で温泉施設を作ったからで、全国的に見ても、これほど施設の充実した温泉は、ほかに類を見ないのではないでしょうか?
しかも、入湯料はほとんどが400円前後と、とてもリーズナブルなお値段で入れるのです♪
数年前、観光雑誌「じゃらん」で、九州で一番人気のある温泉は、都城の「ゆぽっぽ」という温泉が選ばれたんですよ。
ここの露天風呂は、霧島山が遠くに見えて、眺望も最高で言う事なしなんです♪
そういう訳で、私は温泉に情緒を求めようなんて気持ちには、あまりなりませんでした。
それに、以前は情緒を感じさせる温泉はいくつか入った事はあるのですが、時代の流れなのか、そうした温泉はいつの間にか合理的な現代風の建築や内装に殆どのところが変わってしまったのです。
でも、たまには情緒のある温泉に入ってみるのもいいかも?と、ふと思ってしまったのです♪
だけど、どこにあるのか皆目検討がつきません。
そこで、今から10年ほど前、福岡でラジオを聴いていた時、温泉通という人が、九州でイチ押しの温泉は霧島温泉郷にある「湯之谷山荘」と喋っていたのを思い出したのです。

霧島温泉郷と言えば、私の住む都城市の隣の鹿児島県なのですが、わが家からは、一時間ちょっとで行ける近い距離にある場所なのです。
しかも、その「湯之谷山荘」は泊まる事ももちろん出来ますが、日帰りも出来る温泉なのです。
つまり、年に何度も行けるのです♪

そう思って、先日の日曜日、母と二人で連れだって行く事にしたのです。
その日は快晴で、とっても気持ちのいいお天気でした。
そこに行くには、大まかに二つルートがあるのですが、そのうちの一つに霧島山を登るルートがあって、母が久しぶりに霧島山に登ってみたいと言い出したので、途中にある生駒高原のコスモスを見ながら行こうと、そちらのルートに向かいました。
ところが、生駒高原の近くまで来たところで、大渋滞に引っ掛かり、車が進まなくなってしまいました。
そこで、やむなく元来た道を引き返し、御池周りで行く事に。
こちらの道は空いていて、すいすい走れます。
見ると、ハーレー・ダビッドソンの大きなバイクが何台も走っていて、ナンバー・プレートを見ると、神戸、三河、野田、千葉など、全国から来ているみたいです。
全国のライダーが、霧島山の麓を走ってると思うと、なんだかワクワクしてきました♪

そうして、緑に包まれたくねくね続く国道223号線を走って、霧島神宮を通り越し、15分くらい経ったところで、ようやく「湯之谷山荘」の看板が見えてきました。
そこから狭い道を登って行ったのですが、その建物と周りの景色を見て、私は思わず息を飲んでしまいました。
湯之谷山荘は、山小屋風の建物で、深い木立の中にあり、とても落ち着いた、いい雰囲気を醸し出しているのです。
中に入ってみると、主と思われる品のいい中年の女性が出迎えてくれました。
入湯料の500円を払った私達は、階段をのぼり、浴室に。
浴室は、すべて木で出来ていて、天井は吹き抜けで、小さく開いた窓からは樹木が見えています。

お湯は白く濁っていて、硫黄の匂いがしましたので、泉質は単純硫黄泉みたいでした。
湯舟は4人くらい入れるのが三つあり、それぞれ温度が違っていて、私は交互に入って楽しみました。

ここの温泉は硫黄泉のほかに、炭酸泉も湧いていて、焼酎で割って飲むと、美味しいとほかのお客さんが教えてくれました。
私は、この落ち着いた雰囲気の温泉に入ってるうちに、ふと井伏鱒二の「川釣り」という紀行文を思い出しました。
この作品には、昔の温泉の様子が書かれていて、旅情気分をたっぷり味わえます。
この紀行文には面白いエピソードも書いてあり、悪い男性に惹かれる綺麗な女性のお話では、悪い男性がモテるのは、今も昔も一緒ね、と妙に納得してしまいました。(笑)

いい気持ちで、温泉に入った私達親子は、鹿児島県側から、霧島山に登って帰る事に。
こちらの道は幸いな事に空いていました。
途中には、鹿が道路を歩いていて、餌をあげている人もいました。

この霧島山を走る道は、たぶん九州で一番高いところにある道だと思います。
ここで、私は独身の時の、ある思い出がよみがえってきました。
当時、付き合っていた彼に、霧島山に登ろうと言われ、パンティが見えそうなほど短いスカートに、ハイヒールを履いて、おまけにメイクもバッチリ決めて行って、思いっきりバカにされた記憶が。

だって、身軽な格好の方が疲れにくいかも?と思ったんですもの。(苦笑)

そうして、情緒のある温泉に入って、昔、バカにされた事も思い出して、とても楽しい休日を過ごしました♪

PS
写真は霧島山の山頂を写したものです。
湯之谷山荘でなくて、ごめんなさい!
昔、登山するのに、ミニスカートとハイヒールで行って、バカにされた思い出の方が強くて・・・(苦笑)




温泉紀行、道後温泉編

2010-10-10 22:03:43 | Weblog
今年の夏は暑かったですね~
なんでも113年振りの暑さだったとかで、うんざりした人も多かったのではないでしょうか?
だけど、「暑さ、寒さも彼岸まで」と、昔の人はよく言ったもので、お彼岸を過ぎた頃から、朝晩、急に冷え込むようになりました。
そうなると、恋しくなるのが温泉で、最近、私はあちこちの温泉に入って、からだの疲れを癒しています。

そうなんです、私は温泉が大好きで、数は少ないのですけど、北は北海道の苫小牧から、南は屋久島まで、日本各地の温泉に入っています。
苫小牧へは、青森県の八戸からフェリーで行き、港の近くの温泉に入りました。
屋久島は、平内海中温泉と言って、普段は海中に沈んでいるんですけど、引き潮の時だけ入れる温泉でした。
そこは、私がまだ独身の時、当時、付き合っていた彼氏と行き、泊まっていた民宿のご主人に聞いて、入ったのですが、なんでもタレントの志村ケンさんが毎年来て入ってるという温泉でした。
だけど、難を言えば、その温泉はただ湯舟が海岸にあるだけで、壁も仕切りも何もなくて、通り掛かりの人に裸を見られる心配があった事です。(笑)
でも、せっかく屋久島まで来たんだからと勇気を出して入りましたけどね。(笑)
ちなみに、その彼氏は離島が好きな人で、沖縄や鹿児島の奄美諸島など、よく一緒に離島巡りをしていました。
屋久島、種子島、甑島、奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島、沖縄本島、宮古島、石垣島等です。

いろんなところに行ってるでしょう?
これはバブルの全盛期の頃で、私の彼はこの頃、かなりお給料が良かったみたいです♪

ところで、離島で思い出すのは、奄美諸島や沖縄の島の人々の郷土愛で、カラオケ・スナックには、その土地の民謡が沢山置いてありました。
また、古本屋さんには郷土の歴史書がところ狭しと置いてあり、以前、私がご紹介した小説家の島尾敏雄は奄美大島の名瀬市にある古本屋さんで知りました。
島尾敏雄は奄美大島に住んでいた事があるのです。
そのほかに思い出すのは、離島の宿泊施設で、失恋したのか人生に思い悩んでいるらしき若い女性と会ったり、飲み屋では悪い男との腐れ縁を断ち切るために都会から逃げてきた女性を見かけたりしました。
離島には、よくそういう人が訪れるそうです。

閑話休題!
お話を温泉に戻しますね。
九州内の有名どころでは、大分県の別府温泉、熊本県の人吉温泉、黒川温泉、杖立温泉などに行った事があります。
熊本県の阿蘇では混浴にも入りましたよ。キャッ♪

佐賀県の嬉野温泉も有名ですが、入った事はなくて、何回か通っただけなんですけど、大人の秘宝館という、なにやらエッチな看板を見かけました。(笑)

主人と結婚してからは、静岡の川根温泉が良かったです。
効能が良いのも、もちろんですけど、近くをSLが走っていて、汽笛を聞いた時はびっくりしました。(笑)
そこの売店では、なぜか中日ドラゴンズの選手や落合監督のサイン入りの色紙が500円で売られてましたっけ。

関東では、横田基地の近く、国道16号線から、ちょっと入ったところにある温泉が竹林の中にあって良かったですね~♪

埼玉は自衛隊の大宮駐屯地の近くの温泉が源泉掛け流しで良かったです。

千葉は、ららぽーと船橋にある温泉に入りました。
ショッピングした後で、いい気持ちでした♪

でも、温泉というと忘れてならないのは、日本書紀にも登場する日本最古の温泉、四国の道後温泉です。
私は道後温泉に2回、主人と行った事があるのですが、松山市内を走っている坊ちゃん列車に乗って、行きました。
道後温泉が駅の終点になっていて、列車から降りたら、近くに大きなからくり時計があり、それは夏目漱石の「坊ちゃん」に登場するキャラクター達でした。
このからくり時計、1時間置きに動き出すらしくて、私達は動き出すまで、ずっと見ていました。
すると、向こうの方から、時代がかった服装をした一団がやってくるではありませんか。
それは、坊ちゃんやマドンナに扮装して観光客と記念写真を撮ってくれる人達でした。
それに、「坊ちゃん」の解説をする駐在さんみたいな男の人がいて、巧みな話術につい聞き惚れてしまいました。
それから、温泉に行ったのですけど、スタジオ・ジブリの「千と千尋の神隠し」に登場する建物にそっくりなのには、びっくりしました!

私、思わず、「ハク、龍になって、私をどこかに連れてって!」って、叫んじゃいそうでした。(笑)

この写真が、その道後温泉本館です。

でも、道後温泉と言ったら、「坊ちゃん」みたいで、映画化されたシーンの写真が廊下にいくつか飾ってありました。
古くは、坊ちゃん役の坂本九さんとマドンナ役の加賀まり子さん、その後に作られた映画では中村正俊さんと松阪慶子さん。
それを見て、ワクワクしながら、服を脱ぎ、浴室に入ったら、大きな湯舟が2つありました。
壁には「坊ちゃん」のように「ココデ、泳グベカラズ」の文字が。
それを、読みながら湯舟につかった私は「坊ちゃん」の登場人物、ウラナリ君、山嵐、赤シャツ、お手伝いさんの清を思い出し、ついにこにこしてしまいました。
ところで、「坊ちゃん」には、宮崎県の延岡市が、ちょっとだけ登場するんですよ。
ウラナリ君が四国を追われて行った先が延岡市という設定で、人とお猿さんが一緒に勉強するような、かなりの田舎に書かれてあります。(笑)

そんな訳で、道後温泉に私は2回、行ったのですが、有名なわりにはお客さんも思ったより少なく、マドンナになったような、とてもいい気持ちで、入れる事が出来ました♪


次回は、私の近くの温泉をご紹介しますね。

お楽しみに。

煙草値上げ~!

2010-10-04 21:04:23 | Weblog

なんてタイトルを、つけちゃいましたけど、私自身は吸わないのですよ。
だけど、煙草愛好家の方にとって、今月からの値上げはかなり痛いのではないでしょうか?
私の周りでも、煙草をやめる人が続出するかも?と思っていたのですが、お金をいっぱい持っているのか、はたまた意志が弱いのか、誰一人やめようと言う人はいませんでした。(苦笑)

私が吸わなかった理由は、高校生の時、先生が、煙草を吸わない人の肺と、吸っている人の肺の写真を見せてくれて、吸っている人の汚れた肺の写真を見て、気持ち悪くなったからでした。

煙草を吸えば、肺ガンの確率が吸わない人の数倍って言いますからね。
でも、私が気になるのは吸わない人の受動喫煙の害なのです。
私の以前の職場の男性は煙草を吸う人がほとんどで、小さな部屋で吸われると、煙だらけで、吸わない私は、ゴホゴホ咳込んじゃうほどでした。
煙草をどうしても吸いたい人はマナーをぜひ守ってほしいものです。
と、まあ、煙草愛好家の方にとっては耳の痛いお話をしてしまいましたが、私の人生を振り返って、煙草にまつわる思い出話をしてみようと思います。
煙草を吸われる方は、いくつくらいから吸うようになったのでしょうね?
法律では二十歳を過ぎてからですが、私の周りは高校生の時から吸い始める人が多かったです。
だから、高校の先生が煙草を吸った人の汚れた肺の写真を見せてくれたのです。
なぜ、高校生で、煙草を吸う人が多かったのでしょう?
おそらく、彼らには大人への反発心と、既成のモラルに囚われない、アウトローに憧れる心理から吸ってたような気がします。
私が思い出すのは、煙草を吸う連中に、運動部の部室に連れ込まれ、下着を剥ぎ取られ犯されるかと思いきや、私の前で、悠然と煙草を吸う姿を見せつけられた事です。
それは、どうだい俺達かっこいいだろう?と言わんばかりでした。(笑)
だけど、今ではこうして笑いながら書けるのですが、その時の私は彼らに、「煙草の煙で、輪っかが作れる?」と聞いて、恐怖心を、なんとかごまかそうとしたのです。(苦笑)
でも、彼らは気前よく、私の要求に応じてくれたのですよ。
今思えば、私が先生に告げ口をすれば、退学になりかねないので、彼らも心のどこかで怖かったのかも知れませんね。(笑)

ちなみに、その頃の流行りの煙草はマイルドセブンでした。
後年、「俺の彼女はピースを吸っていたっけ」と言う男性がいましたが、それはピースがほかの煙草に比べて小さかったから、その分だけ可愛く見えたからだと思います。(笑)
でも、お味は辛くて、女性にはきつかったのでは?と話してくれました。
マイルドセブンが流行る前は、ハイライトを吸う人が多かったみたいです。
ハイライトは、井上順さんの「お世話になりました」という歌にも登場します。
そういえば、煙草をやめた途端に食事が美味しくなり、太っちゃったという人が多いからか、勘違いして、煙草を吸えば痩せられると煙草を吸い始めた女性もいましたっけ。
もちろん、その女性はまったく効果はありませんでしたよ。(笑)

それでは、私らしく、お色気のあるお話もしましょうか?

昔、シルビア・クリステルの「エマニエル夫人」という映画の中で、ストリッパーの女性が、女性の大切なあそこに煙草を差し込んで、まるで口で吸っているように煙をはき出すシーンがあり、当時の日本では映倫に引っ掛かりカットされて見れませんでした。

だけど、時が移り、去年、私はDVDのノーカット版で、ようやく見ました。

その時の感想は?

やっぱり、セクシーな感想は否めず、ジュン・・・と私のあそこは熱く燃えてしまいました。

最後に

私の周りでは煙草もお酒もたしなむ人は多いのですが、煙草も吸わなければ、お酒も飲まないという人は誰もいません。

お酒は飲み過ぎると、肝臓を傷めますし、煙草は肺ガンになる確率が高くなります。
健康のためにも、この二つにはくれぐれも注意したいものですね。

君の文章が痛い・・・

2010-10-03 22:11:46 | Weblog
しくしく・・・しくしく・・・

最近、とても悲しい出来事がありました。
だって、ぼくが、いつも読んでいるブログの女性の文章が誤字脱字だらけで、とてもひどかったんだもの・・・

それは、彼女の好きな詩人、立原道造の記念館が閉館するのを惜しむ文章だったんだけど、いつもは、ちゃんとした文章を書くのに、その日に限って、文章がおかしかったんです。

もしかしたら精神に異常をきたして、うつ病が再発しちゃったんじゃ・・・

そのブログを書いているのは、三十代前半の、とあるブラック企業に勤めている独身の女性なんです。

もちろん、彼女はそこがブラック企業と分かってて勤めた訳ではないんですよ。
彼女の学生時代は超氷河期と言われるくらいの就職難で、自分の思う仕事に就けなかったみたいなんです。
いろんなところを受けたけど、どれもこれも軒並み不採用。

そんな中にあって、唯一採用してくれたのが、運悪くブラック企業の名をほしいままにする三流の製薬会社だったんです。

だけど、入社したての頃の彼女は、自分のやりたい仕事ではなかったけれど、とても張り切ってたそうです。
与えられた仕事に文句を言わず、真面目にやれば、いつかは誰かが認めてくれるんじゃないかって。

だけど、その会社の体質と言うのか、仕事の量が半端じゃなく多くて、おまけに人間関係で悩んだりして、段々神経を擦り減らし、ついにうつ病になっちゃったんです。

それから彼女は休職して、良い医師や心理カウンセラーの元で治療に専念して、ようやく社会復帰したんです。

そして、仕事も、会社はそのままだけど、書類管理課っていう別の業務に復職したんですけど、そこがまた劣悪な環境で、仕事のミスを、彼女のせいにされたり、責任のなすり合いをする人が多いところだったんです。

もうそんなひどい職場辞めればいいんじゃない?

それは彼女自身も考えてたみたいで、働きながら転職活動も着々とやっているんです。
そして、以前のように、仕事一筋に燃えるのでなく、趣味を優先するようになったんです。

彼女は幼い頃から、バレエを習ったり、クラシック音楽に親しんだり、読書をして過ごしてきたそうです。


ねぇ、聞いて!

彼女は先日、知り合いに頼まれて、音楽会に出演して、プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」の中の、「ムゼッタのワルツ」っていう大好きな曲を歌ったんですよ!

彼女は、その時の様子をブログで、赤いドレスを着た写真まで付けて、こんなふうに報告してくれました。


恥ずかしいけど、私の写真を初めて公開します!

この歌を歌ってる私は世界中で、誰よりも綺麗なんです!


それを読んだぼくは、まったくその通りだと思いました。

綺麗!綺麗!

なんて綺麗な女性なんだろう!!


それはまるで、あなたのガラス細工のような壊れやすくて清らかで誠実な心が、そのまま容姿に現れているみたいだった。

あなたは職場で冷遇されてるみたいだけど、ぼくはあなたを信じてるよ。

だって、あなたの文章にはひとかけらの悪意もなく、あなたの文章を読んだだけで、ぼくのすすけた心は綺麗に浄化されるんだもの。

ねぇ、大丈夫?

また、うつ病が再発したんじゃない?

ううん、大丈夫だよね。

あの日は、たまたま調子が悪かっただけだよね?

あなたの好きな立原道造の詩を朗読してあげるから、どうか「大丈夫よ」って言って。


また落葉林で


いつの間にもう秋!

昨日は夏だった・・・

おだやかな陽気な陽ざしが 林の中に ざわめいている

ひとところ 草の葉のゆれるあたりに

おまへが私のところからかへって行ったときに

あのあたりには うすい紫の花が咲いていた

そしていま おまへは 告げてよこす

私らは別離に耐へることが出来る と

澄んだ空に 大きなひびきが

鳴りわたる出発のやうに

私は雲を見る おまへはとおい山脈を見る

しかしすでに離れはじめた二つの眼ざし・・・

かへって来て みたす日は いつかへり来る?






ぼくの この気持ち あなたに届くかしら・・・