がーこ 見聞録

がーこの街歩きと飲み食いのブログ。

帰ってすぐに向かったのは「約束の地」

2009年08月17日 22時05分39秒 | 街歩き
 金沢から戻った翌日、絶対に行かなくてはならない「約束の地」へでかけました

 それはこちら大阪「四天王寺」です。
           

 お盆期間中の参道はなんとなくカラフル
 そして、たーくさんの人が黙々と「四天王寺」参道を歩いています。
           

 「四天王寺」さんへ到着する前にどうしても必要なのがこちらの「経木」
           

 経木故人俗名もしくは戒名を書き記し「四天王寺」へ持参します。
 
 がーこも自分の父、祖母の名を。
 連れ合いも、父、母、弟の名を。
 そしてもう一枚…がーこが手にしているこの経木には、昨年十二月に亡くなったがーこの心のおとん(心の父親)こと「真田健一郎」さんの「戒名」が書いてあります。今年は、おとんの初盆ですからね。
           

 でもって、なぜ「四天王寺」が約束の地なのかと言うと…。
 うーーん、やっぱりもう二度と再会できないことをその時すでに、がーこの本能は察知していたとしか思えないのですが…。
 最後に「真田」さんと会ったのは「真田」さん最後の出演舞台だった「信長」の上演地、ここ大阪で…「真田」さんとの最後の晩餐となった居酒屋で、がーこ、ひょんなことからこの「四天王寺」の話をしたのです。
          
 でもって、四天王寺のお話の中で特に「真田」さんが興味をしめしたのが…。
 四天王寺は宗派を問わず供養してくれるからお盆の時期にはすごい人がお参りにやってきて、経木に故人の名前を書きお堂で回向してもらった後「亀井戸」という井戸へ流すというくだり。
 
 真田さんは、東京の江東区亀戸の出身だったから、たぶんこの「亀井戸」という言葉に強い興味をしめされたのだと思います

 四天王寺ではこの「お流し」と呼ばれる経木流しのほかに、大きなろうそくに故人の名前を書き記し夕刻に灯をともす「万灯供養」という行事もお盆期間には行われており、がーこたちは毎回「お流し」と「万灯供養」をセットで行っています。
 今回は両家先祖代々の霊一本づつと、「初盆」である真田さんは単独でお願いしました。
 ↓ろうそくに一本づつ記入していただいているところ。
            

 ろうそくは記入してもらったところで預けますが、自ら灯しに夕刻訪れる方もおられます。
 
 その後、↓のテントがはってあるところにある小さな建屋で回向券というものを購入し、写真の左のお堂でお経をあげていただき、
           

 お流しへ向かいます。
               
           

 途中、前日の万灯供養のろうそくを落とし、次のろうそくを灯す準備をしている人たちと出会います。
           

 お流し処へ到着。
           

 この日は盂蘭盆会最終日ということで、ものすごい数の経木流しが行われており、実際に流すところを納めるのは不可能でした。

 ともかく、約束の地で約束を果たすことはできました
 
 
コメント
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