歩かない旅人

牛乳を毎日飲む人よりも、牛乳を毎日配達している人の方が健康である。

居方原発再稼働へ

2015-10-26 11:47:39 | 産経新聞を読んで

 

  

 エネルギーの利権を握っているものが、今世界を制していると言ってはばからない昨今、日本に対してもその勢力が猛威を振るい、原発反対をいかにも正義のごとく振り回す連中が後を絶ちません。

  

 あの小泉首相まで、どこから鼻薬を利かされたか大体の察しは付く人もいるでしょうが、原発反対を声高に言いまくり、顰蹙を買っているとは本人には分かっていないかもしれません。

  

 東北大震災以後。民主党の不手際を、棚に上げ、人気取りだけの原発廃止を始めてから、全国的に原発はストップしてしまいました。喜んでいるのは石油メジャーだけでしょうが、それのお先棒を担いでいたのが、一人はしゃいでいるのが日本でした。

   

 おかげで、年間4兆円の余計なエネルギー源を買う羽目になっていますが、メディアはそれを報じません。5年近くなりますがその間20兆円近い金額がそれに費やされて、それがいつまで続くか分からない始末です。反対派がいかに無責任か分かります。

 それがやっと二つ目の原発が動き出すというニュースは、良かったというより、やれやれと言う感じです。石油メジャーの権力と圧力は、それが通用する限り、今の世界の序列は変わりませんが、他のエネルギー源が見つかったりすれば一気に崩れるでしょう。

  

 それを手をこまねいて見ているはずがありません。戦争も辞さない大変な問題です。この利権を握っている連中は何も産油国ではなくても、西欧の一部の国に独占されています。ここにメタンハイドレートの、ニュースにもならない日本の立場が垣間見えます。

  

 とにかく良かったと言う他ありません。あのチャイナがイギリスに原発を売り込んだという、仰天するような話も、なぜか日本のメディアはだんまりを決め込んでいます。バカかもしれません。

 

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 伊方原発再稼働へ 愛媛知事同意、年明けにも…川内に次ぎ2例目、全国で加速も

   

 

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)について、同県の中村時広知事は26日、再稼働に同意する考えを表明し、四国電の佐伯勇人社長に伝えた。

 東京電力福島第1原発事故後に策定された新規制基準の下で地元同意の手続きが完了したのは、すでに再稼働している九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)1、2号機に次いで2例目。今後、全国的に再稼働の流れが加速する可能性がある。

  

 中村知事は、再稼働に同意した理由について、県議会の同意や、県が国とは別に要請した四国電力の安全対策の実施状況などを総合的に判断したと述べた。

 伊方3号機は設備の詳細な設計内容をまとめた工事計画の認可の審査や使用前検査などの手続きが残っており、再稼働は年明け以降になるとみられる。

  

 中村知事は再稼働の判断について、県議会と地元の伊方町の意見、安全対策に対する四国電力の取り組み姿勢、国の方針を判断材料と位置づけ「条件がそろった段階で総合的に判断する」との立場を示していた。

 県議会は今月9日の本会議で再稼働を容認する決議案を可決し、山下和彦・同町長は22日、再稼働に同意する考えを中村知事に伝えた。四国電も県が独自に求めていた国の基準を上回る耐震補強工事を完了させている。

 中村知事は事故発生時の国の責任などについて首相が明言する場の設置や経済産業相の地元訪問など8項目を国に要望。中村知事も出席した今月6日の原子力防災会議で、首相から「政府として責任を持って対処する」との言葉を得た。

 

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 こんなことで満足していては、世界最高峰の原爆発電の技術が泣きます。福島の原発でさえポンコツアメリカのゼネラル電機製でしたが、日本で改良して何とかあの程度の被害で済んでいるのです。

  

 日本はもっと自信を持つべきです。福島原発も地震に対してはびくともしなかったのです。水力ポンプを置いた場所が問題だっただけです。その後の処置も日本ならではの対応で何とか抑えています。

 マンションの手抜き工事が問題になっていますが、前の姉はぎ装工事はまだ倒れていません。厳しい日本の審査はそれそのことにある意味があります。自らの国を信頼しているから、あのような手抜き工事をこれだけ騒いで二度とできないようにしています。

  

 そこのいくばくかの日本の立ち直りを信じていくほかないでしょう。自分で何を言って居るのかわからなくなってきましたが、原発再開が二つ目になったと言う事は、どんどんこれから増えて行ってもらいたいという思いからです。