みどりの船

絵本と絵本まわりのこと、日々の雑感を少し。

でんでら竜がでてきたよ

2006-11-21 | ドキドキ/五感を刺激する絵本
 でんでらりゅうば でてくるばってん
  でんでられんけん でーてこんけん
  こんこられんけん こられられんけん
  こーんこん 

この歌、わらべうたの明子さんのところで、
最近よく歌うので、すっかり馴染みになりました。
どうやら、NHK教育でもずっと流れているのだ
そうですね。
うちは、お出かけだったり、昼寝時間だったりで、
何かと時間があわないことが多くて、
タイムリーに見たことがなく、一度見たいと思って
いるのです
(両手をクネクネさせる踊りを見てみたい!)

歌にあわせて、左手をパーにして手のひらを上にして
かまえ、右手で、グー、親指、ちょき
きつね(人差し指+小指)と変えていく、指遊びを
します。
右が終わると、手をかえて左手で。
それが終わると、右左、交互にやるという高度技。

この歌は、長崎のわらべうたで、意味は諸説あるよう
ですが、調べたところ

  出られるものなら 出てくるけれども
  出られないから  出てこないよ
  来られないから  来られないから
  来ない 来ない

という意味のようです。
言葉遊びですね。意味があるような、ないような。

この歌、なんと昭和52年にレコードにもなっている
らしいということも、調べがつきました(笑)
あと、さだまさしさんが歌っていたこともあるとか。
意外に一部では、前から馴染み深いものだったんですね。

そういうわけで、うちでもすっかり馴染みなのですが、
文庫でおはなし会をしている友人が、先日
でんでら竜の本を、子どもたちに見せているのを見て
釘付けになりました。

 『でんでら竜がでてきたよ
おのりえん/著 伊藤英一/挿絵  理論社

読んでみると、『ももいろのきりん』のキリカよろしく、
紙に描かれたでんでら竜が、夜な夜な、ありこちゃんの
描いてくれる食べものを食べて大きくなり、
長崎に帰っていくというお話。
でんでら竜の口癖やら、わがままぶり、やりたい放題の
奔放さが、なんとも楽しいのです!

絵本のカテゴリに入れてしまいましたが、少しずつ
読むにもよさそうな分量の章立てで、
幼年童話の分類になるかと思います。


我が家は明日の水曜日も、きっと、にぎやかに
♪でんでら・・・ です。
  
コメント (18)
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