メイキング・オブ・キー・オブ・ライフ
musicians >> Stevie Wonder, Nathan Watts: bass, Dean Parks: acoustic guitar, Larry Gittens: trumpet, Raymond Pounds: drums, Ben Bridges: guitar, Hank Redd: alto saxophone, Ronnie Foster: keyboards, Mike Sembello: guitar, Trevor Lawrence: tenor saxophone, Isiah "Greg" Brown: drums, Steve Madaio: trumpet, Raymond Maldunado: trumpet
cast >> Stevie Wonder, Berry Gordy, Quincy Jones, Herbie Hancock, Aisha Morris & Yolanda Simmons, Coolio ...
director >>David Heffernan(75min)
本作はイギリスのキャッスル・コミュニケイションズ、アイシス・プロダクション、ダニエル・テレビジョンの3社が、イギリスのBBC、アメリカのVH-1、オランダのNCRV局と共同製作し、各国のTV局で放送された後、一般用に発売されたもの。
1976年10月に発売され、初登場でビルボード No.1という快挙を成し遂げ、スティーヴィー・ワンダー( discography )のキャリアの中でも最高傑作の一枚として、アメリカの音楽史上、とりわけ '70年代のポップ、ロック、ブラック・ミュージック史における masterpiece である2枚組アルバム "キー・オブ・ライフ" ーーー。
ポピュラー・ミュージックを偉大な "芸術" にまで高めたと同時に、商業的成功も収め、それまでなかった音楽評論家とグラミー賞投票者との "意見の一致" を得ての、グラミー賞4部門【アルバム・オブ・ジ・イヤー / プロデューサー・オブ・ジ・イヤー / ベスト・ポップ男性シンガー / ベストR&B男性シンガー】獲得。この名盤中の名盤が完成するまでを、スティーヴィー自身やアルバム製作に携わったメンバーたちが直接語り、久々に集まってスタジオ演奏も披露する貴重な作品。
【chapter】1. Introduction(イントロダクション)/ Contusion(負傷)
2. Isn't She Lovely(可愛いアイシャ)/ Ngiculela - Es Una Historia - I Am Singing(歌を唄えば)
3. I Wish(回想)
4. If It's Magic(イフ・イッツ・マジック)
5. Sir Duke(愛するデューク)
6. Pastime Paradice(楽園の彼方へ)
7. Saturn(土星)
8. Village Ghetto Land(ヴィレッジ・ゲットー・ランド)
9. I Wish(回想)
10. Have A Talk With God(神とお話)
11. Black Man(ブラック・マン)
12. As(永遠の誓い)
13. I Wish(回想)
久々に顔をあわせたメンバーたち(← マイケル・センベロ〈 discography 〉の機関銃トークがスゴイ・笑)や、当時のモータウン社長ベリー・ゴーディ、娘のアイシャとその母が明かす秘話や、曲に込められた "想い"、その他クインシー・ジョーンズ( filmography )やアルバムで一曲ながら参加しているハービー・ハンコック( discography )、"Pastime Paradise" をサンプリングしたクーリオらが惜しみない称賛を送っています ーーー。
あまりにも時代を超越した "名盤" すぎて今さら語る必要もないでしょうが、"愛聴盤" にしている方もこれから聴こうという方にも、より理解を深め、ますますこの一枚を身近に感じさせてくれる作品です。
余談ですが、最近「完全限定生産」で再発されている "SHM - CD"・・・困るんだよなぁ(ため息)。
「高音質」+「限定」に弱い私(苦笑)。お金はかかるし、同じCDが2枚ずつ並ぶことに・・・マイっちゃうけど、コレクターだから欲しくなっちゃうんだよなぁ。"Songs In The Key Of Life" も、もちろん買い直しましたよ(辛・笑)。
>> Documentary - filmography(ドキュメンタリー 映画作品一覧)
>> Music(DVD/LD)- discography
2009-02-12