"The Color Purple"が日本公開されたのは 1986年 ーーー。
チラシのウラに【9月13日(土)より《感動》のロードショー! グランドシネマ(須貝ビル4F)】とあります(← この映画館は現在も札幌にあります)。
先日『 SmaSTATION!! 特別企画 大人が選ぶ泣ける洋画ベスト30!! 』というのがあって、その中にはランキングされていませんでしたが、私にとってこの作品は時代を超えていつでも "BEST 10" に入る一本 ーーー 特に、女性に観てほしい作品です。
『奇跡体験!アンビリバボー』を観ても泣きますから、映画を観て泣くのは日常茶飯事。
でも実は、いくつになっても、何度観ても "泣ける" 自分が好き(笑)。"涙" が出るというのは "感じる心" をまだ失くしていないということで、泣こうと思って泣けるものではなく "無" の状態で自然に涙が溢れてくるものなので「ストレス解消」・・・つまり "心をキレイに" "浄化" させる一番の方法だそうです(← by どこかの心理学者さんのコトバ)。
何度も観て、ストーリーも知り尽くしているのに、必ず同じところで涙が込みあげてくるシーンと、そのとき自分の置かれている状況によって、それとは違うシーンで込みあげてくることもあり、映画はある意味、自分の心理状態を映し出す "鏡" のようなもの。
この作品は当時 "母" と一緒に観に行きました。母が亡くなる少し前に、あまり広くない病室でふたり「あのシーンが忘れられないね」「うん、何度観てもいいよね」なんて話したのが想い出されます・・・・・。
なぜ、そのハナシになったのかは覚えていないけれど、とにかく母と私にとっては特別な "忘れられない" 作品 ーーー。
観ました。スガイで。例のごとく作品の中身は全然覚えていません。(怒らないでください。)前日のパッケージよりも、今日のパンフレット、鮮明に覚えています。綺麗な映像のイメージだけは残っています。
お母さんとの思い出の1ページ「カラー・パープル」、素晴らしいですね。映画でなく、ホロリときました。
もう、20年以上も前なんですね。年も取るはずです。フ~(これ、ため息。)
肝心の内容は全く覚えていないようですが(苦笑)、パンフレットのデザイン&綺麗な映像は「正解」です(笑)。もともとスペシャル・エディション以外のDVDのジャケもこのデザインです。
パンフレットは "purple" の表紙の窓の部分が切り絵のようになっていて、次ページの夕陽が重なって見えるようになっていて「お気に入り」です。
札幌に出てきた、学生1年目の作品ですから、そりゃあ20年以上経つワケですよ・・・はぁ~(ため息)