ほんとうにほんとうのことだけ

ああでもないこうでもないとアタマやムネの裡をぽろぽろとこぼしたりこぼれ落ちたり。

予定外

2009-05-23 13:50:05 | Weblog
『ブッシュ』を見におでかけ。
だけど。
寝てしまったんだ、これが。
寝るつもりなんかなかったのになぁ。
飲んだくれのだめだめくんのブッシュが、
気がついたら大統領になってた。

『グラン・トリノ』

2009-05-09 16:56:17 | 映画ほか
イーストウッドの『グラン・トリノ』、よかった。
途中まではちょっとだれた気分にもなったけれど、隣家のスーと
仲良くなりはじめるところあたりから俄然面白くなってきた。
多分、物語の中のイーストウッド演じるウォルトも同じように
高揚してきているような気がした。

偏見に満ち満ちた頭の固い、息子たちに言わせると
「50年代に生きている」ウォルト。
気に入らないことがあると睨み、減らず口をたたき、唾を吐く、
気骨あふれるくそじじいだ。
そして彼には煙草とビールが欠かせない。
息子たち、そしてその家族と何一つかみ合わず、溝が深まるばかりの
ウォルトはさぞかし偏屈じじいなのかと思いきや、結構友だちがいたりする。
同年代の同じような価値観を持っている人たちと言えばそうなのだけど、
それでも、ウォルトが誰とも無関係ではないと思うと彼に興味が湧いてくる。
そのウォルトの隣人としてモン族の家族が引っ越してくる。
習い性で「イエローが」と差別的発言をしたりする。
けれど、あることをきっかけにウォルトとこのモン族の家族は
交流を始めるようになる。
ウォルトは、モン族の家族との交流を通じてどんどん活き活きしていく。
もしかしたら、多民族だからお互いの伝統や文化をいい意味で知らずに
いることで、余計な気を使わずに済んでいるのかもしれない。
家族もウォルトもお互い明らかな他人として、ありのままのお互いを
受け入れ始めているように見えた。
実の息子たちとは、きっと実の家族だという無意識の甘えが
あったのかもしれない。
もちろん、ウォルトには50年代風の頑固で偏屈なところもあるだろう。
けれど、気持のどこかにお互いに「家族なんだからわかってくれよ」という
甘えや期待がなかったとはいえないように思う。
だからこそ親子の溝がより深まってしまったのではないだろうか。

ラストシーンに向かう後半はウォルトの気持ちが
どんどん清浄になっていくように感じた。
ああ、この人はやっと、本当にやっと自分を許したんだと思うと
泣けて泣けて仕方がなかった。

またもや糸井さん

2009-05-07 14:38:46 | Weblog
またもや「ほぼ日」でハゲシク納得した糸井さんのコラム。
以下引用す。



好きこそものの上手なれ」ということばと、
 「へたの横好き」ということばが相撲を取れば、
 どちらが勝つかは知らねども、
 「好き」は、人にたくさんの得をくれると思いますね。
 
 だいたい、ほれ、「へたの横好き」の人にしても、
 それだけ楽しんでいるんだから、悪かぁないでしょう。
 「好き」でやってて上手なのも、いいですよね。
 
 その反対に、「嫌い」がもたらしてくれるのはなにか。
 あえて探せば、安全ということではないでしょうか。
 「嫌い」だから避けたということで、
 いいにつけ悪いにつけ、なにかに巻き込まれないで済む。
 あとは、なんだろう。
 あれも嫌い、これも嫌いと言いつつ生きるのも道です。
 そういう芸風の表現者も、いくらでもいますし、
 嫌いと言いながら、奥のところでにやっと笑ってるような
 愛嬌のある「嫌い」も、ないわけじゃない。
 だけど、凡人はさ、「嫌い」で行くのはつまらないよな。
 
 「嫌いじゃない」というだけで、
 どれだけ理解が深まるか。
 「好き」とまで言わなくてもいいんで、
 「嫌いじゃない」というだけで、
 ずいぶんいろんな味わいを楽しめるんだよなぁ。
 
 食べもののことで考えたら、すぐわかるでしょう。
 ネギが嫌い、という人は、
 ネギのおいしさと縁を持てないわけですよね。
 でも、「嫌いじゃない」というだけで、
 とてもおいしいネギに出合えるかもしれないでしょう。
 クラシック音楽は嫌い、という人よりも、
 クラシック音楽も嫌いじゃないという人のほうが、
 「ああ、いいもんだなぁ」と思うチャンスが多いです。
 
 なんか、ぼくが「ほぼ日」で
 ひっきりなしに提案してることって、
 「嫌いじゃない」を広げたり増やしたりすること
 なのかもしれないなぁ、とね、ふと思ったんです。














昨日は

2009-05-06 21:14:47 | Weblog
『4ヵ月、3週と2日』を見た。

ありゃ、思ったとおりの展開。
1987年のチャウシェスク政権末期のルーマニアが舞台というところが特筆される。

抑圧されている社会を女子大生の中絶を通して見せていてかなり陰欝な気分になる。

おっ、好きかも

2009-05-05 19:05:01 | Weblog
TBSの小島慶子アナ、

ただいま、わたし的に

大ブレーク中。

『小島慶子のキラキラ』。
この春から『ストリーム』
のあと番組として

はじまりましたん。

『ストリーム』のファン

だったからかなり

色眼鏡で見てました。

が。

小島アナ、素晴らしい。

クール・ビューティと

思いきや超ぶっちゃけ系。
一瞬にして大ファンに。

曜日替わりの出演者も

これまたすごくて。

ちなみに水曜日には

ライムスターの

宇多丸さんす。

小島アナ、万歳。

メンテナンス

2009-05-04 20:20:10 | Weblog
フーレセラピーというものを受けた。
これは手ではなく足の裏で全身をもみほぐしていくもの。
足の裏なので、力のかかる範囲が広い。

私は脚がばりばりに凝っていてびっくり。
でもこれ、ちょっといいかも。