熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

年賀状

2014年12月18日 | 看病
医師達の予想とは裏腹に、母は快方に向かっております。
食べられず飲めず歩けずのどん底からの返り咲き。

治る気満々のお気楽さの力でしょうか。

死んだと思われるから年賀状は出す、というので、
早速買いに行ってきました。

12年前の自作の書と絵のデータがあるので、
プリントしたら楽勝です。

お友達は、一枚一枚書いていると思っているそうです。



おうちホスピス

2014年12月09日 | 看病
残念ながら徐々に母の体力が落ち、おうちホスピスしています。
先月末から妹も来て、娘ふたりに看病してもらって安心したのか、悪化は小休止。
痛みがないのが本当にありがたいことです。

病院と在宅医の連携も心強いです。
妹ファミリーもサプライズで次々励ましに訪れ、かなりご機嫌な母です。
ひ孫の動画を見たら、夢に出たと言ってうれしそう。

14年前、母は最後まで自宅で父のお世話をしました。
(私も仕事に追われつつ、いつか役に立つと介護日誌も書いていたのに紛失。悔しい!)

リビングに続く大空の見える部屋に介護ベッドを置いて、
まだ使っていないけどポータブルトイレもスタンバイ。

これはまったく父の時と同じパターンですが、母は父と違って自分は復帰すると思っています。

4人目ひ孫の妊娠のニュースに、
「私の生まれ変わりかと思ったけど、良くなってきているから違うみたい。ふふふ」と笑顔。
ひ孫に会いに行けるようがんばると言います。

抗がん剤をやめたとき、あと2、3年だとよく言っていたのですが、
いざとなると超楽観的。

父は末期がんの叔父を見舞った時に「まったく自分の病気に気がついてない。」と不思議がっていたのですが、自分もガンではなく治るものだと思い込んだままでした。

人生の最後は楽観的になる家系のようで、よかったかも。

ところで父の時に比べて、介護の市場がものすごく拡大しているのには驚きです。
あらゆるツールが増えてスーパーでも手に入り、前はなかったネットも使えて、本当に便利。

いろんなものを居ながらにして買い揃えられます。

さあ、出来るうちに親孝行!

しばらくコメント欄ナシで失礼します。