ご案内をさせて下さい!!

2011年11月26日 | Weblog

 間もなく12月です。こちら福岡も一段と寒くなってきました。2,3日前に北海道のお客様と電話で近況報告をさせて頂いた際には、既に北海道は雪で、最高気温が1℃とお聞きし驚きをかくせませんでした。日本全国寒い季節に入りますので皆様お身体御自愛ください。

さて、幣所主催のセミナー「H会」が目前になってまいりました。今年最後の「H会」ということで所長をはじめ職員全員、気合が入っております。

皆様には既にご案内済みと思いますが、「まだ申込をしていないけど12月4日都合ができた」という先生もいらっしゃると思いますので再度ご案内をさせて頂きます。

テーマ:歯科クリニックの「できるスタッフ」はこうして創る!   

講師:医療法人社団 明愛会 斉藤歯科医院  斉藤欽也先生                                                                                                               

日時:124() 13:00~16:00                                              場所:ニューオータニイン東京(東京都品川区大崎1-6-2)                           参加費:5,000円(2名の場合は8,000円)

齋藤先生は、静岡県富士市にて間もなく開業30周年を迎えられ、 

同業者からの歯科医院見学希望が絶えない医院としても有名でいらっしゃいます。

 

その齋藤先生に、「いかにしてスタッフの定着を図るのか。いかにして活気あるクリニックを創り、いかにして患者様の満足度をアップしていくのか

など多岐にわたり御講演頂く予定です。

加えて、今回は、斉藤歯科医院のスタッフの方にも御登壇頂き、現場での生の声も聞かせて頂けます。

 

齋藤先生からの御提案により、今回の先生への謝礼、セミナー収益は、

全額東日本大震災の義援金に充てさせて頂きます。

 

「H会」終了後には懇親会も開催予定でございますので、斉藤先生から引き続き色々なお話も聞けると思います。

 

先生、奥様以外にも医院のスタッフさんをお連れになってもよろしいかと思います。スタッフさんのスキルも間違いなくUPするのではないでしょうか。

 

現時点では残りほんの数席だけ空いております。

 

ご参加・ご質問等ございましたらお気軽に幣所までお電話下さい。

 

よろしくお願い致します。

 

監査部  築山 昌弘

 

金やプラチナを売却した時も確定申告が必要です!

2011年11月21日 | Weblog

今週になってすっかり寒くなりました。

さて、税理士事務所はいよいよ怒涛の繁忙期に突入します。年末調整~確定申告~3月法人決算と続く約半年間。

今年もしっかり体調管理をして乗り切ります!

確定申告で思い出しましたが、少し前に気になる記事をみつけました。

金融不安を背景にして、安全資産として金の需要が拡大し価格が上昇している金やプラチナの売却益の申告漏れが急増しているという記事です。

「 高松国税局が10日発表した四国4県の2010事務年度(10年7月~11年6月)の所得税の税務調査で、価格高騰で売買が活発化している金とプラチナの売却益の申告漏れが2億9千万円に上ったことが分かった。利用が広がるインターネット取引の申告漏れ金額は8億1千万円。同局は「いずれも課税対象になるとの認識が薄い」とし、調査に力を入れる方針だ。」   

金地金を売却した場合の所得は、原則、譲渡所得として課税されます。給料など他の所得と合わせて総合課税の対象になります。

また2012年からは1回200万円超の売買があった場合、金の売買をする取引業者は売り主などを記載した「支払調書」を税務署に提出することが取引業者に義務付けられます。これからはどこの誰と売買したのか、税務署は厳しくチェックするということです。

金やプラチナを売却した人、これから売ろうと思っている人はご注意を。

申告漏れがあったら重加算税35%、延滞税14.7%が課税されてしまいます。

忘れていた・・・では済まない事態になってしまいます。

監査部 川上裕也


ライフプラン-破滅家族を救え-

2011年11月14日 | Weblog

おはようございます。

もうご存知かもしれませんが、弊社所長が今度は小説を執筆いたしました

 福田英一著書『歯科医院経営 起死回生「6つの物語」』

主人公のスウェーデン系クオーター櫻木丈が歯科医院の問題を次々解決していくという物語です。

この櫻木丈がホントに素敵なんです

   第一話 スタッフの舞台を創りだせ-歯科衛生士の活性化策

   第二話 破滅家族を救え-決算診断とライフプラン

   第三話 正義の実力-税務調査に対抗せよ

   第四話 奇跡の挽回-税務署から歯科を守り抜け

   第五話 地方歯科医の底力-医院の事業承継問題

   第六話 もう一人の忘れ形見-歯科医師の遺産相続

もちろんライフプラン担当から是非読んでいただきたいのは第二話です

生活費が全然足りひん・・・

家庭もぎくしゃくしてきて・・・

私立に行かせていて教育費も嵩んで・・・

第二話のライフプランの話に登場する関西弁の瓜生夫人の悩みの一部です

ちゃんとライフプランを考えればすべて解決できるのです。

櫻木税務/労務事務所の櫻木丈がサクサク解決いたします。

皆様の抱えるお悩み解決のヒントになることがギューと詰まっています。

皆様の生活がより良くなるようハッピーになるよう心より願っております

   『歯科医院経営 起死回生「6つの物語」』
   福田英一著 デンタルダイヤモンド社
   A5版.284頁
   定価3,780円(3,600円+税)

津田千春


租税特別措置法26条

2011年11月07日 | 歯科情報

 

朝晩と寒くなってまいりましたが、皆さまはいかがお過ごしですか?

早いもので、もう年末に差し掛かってきました。

時期的にも、年末調整や確定申告の時期がやってきましたね。

今回も医科・歯科の先生方へ向けて、情報提供していきます。

医業や歯科医業を営む方で社会保険診療報酬による事業所得がある方は、事業所得の金額の計算に当たっては特例があることをご存知ですか?

先日、その特例計算で申告をしている約1650人の所得計約32億円が軽減されたことが会計検査院の調査で分かったそうです。

記事によりますと、小規模医療機関が経費を把握する事務作業を軽減するのが目的の制度だが、実際には多くの人が経費を把握していることも判明。保険外の診療も含めると年収が1億円を超える人もおり、検査院は「税負担の公平性の観点から問題」として財務省と厚生労働省に見直しを求めた。

この制度は、対象となる個人経営の医師や歯科医師に対し、収入に応じ57%72%4段階の経費率を設定して概算の経費を算出し、実際の経費に関わらず一律控除する。

関係者によると、検査院は0809年に制度の適用を受けた全国の医師や歯科医師延べ約1900人を抽出、うち実際の経費を把握できた約1650人を調査した。ほとんどの人は制度の経費率で算出した控除額が実際の経費を上回り、その差額が1000万円を超える人が約300人もいた。調査対象者がおさめた所得税はこの2年間で計約40億円だったが、検査院は制度がなければ約72億円だったと算出した。

さらに、保険が適用されない自由診療の報酬も合わせると、年収が5000万円を超える人が約300人おり、うち数人は1億円を超えていた。検査院は「控除額と実際の経費に大きな差があり問題だ。高額な収入のある開業医や歯科医は医療機関として規模も大きく、制度の趣旨にあわない」と指摘。財務所と厚労省は「指摘を真摯に受け止め適切な対応を検討したい」としている。 

この制度は自由診療がほとんどなく、国民全体が保険医療を受けていた時代に創設されたので、今の時代にそぐわなくなっているのは当然と言えるでしょう。

今年は震災後の復興支援のための国の補助負担もあり、いかに税収を増やすかと議論されている状況のなかで、この特例制度が見直される時期は早いのではないかと予測されています。

 

これから何かと忙しい時期がやってきます。

何事も早め早めに終わらせて、余裕を持って過ごしましょう!

 

                                                   近藤 ゆり