中小企業診断士 福田 徹 ブログ

経営コンサルタント・中小企業診断士・ビジネスファシリテーターによる経営者・起業家・管理者向けブログ

2次試験直前アドバイス~2009年中小業診断士試験

2009年10月20日 | 福田徹の診断士試験
 皆様、おはようございます。今日は10月20日火曜日、私は中小企業診断士の福田徹です。


 今週末の日曜日は、中小企業診断士2次試験です。

 今日は、2次試験を受験される方に試験直前のアドバイスを送ります。


 私からの直前アドバイスとは、「謙虚さを忘れない」ということです。


 2次試験を勉強していると、ともすると「経営者に教えてあげる」という感覚になるものです。

 設問の問いかけ方が、そのようになっているからかも知れません。

 または、中小企業診断士が企業の経営指導をする資格だから、そのような感覚を持つのかもしれません。


 しかし、現場で実際に対峙する経営者は経営のプロです。

 それも、その企業が現在いる業界のプロでもあります。

 よって、実際のコンサルティングにおいて、教えて貰わなければならないのは、むしろ診断士=コンサルタントの方なのです。
 
 
 ではなぜ、診断士=コンサルタントのような仕事が成立するのでしょうか。

 それは、診断士=コンサルタントが外部にいるために、経営者や社内と違う視点から問題点を指摘し、社内と違う切り口から解決策を提示しやすいからです。


 診断士は、経営者や企業側から教えを教えを乞いそれをよくよく理解した上で、経営者本人であったり、企業の中にいると見えづらいことを見えるようにして差し上げる。さらに、それについて解決の方向性を示す仕事なのです。

 ここで、外部から入るコンサルタントは、教えていただくことで、はじめて何が問題なのかが見えてくることが言えます。

 つまり、「経営者・企業から教えて貰うこと」は、診断士=コンサルタントにとって非常に重要なことなのです。


 だから、これから診断士になる皆さんは「教えてあげる」などと傲慢にならずに「謙虚さを忘れない」で、「経営者・企業から教えて貰う」姿勢をもつことが大切です。



 2次試験に話を戻すと、解答用紙が診断報告書であるならば、与件文は社長へのヒアリングや調査などコンサルタントが「経営者・企業から教えて貰った」内容です。

 試験では受験者にとって受動的に与えられますが、本来ならば社長から聞き出しすなり、調査をするなりして得た内容をまとめたものが与件文なのです。

 この与件文を謙虚な気持ちで読み、よくよく理解することが、与件企業の内部にいる社長には「見えづらいこと」を見つける早道です。


 中小企業診断士をめざす受験生の皆様。

 本番では、与件文を「経営者・企業から教えて貰う」という謙虚な気持ちで読んで下さい。



 このブログをお読みいただいた2次受験生のご健闘を祈念します。
 

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