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memo ∞「未来旅客機/SkyWhale evolución de los aviones espaciales una realidad 2014」

2014-01-17 | メモ

ビックリしたので、思わずメモります!

未来の旅客機「Sky Whale」が超カッコイイ!!  三階構造、自然治癒力・・・驚異の技術とは?(1/2)|TOCANA

トランスフォーマーを彷彿とさせるフォルムの、全く新しいコンセプトの旅客機「Sky Whale」がスペインの工業デザイナー、オスカー・ヴィナールによって発表され話題を呼んでいる。実現すれば、世界初総2階建て構造を持つ世界最大の大型旅客機「エアバスA380」の規模を遥かに凌ぐことになる。本当に空を飛ぶのかとさえ疑いたくなる「エアバスA380」の全幅が79.8mに対し、「SkyWhale」は88m、全長も約10m長い。しかし驚くのは、その設計コンセプトにある。

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■独特なフォルムに隠された秘密

「Sky Whale」の未来的フォルムの秘密は、比翼にある斜め上45度を向いたエンジンにある。この傾いたエンジンによって、垂直離着陸が可能になり、滑走路の小型化にもつながるのだ。全3対あるエンジンのうち、水平方向のエンジンは1対だけである。ヴィナールのコンセプトによれば、これにより、燃料の補給なくして在来機より長距離の飛行が可能になり、比翼の表面には超小型のソーラーパネルがハニカム状に敷き詰められ、太陽光からエネルギーが確保できるようになっている。

■ ユニークな三階構造、まるで現代版タイタニック

「SkyWhale」は、世界初の3階建ての旅客機であり、1番下の階からエコノミーと同等のツーリストクラス、次の階をビジネスクラス、そして最上階にファーストクラスと、乗客を搭乗クラスごとに分ける予定だ。

 総乗客数は755席で、長時間のフライトを楽しく快適に過ごせるためのサービスが提供される。まるで現代版タイタニック号のような作りである。1番階下のツーリストクラスでは窓からの景色を楽しむことは諦めなくてはいけないのかと思えば、すべての窓にバーチャル映像を映し出すスクリーンが設置され、自由な角度から空の旅を楽しむことができるようになっているという。また、1度に755人の乗客を輸送することにより、航空会社にとってもより経済的であると考えられている。

■自己修復する翼

 これまで、いかなる旅客機も、いくら整備をしていても経年劣化により、比翼の表面に小さな穴やひびができてしまい大きなダメージを受けていた。しかし「SkyWhale」は、その傷を自己修復する機能を持つ。それは、我々人間が出血した際に、かさぶたができ自然治癒するように、血管状のネットワークを比翼全体に張り巡らせ、損傷箇所を発見し次第、修復成分のあるガラス繊維で覆うという仕組みだ。まさに自然界の仕組みを航空機に応用した形である。このシステムの利点は、修復成分のみを補充あるいは交換することで、使用期間中ずっと、構造を修復できるようになることである。この自己修復により、元の強度の80~90%まで回復させることができ、本格的な修理の時にだけ、その箇所を熟練した整備士が修復することで、大幅な費用削減にもつながる。

「すべての技術は、燃料の消費をおさえ、機重を軽くし、環境のためにやさしい航空機の開発への糸口である。そして『Sky Whale』は、21世紀の環境を配慮した新しい航空機として、現存の技術と将来の新しいコンセプトを混合させた新しいデザインである」そう、オスカー・ヴィナールは各メディアの取材で語っているという。
(アナザー茂)

SkyWhale evolución de los aviones espaciales una realidad 2014


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