◎ 大統領の別注食器(磁器)が4年がかりで出来上がり、初めての披露とのこと。(初使用は非常に光栄なこと!)俳句まで作り披露、日本語も多く出し、漫画・絵文字まででてきたのには驚く!
安倍首相も演説の練習で昨夜は大変だったとのジョークを飛ばし、和気藹々を必死で演出していた。オバマ大統領の言葉にも出てきた日本語「おたがいのため」そのままで、好感が持てる!
しかし、座の盛り上げ役をさらったのは安倍首相のスピーチだった。まず、29日に日本の首相として初めて行う米上下両院合同会議での演説を前に練習をしているエピソードを披露。「演説の練習を部屋でしていたのですが、妻は聞き飽きたと言って、昨日は別々に寝ることになりました」と語ると笑いが起こった。米国の政界を舞台にした米テレビドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段(House of Cards)」の「ハードコア」ファンだと語るとまた笑いが起き、しかし政治家たちの激烈な競争を描いたこのドラマを閣僚たちに見せることはないと言うと、笑いは頂点に達した。
夕食会のメニューは日本と米国のつながりを意識したもので、オバマ大統領の出身地であるハワイのスタイルを取り入れた部分もあった。
前菜は日本人シェフとして、異なる国の料理や食材を融合したフュージョン料理を広めた「鉄人シェフ(アイアン・シェフ)」の森本正治(Masaharu Morimoto)さんによる「トロのタルタルとシーザー刺身サラダ」。サラダは透明のアセテートにくるまれ、水引をかけて贈り物を開くような演出が施された。
スープはチンゲン菜に、ハワイから取り寄せたヤシの芽とタケノコを合わせたコンソメで、献立によれば「バージニア(Virginia)産の塩漬けハムのチップを乗せたハワイ産パイナップルの天ぷら」と一緒に出された。コースのメインは「アメリカン(米国産)和牛のロースト、春野菜を添えて」。デザートは絹ごし豆腐と豆乳から作った大豆チーズケーキに旬を迎えたフロリダ(Florida)産ベリーを添えたヘルシーな一品だった。
夕食会にはSFシリーズ『スタートレック(Star Trek)』に出演した日系米国人俳優のジョージ・タケイ(George Takei)さん、米テレビプロデューサーのションダ・ライムズ(Shonda Rhimes)さん、米大リーグ機構(MLB)のロバート・マンフレッド(Robert Manfred)コミッショナー、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)シアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)のラッセル・ウィルソン(Russell Wilson)選手ら芸能人や著名人の他、外交分野の重鎮や議員らが招待された。(c)AFP/Andrew BEATTY
オバマ大統領主催の公式晩餐会も日米関係強く意識:Cubeニュース http://news.cube-soft.jp/archive/34387.html
28日の夜にオバマ大統領が主催する安倍総理大臣との公式晩餐会の概要が発表されました。安倍総理の地元の大吟醸で乾杯するほか、米国産の「WAGYU」ステーキをメインに据えるなど、食における日米関係を強く意識したメニューとなっています。
「謝意をもって日本の方々を歓迎し、ともに春と桜の見ごろを迎えるという趣向になっています」(ホワイトハウス社交担当)
「春」をテーマに掲げた28日夜の公式晩餐会はオバマ大統領が主催するもので、安倍総理と昭恵夫人を筆頭におよそ200人が参加する予定です。
フルコースの最初の一皿は刺身で彩られたシーザーサラダで、日本の伝統的な「水引」が飾られます。また、メインは日本の和牛の血をひく米国産「WAGYU」のステーキ、デザートの一部には絹ごし豆腐が使われるなど、食における日米関係を意識したメニューとなっています。
さらにオバマ大統領が去年、訪日した際に安倍総理と日本酒を酌み交わしたことを踏まえ、大統領自身のアイディアで乾杯の酒は安倍総理の地元・山口県を代表する日本酒「獺祭」の大吟醸になりました。
また、アメリカの大統領は来賓用にそれぞれ陶製の食器一式を製作しますが、オバマ大統領が生まれ育ったハワイの海の色をモチーフにした鮮やかな緑色の装飾が施されたセットが今回の晩餐会で初めて使用されるということです。(28日03:53) JNN/TBS
安倍首相、オバマ大統領の晩餐メニューは? 世界初「オバマ食器」でおもてなしされる http://huff.to/1DFcfmR
ホワイトハウスは4月27日、安倍晋三首相を招いて28日夜に開催する公式晩餐会のメニューの一部を発表した。アメリカのABCニュースによると、メニューは「春」をテーマにしたもので、ミシェル・オバマ夫人がデザインに参加して製作されたオバマ政権の公式食器「オバマ食器」も、この晩餐で初めて使われるという。
アメリカの大統領は、陶製の食器一式を製作することが通例となっており、それぞれ「レーガン食器」「クリントン食器」などと呼ばれ、ホワイトハウスの中にある「チャイナ(陶器)・ルーム」に保管されている。
これらの公式食器はホワイトハウスで公式晩餐を行う際などに使われるが、オバマ政権でつくられるのはこれが初めて。11の食器で構成された320セットがつくられた。
デザインにあたっては、ミシェル夫人が参加。オバマ大統領が生まれ育ったハワイの海「鮮やかな緑色」をモチーフに、金の縁取りがされた。
ミシェル夫人は近代的かつ実務的なデザインを要望し、かつ、これまでの赤や緑、青、黄色など、最近作られた食器とは異なる色を探したという。
ディナープレートには、第4代アメリカ大統領のジェームズ・マディソンが用いた皿の柄を白く飾り付け、メイン皿とデザート皿、そしてカップの側面には、大統領のマークが描かれた。
←レンゲに安倍川餅
安倍首相との晩餐の席では、明るい青色のテーブルクロスの上に並べられる。周りを桜や蘭の花で取り囲み、春の雨を表現するクリスタルのカーテンも掛けられるという。乾杯には、安倍首相の地元・山口県の日本酒、「獺祭」の大吟醸が選ばれた。
ワシントン・ポスト紙によると、メニューの作成には、「料理の鉄人」の和食の鉄人3代目の森本正治さんが助っ人に加わり、アメリカ料理に和風のテイストを加えたという。
最初の一皿は、シーザーサラダ。日本の「水引」で結ばれ、プレゼントの意味をもたせた。
ホワイトハウスにあるミシェル夫人の畑でとれたチンゲンサイを添えた、スモークサーモン、焼き鳥のサラダには麹がアレンジ。「四海巻き」の巻物も添えられる。ハワイ産パイナップルの天ぷらには、バージニア産のハムがトッピングされる。
メイン料理は、アメリカ産「WAGYU」(ワギュウ)のステーキ。1本約50ドル(約6000円)のカリフォルニアワイン「涼風」がサーブされる。
デザートはチーズケーキ。豆腐と豆乳が使われているという。砂糖でできたポットも飾りつけられる。