やっと出来上がった。
これで編物熱も少し冷めるであろう。
指まで編み込みにしたのが、なにより面倒臭かった!
細い糸で全体に編み込みしたから、目も詰まって暖かいはず。
形をほとんど借用したのは 嶋田俊之『手編みのてぶくろ』 に載っているフェアアイル手袋。
小指は下げたし、指の増し目も増やしたけれど、手のひらの柄あたり、元ネタの名残だ。
細い糸を探して、金の羊のラムウール2/14 を買った。
編むと色ってなんだか渋くなるんだよねぇ。
でも糸染めするほど本腰を入れたくはない。 染料やら助剤やら木綿と違うから、一から揃えるなんてイヤだし。
(十分本腰入っているじゃないか、という家族の冷たい視線…。)
縁のゴム編みがびろーんってなってしまったので、ビーズ用の一見テグスに見える細い透明なゴムを通した。
あれってポリウレタンだから、経年劣化するのよねぇ。
あれこれネットで見ていたら、『不埒な編物三昧』 にある掲示板に、
Stretchy Cast On という作り目の動画が紹介されているではないか!
ちょうど子供がミトンを編み始めようとしていたときだったので、試しにやらせてみた。
なるほど伸び縮みする。
ああ、わたしの手袋を作るまえに知っていれば…。
今回大いに参考にしたこの手袋の本のほかに、嶋田氏の本はマフラーの本 『裏も楽しい手編みのマフラー』 も持っている。
その本に載っているマフラーも、どれもこれも美しくて難しくて、これがまたわたしのチャレンジ精神を大いに刺激して困る。
いやわたし、ちくちくには極端に弱くって、首に巻くのはシルクばかりなんだけれど。
作っても使わないんだけれど。
と一生懸命自分を抑えているところ。
毛糸の靴下なら使うかも! と嶋田氏の 『手編みのソックス』 も気になるところだが、
手持ちの林ことみ氏の 『ニットであったか冬じたく』 に丁寧に作り方が載っているし、
手持ちの三國万里子氏の 『編みものこもの』 にも載っている。
一つも靴下を編まないうちから靴下レシピ本をもう一冊買っていいのか?
と一生懸命自分を抑えているところ。
本当は、死蔵してあった毛糸を使うのなら、ちゃんと使える物を作るのなら、等々
色々と自分に制約を付けて編物を解禁してしまったはずなのに、
気付けば糸は買う、本は買う、面倒くさいものは編む。
しかも実は今、段染め糸で靴下を編む、っていうのに惹かれておりまして…、
しかも実は、スパンコール糸まで買ってしまって、さるものを編もうとしていたりして…、
だめじゃないかっ!
ravelry にアップしました。
手袋で指の有るのは、よし!編もうと思わないと編まなくなってしまいました。どうも暇がない・・・
でもシェットランドウールヤーンは腐るほど有るので、時間が取れたら・・・と思ってますよ(笑)
私のおすすめはねじり目の作り目よりも、1目ずつ裏表を交互に作る作り目。次の段は表のみ編んで裏はスリップ、次の段で表と裏の目をひねって表2目、裏2目にするゴム編みです。
こっちの方がしっかり締まって弛まず、綺麗に行きます。
私もこの冬はセーター3枚カーディガン2枚靴下は死ぬほど編みましたが、編み込みはポイントのみです。
だって毛糸の靴下ってすぐに穴があいちゃうから・・・
早速はめて近所まで出かけてみました。
風が抜ける…。
それで家に帰って軽く水通しして、いま乾かしています。
この毛糸の糸屑を丸めて、風呂でフェルトボールにしてみたら、すごく絡みやすかったんですよ。
だから軽い水通しでも少しフェルト化したと思います。
シェットランドルールヤーン、憧れの響きです。
いやいや、そこに手を出しては…!
ゴム編み、わたしも編みながら、1目ゴム編みじゃなくて2目ゴム編みにすればよかったー、と思いました。
2目ゴム編みの作り目は、まえレッグウォーマーを作ったときに分かったつもりです。
ももんがさんやっぱりたくさん編んでるんですねぇ。
靴下も編んでみたいですが、今はやりの靴下用のナイロン混の毛糸なら、
穴はあきにくいでしょうかね?