櫂太は続けて考えました。
(話の元ネタがあるにしても、わざわざ作中の告発者に自分の名前に近い名前を付けるなんて、大塚さんにも何か訴えたい事があったのかな…。)
でも、結局こうして大塚由広が自身で全部没にしてしまった以上、それが何かは分かりませんでした。
(プリンターのインクは時間が経つと薄く劣化するけど…。)
取り敢えず、櫂太は冊子をファイルに入れて本棚に仕舞いました。
次回最終回です。
尚、この作品はフィクションにつき、実在の人物、団体、事件等とは一切関係ありません。
物語中の組織的ストーカー行為の描写は、実体験に基づき構成しています。
本作品は二次創作ではなく、オリジナル作品です。
作者の許可なく、作品の使用、複製、転載等をする事を禁止します。
『今、半分空の上にいるから』は、二次創作ではなく、最初からオリジナル作品であり、他の作品とは無関係です。