ドイツの整形外科技術を基にした、足に合う、おしゃれな靴作り

足と靴の学校フロイデのマイスター1年コース日記

ドイツ研修記 その②

2010-03-09 14:44:50 | 日記



マイスター1年コースドイツ研修後半編。
ハノーバーのマイスター学校の修了試験を無事に終えた後、
ドイツにある靴関連企業や博物館を巡ってきました。



靴の歴史のあるヨーロッパで、
そして、とりわけオートペディシューテクニックの
古い歴史のある本場ドイツで、
革と靴の仕事に携わっているさまざまな方にお会いして、
商品の作られている様子を実際に見て、
そして商品の歴史や品質の話を聞かせていただきました。

1年間フロイデでお世話になっていた材料や接着剤が
実際に様々な工程を経て、様々な人の手を通して
作られている事を知り、
人に喜ばれる靴作りの奥深さを
改めて感じることができた研修でした。



革博物館の歴史的な資料も、



ドイツ靴トップメーカーの現場も、



約2週間ではとうてい全てを見ることはできませんでしたが、



お天気にも恵まれ、ケガも病気もなく
ドイツの文化と人々にも触れることができた
思い出深い研修となりました。







ドイツ研修記 その①

2010-03-01 21:32:21 | 日記




約2週間の日程で行われた
マイスター1年コースのドイツ研修。

フロイデの姉妹校である
ドイツ・ハノーバーのマイスター学校での
授業および修了試験をはじめ、
本場ドイツ・オートペディの靴関連企業を訪問してきました。



こちらがハノーバーにあるドイツで唯一の公立のマイスター学校。
本場のマイスターから直接教わる授業も含め、
試験を受けて見事全員合格し、
マイスター学校の修了証書をもらうことができました。





約1週間のマイスター学校留学中、
ハノーバーの中心にあるホテルに滞在して
毎日みんなで電車通学で通いました。

朝早くて夜も早いのがドイツスタイルで
毎日朝8時から夕方5時までの
授業および試験は
長い様であっという間に終わってしまいました。




マイスターにはそれぞれ独自のスタイルがあり、
もちろん日本のやり方と全く同じではないのですが、
皆、懇切丁寧に教えてくれました。



修了試験が無事に終わって一安心。
次はドイツ最大の靴工場や靴博物館、
そしてトリアのタンニンなめし工場見学など
盛りだくさんのスケジュールで
本場の靴関連施設を訪問しました。
その様子はまた次回にご報告します。